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繭棚考察書簡:2023-9-15:ペルソナ


朝起きて、モヤモヤしたのは、繭棚のお客様って誰だろうってことだった。子ども達? おばあちゃん? 漫然とした言葉は浮かんでいるけど、まだしっかり形にしてない。

ペルソナを作ろう

そう、ペルソナをつくるべきなんだ。プラグマティック・ペルソナで構わないので、お客様像を具体的にモデリングすべき時期が来たのだと思った。

ぼちぼち本業のデザインコンサルタントとしての仕事をしよう。

本来、市場調査やユーザーインタビューを経てつくるらなければならないペルソナを、暫定的に妄想だけで作るのがプラグマティック・ペルソナだ。それがなければ、そのあとのAB3Cの差別的優位点とベネフィットについて分析と策定ができない。

たとえば以下のような項目を妄想してみよう

  • 通り名

  • 年齢

  • 性別

  • 職業

  • 住んでいる地域

  • 家族構成

  • 世帯年収

  • 繭棚に来てみたいと思った理由

  • その人の似顔絵

今回、年齢層がとても重要だと思ったので、年齢区分を子供服や女性誌の区分をヒントにつくってみた。これをつかって対象年齢をモデリングする。

年齢区分

  • トドラーズ:0〜3歳(赤ちゃん)

  • プレスクラーズ:3歳~5歳(未就学児)

  • キッズ:6歳~8歳(小学校低学年)

  • トウィンーズ:9歳-12歳(小学校高学年)

  • ティーンズ:13歳~15歳(中学生)

  • ヤング:16〜24歳(高校大学生)

  • アダルト:25〜44歳(子育て世代)

  • プライム:45〜64歳(円熟期)

  • シニア:65〜74歳(前期高齢者、年金世代)

  • エルダー:75歳以上(後期高齢者)

さらにこんな属性も考えられる。

  • 貧困

  • 不登校、引きこもり

  • 障害(身体や精神)

  • マイノリティ(LGBTQ+、国籍、肌のいろ、歴史的経緯など)

これらでペルソナができれば、次ぎにAB3Cのシートの、顧客の欄にこのペルソナを1枚につき1名書き、その人に提供できる強み、競合の分析、提供できるベネフィット、差別的優位点を洗い出せば、ビジネスの戦略は策定できる。これは何度もやってきたので、まずはペルソナを知ること、自分の強みを知ること、競合を知ることの3つをやればいい。

AB3C

ここまでつくれれば、事業計画の半分ができたことになる。あとはマネタイズをして合体すれば、完成となる。

デザイン思考

もちろん、考察は、デザイン思考のプロセスで、一進一体で、テスト、試作品を大切にする。

  • もやもやを探る(探求)

  • もやもやの裏側を知る

  • もやもやの裏側を言語化(問い)する(リフレーム)

  • 言語化したものラフスケッチを作る

  • ラフスケッチでかいたアイデアを試して見る(創造)

  • アイデアを評価して改善する

  • 周りを巻き込んでみる(触媒作用)

専門的には以下のような図で表せるのだけど、これは難しいしまだ改良中だからわからなくていい。

システミックデザインより

オリジナルのダイヤグラムを作ってみた…朝のへんなテンション
お昼に少しアップデート


え、これがデザイン? だって「何を」デザインしていいかわからない時代じゃない。デザイナーってここまで突っ込むのよ。かわいい絵を描く仕事じゃないの、本当のデザイナーって

詳しく知りたくなったらこっちの記事(難しい)をどうぞ

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