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ガチョウ一羽分の幸福:仕込み・スープ・レバー編

※グロ(かもしれない)注意!頭飛ばして羽毟り途中のガチョウ画像あり


よぉ!現代人の皆元気?
11月21日、バングリーの誕生日だったから自分のためにガチョウ一羽さばいたよ。
今回はガチョウ一羽で、どれだけの料理ができるのか紹介するぜ、
よろしくね!
んじゃ、いってみようか

ガチョウの皆様
ガチョウの「殿下」最期の横顔

今回さばいたのは↑このガチョウ、名前は「殿下」。
バングリーの養父が死んだ2019年5月。ほんのチョ~ットだけ寂しい感じになっていた頃、埼玉の”胡散臭い荒井さん”がガチョウ4羽をぼったくり価格でわたしに売りつけたガチョウ。

いつもの手順、昌之(斧)で殿下の首を飛ばし血抜きしお湯につけた後に羽を毟る。ガチョウの羽はつまり「ダウン」だから、綺麗に保管しておいてそれなりのダウンが貯まったらクッションとかなんでも作れるよ。
今回は羽の利用は無し。このまま大地に還るまで放置。
「白い鳥の羽」って幸せの象徴とか言われてるよね。道路とかに落ちてると「ラッキー」って感じでしょ?・・・ソレ・・・、もしかしたらバングリーがさばいた鳥の羽・・かもよ?ふふ♪

ある程度羽毟った段階の殿下

よく研いだナイフで手際よく解体。骨は斧で割って出汁が出やすくなるように処理。
骨・手羽・皮はスープ作りに、胸肉・モモ肉・ささみはそれぞれ色んな料理になってくよ~。
ガチョウのレバーはつまりフォアグラ。市販のフォアグラってのは高いしデカいよね?あれね、スゲー可哀相な飼育によってできてるんだ。ガチョウとかカモを狭いところで飼育して、無理やりホースでガチョウの口に餌(流動食系の餌)を流し込むんだ。ガチョウって「飢え」に物凄く強い鳥で普段から粗食だし草食強めなんだよ。そんなガチョウに「強引」にクソみたいな餌流し込むんだぜ!?そこまでしてフォアグラなんか食いたいのかよ?そこまでしてフォアグラで金儲けしたいのかよ?そこまでしてフォアグラで「料理の表現」したいのかよ?・・・ってバングリーは思っちゃうけど、まあ、仕方ない事なんだろうね、くそ・・・。

鍋がスープ用・皿に入ってるのが各部位の肉

殿下はメスだから肉量的には大型種の鶏(岡崎おうはん・天草大王)の雄くらい。5年生きたからモモ肉は固い。
メスってことで肉量はアレだけど、脂肪分は凄く多いから濃厚な良いスープが出来るよ。

薪ストーブでスープ作り

↑これには骨類の他、ニンニク・ショウガの皮・ホール胡椒・スクメルを入れて3時間位遠火で放置。途中湧き水を足しながらジックリ出汁を抽出。
このスープはこの後色々使いまわすよ~、それも紹介していくね~。

左:醤油味から揚げ 右:ガチョウ南蛮

↑から揚げはササミ一本・胸肉一枚で仕込んで、ガチョウ南蛮もササミ一本・胸肉一枚で仕込んだよ。
バングリー冷蔵庫使わないから、これは涼しいところで保管。今の時期なら常温保存でも四日はもつかな。

殿下の心臓

心臓は生でワサビ醤油で食べるよ。

スープが出来たら、次はガラについてる肉を丁寧に取っていく。これも充分「肉」だからな・・・とはいえ、殿下は「年寄」だからこの肉が固い!だから今回は少ししか取れなかった。
肉を取って用済みになった骨は犬連中に分け与えて完了!
ちなみに、飛ばした首・足・内臓は「ある計画」のため、今回は野生動物に振舞った。「ある計画」はソレが成功した時に紹介するね。

骨から取った肉と骨の残骸

↑骨から取った肉の量は、画像だと分かりにくいけど大体コーヒーカップ並々一杯くらい。

レバーと野菜の甘味噌炒め

↑バングリーはレバーが嫌いだから、今回はオヤジにあげる事にしたよ。
バングリー、同居離婚してるんだ。だからオヤジって「元旦那」の事ね。そういう記事も書いてるから読んでみてね~。

これかなり長い記事になるから今回はこれで〆るよ。
次回はスープの利用と、そこから変化していく料理について~♬
読んでくれて有難う!また会おうぜ、あばよ!
以上デース

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