2024.2.14日記

今日はバレンタインですね。先んじて月曜に買い物に行った際にチョコを買ってもらいました。

マカロンでした。Pierre Herméですよ、知ってます?ピエール・エルメ。私は去年まで知りませんでした。「21世紀のパティスリー界を先導する第一人者」ですよ、「パティスリー界のピカソ」ですよ、ホームページにそう書いてました。マカロンってなんか見た目に反して密度高いですよね、見た目ほんわかしてるじゃないですか、だから最初に食べた時びっくりしました。食べた時ってか、手に持った瞬間から、「え、重くない?」って、こっちはフワフワ系想像してるから、マシュマロみたいなん想像してるから、えらくずっしりしてるなと。食べてみるとさらに驚きますよ。ずっしりしてるのに抵抗感なく歯が入っていく。サクッとフワッの間の食感、サワッ。と中の地層に歯の先端が到達しますと、中はしっとりと滑らかなクリームになっている。高密度は食感だけではなく、味にも言えることである。たとえばフランボワーズ。あの直径3、4センチの菓子の中に果実がぎっちりと凝縮されて詰まっている。小さいかけらなのに口の中一面にフランボワーズの味が広がる。なかなかすごい食べ物です、マカロン。お見それしやした。