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Design Map v0.2

この地図は、比較的初学者向けにデザインの地図を提供することを考えて見ました。デザイン思考や、ダブルダイヤモンド、システミックデザインといったものに影響を受けつつも、共感や概念化、プロトタイプと言った言葉を極力つかわず、子ども達でもわかるように表現したものです。

これはフレームワークではなく、あくまでも地図です。この順番でやってくというものでもなく、自分のなかできっかけになった、もやもやや問いとがひっかかるところから広げればいいと思います。

デザイン思考がブームになり、単なるツールやメソッドとして手垢にまみれてしまい、その本質から離れて言ってしまっています。そのカウンターとしてのフレームワークがいくつか提案されていますが、どの方法も、メソッドやフレームワークの競い合いで、言葉の遊びにしか捉えられないところがあります。

一度、初心にもどって、どのように自分はデザインをしてきたのか、そしてどのようにこれからデザインをしたいのか、受託ビジネスでしかなかったグラフィックデザインやUXデザインから離れて、社会に対するもやもやをみずから解決しようとするソーシャルデザインに舵を切ろうとしてるものとして、その中間にある経験を整理してみたものです。

今回はタスクリストのように、考えられるものを羅列しましたが、繰り返しますが、この順番にこなしていくものではありません。将来的には各問いにたいして、そこにある本質的な言葉をあぶり出してまとめて見たいと思っています。

地図やメソッド、フレームワークというのは、得てして冗長になりがちです。この中から使えるものだけ、取り出して使う、最後には心のなかのもやもやと体を動かした直感の結果を信じるというのもデザイナーの1つの姿勢かもしれません。

Design Map v0.1

Why ?

  • 自分の中のもやもやに気づいたから

  • 社会の中のもやもやに気がついたから

  • なにかにつまづいたから

  • 人に相談されたから

Where ?

  • 自分や友人に向けて

  • 住んでる街や学校にむけて

  • 社会・地球全体にむけて

How Thinking ?

  • 調べる

  • データを読む

  • 聞いてみる

  • 言葉にしてみる

  • 意見をもらう

  • 歴史に学ぶ

  • 地図を作る

  • 物語をつくる

  • 問いを見つける

  • 直感を大切にする

How Creative ?

  • 体をつかって考えて見る

  • アイデアを形にしてみる

  • 仲間といっしょにつくる

  • キャッチボールをする

  • 設計図をつくる

  • 試作してみる

  • 作っては壊し、作っては壊し

  • 細部にこだわる

  • 繰り返す、アップデートを続ける

What ?

  • プロダクト

  • ブックレット・ウエブサイト

  • ワークショップ

  • イベント

  • 組織・居場所作り

  • ムーブメント・活動・SNS

  • 政治・行政・非営利事業・社会起業

Who ?

  • 自分で

  • 誰かを巻き込んで

  • 専門家に依頼して

  • 工場で

  • 社会と共に

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