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 田んぼの水位が見たいです! (2006) - 「田んぼdeカメラ」を試してみた。

このプロジェクトは、南小国町地域おこし協力隊により取り発足しました。

¨¨ チーム ¨¨

今回は地域パートナー:「アップルミント」の梅木正一さんと、
色々と考え、「田んぼの水位が見れたらねー」のアイディアから生まれたプロジェクト。

梅木さんが稲の説明をしています。子供と田んぼで草取りをします。
(南小国町の教育に一部、「手で田んぼ」、梅木さんがやり方を教えます)

¨¨ 目的 ¨¨

南小国町の課題を考えたときは:

  • 田んぼに手を加える人が減ってる

  • 田んぼが空き地になり、誰かに任せたい

  • 梅木さんに声をかけ、山奥だけど、米作ってくれないか・

この全日本で起こっている農園の続き問題、人手が足りてない、あき田んぼはボウボウで悲しい状態。
梅木さんはできる限り、その山奥にあるあの田んぼにも手を付けたいわけ。
じゃ、やろうと。
けれども、稲を植えて、毎日水が足りてるか(入っているか?)逆に、水が多いのではないかを見にいきます。
山道で、軽トラに乗って、往復1時間半かかります。

そこ!
リモートで水量、水位が分かれば、毎日何時間も稼げれるのではないか!
と:目的:遠隔で水田の水を監視したいです!

¨¨ 機材 ¨¨

今回は機材として、監視カメラを導入していきたいです。
>バッテリーがソーラーパネルと一緒に組まれていて、電気の線も必要なくそのまま使用できます。
>アプリがついていて、Wi-Fiと繋がると携帯で映像が見えます。

YESKAMO電池式ソーラーパネル付き防犯カメラ
(ケーブル延長を作って、ソーラーパネルをどこにでも付けれるようにしています。)

¨¨ 電波 ¨¨

> 田んぼ自体は南小国町の街中ですが、フリーWi-Fiのあるきよらカァサ(物産館)からも離れていて、特にWi-Fiは元から飛んでありません。
自分が引っ越しの時に大阪から持ってきたポケットWi-Fiを試してみれば?とのことで、まずはメーカーのWEBサイトで電波範囲内であるかどうかを確認します。大丈夫そうでしたので、試しましたが、つながらず。
>Wi-Fi機器、エクステンダーなり、その他のルーター機材も試してみれば、やはり、電波が引っ張れない状態です。
>!基本は野外での機材となりますので、完全防水性を求めていましたが、なかなかありませんでした。

au Wi-Fiの電波図・ Wi-Fiルーター例


¨¨ 電気 ¨¨

> バッテリーが5VベースでUSBまたはソーラーパネルで充電できるカメラです。
非常に簡単な仕組みであって、使いやすいですが、2年半でパネルがダメになりましたので、パネル部分を再度購入する事が必要であって、またはアダプターで電源を取ること。


小型ソーラーパネル(カメラの付属品)


¨¨ 現場・準備§導入 ¨¨

田んぼを貸していただく、梅木さんと打ち合わせながら、いつからどこで設置をするか。
202006
>子供と田んぼの苗植えをする時に試しに入れてみました。Wi-Fiの繋がらない田んぼでカメラ動作確認に使用。
(この田んぼでは監視し、家でまたWi-Fiに繋げると動きを確認することにしました。)

監視カメラの設置例:田んぼでの子供の作業を見守ります。


携帯での管理画面;田んぼでセンサーが動きを測ったときに、
サーバーに数秒の動画を収録するカメラです。指で「緑色」のところをスライドすると、どの動きがあったのか確認可能です。(本来は猪の監視に使用おすすめです。)


¨¨ メンテ・システム開発 ¨¨

 今回はシステム必要無し、アプリのアップデートと操作を覚えれば、監視できます。(アカウント登録は必要です!パスワード忘れご注意=)
メンテではカメラが起動しなかった場合対応をすることですが、カメラを(何箇所かで)設置してから2年ではメンテ無しで行けまして、それからソーラーパネルがダメになりました。
(変換パネルを導入することまたはカメラをUSBで電源に繋げることが必要となります。)

監視画面からの写真をダウンロードできます。


¨¨ 予算感 ¨¨

どの部分でも、ティームの皆さんにも、初めてのプロジェクトでありました。
> 機材の費用:監視カメラ(バッテリー込み)15000円〜
>  Wi-Fiを設置するなら;月々3500円〜
www.wifi-rental.comでは、半年で(5月頭〜10月末)5万円を超えてしまう場合が多いので年間契約の方が安く済みます。
田んぼがWi-Fiのある建物の近くであれば、エキステンダーでも済む場合があります。


室内でも使用してました(どぶろく酒造場にて)
(ソーラーパネルは外まで引っ張っているため、コードを延長しました)

¨¨ 勉強まとめ ¨¨

誰に向けてカメラを設置をするかにも関わってきますが、
やはり シンプルイズベスト の方法を選ぶべきです:
>こちらは色々とセンサー型、Aiカメラでも試した上で一番単純でおすすめにできます。

以前試したシステムと比べると:
☆センサーのデータで見るより、目で状況が見たいと言う意見をいただきました。(データの不安定な場合もあり得ます、目ではすぐにわかります。)
☆Aiカメラではやはり費用が大きい割に、結果がまだまだ簡単に出せません。

*監視カメラの Wi-Fiを単独で田んぼの時期に借りれたらよかったのですが、現在は年間契約しかありませんので、田んぼの時期以外では別のところでカメラと共に設置をすることを検討すればと思います。
例:川の水位確認に、冬農作物の監視に、災害カメラに。。。*

現在(2022年12月〜)カメラちゃんを水路の監視に使用しています。
> 田んぼに使用される山水が川から分かれてくる場所でゴミが詰まらないかを観れるようにしています。(後々は細かい記事をアップする予定です)

カメラのアングルを決めて設置しました。


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