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実録:同居離婚日記11月11日からの11日間

離婚したのは今年の9月8日。
「自給自足」というのは世間から「穏やか・朗らか・安らぎ・平穏」というイメージを持たれがちだけど、その規模・思想によっては厳しく先が見えないものになる。
わたしは、ずっと以前から離婚を考えていた。何度もその話にもなった。離婚決行の足止めになるのはいつでも”家畜連中の存在”だった。
オヤジ(元旦那)は自給自足なんてどうでも良かった。どうでも良かったから家畜を「防げたはずの無駄死」によって失った事に、何の反省も改善も無く責任逃れを繰り返した。
オヤジをこの下界の家から追い出す事も出来る。この家はわたしが買った。
でも、奴はこの家を自分の工房として使っている面がある。追い出したら創作活動は完全に出来なくなる。
わたしはオヤジに復讐・逆襲・呪い・追い詰め行為などをするつもりはない。
慰謝料だのなんだのとややこしい事になるのも面倒だから避けたい。そもそもオヤジにそんなもんの支払い能力は無い。

そういう色々を踏まえた結果、同居離婚というカタチになった。
勿論、贖罪はさせる。どれだけ多くの家畜・金・時間・心・農作物をわたしが失ってきたかはオヤジ自身が認めなくても”自覚”は持っているから、同居離婚の協議はスムーズに行われた。

生活面でのルール・金銭面でのあれこれ・家畜連中の世話の役割分担などはガッチリと細かく決めた。
そして、また今度、イワオを失ったように他の家畜を「オヤジの不備」で失った時は容赦無く追い出す事も告げた。

同居離婚はルール・秩序も大切だけど、精神力が一番ものを言うという実感がある。
相手との境界線は精神力でしか作れない。
オヤジが怪我をした・自分の食事も満足に作れていない・・・などの様子を見た時、つい助けたくなるのも事実。でも、そこで手を貸したら離婚前と同じ事。
そういう場面を見ても無視できる精神力が必要。

オヤジが一人で何かにムカつき舌打ちしたりする行為は許し難い。そういう場合でも自分の感情が「何も動じない」ようにするのも精神力。ウゼーともクソ!とも思わない事・何があったんだろう?・・などという余計な気回しもしない。「ざまぁ~!」とかも思わない事。案外難しいけど精神修行と思えば、まあ・・・イケる。

現時点ではまだ同居離婚11日だから、今後色々な問題が出てくる可能性は大いにある。
そういう事なんかも今後は書いていこうと思う。
同居離婚は、考え方によってメリットもある。相手のツラも見たくない・相手の存在も気配も感じたくない・・と思っている夫婦には不向きだとは思うけど、多少の妥協と細かなルール作りを受け入れられる夫婦にはもってこいのカタチかもしれない。

わたしはイワオが死んだ11日から三日間、アドレナリン出まくりで動き続けた。おかげで部屋の掃除や服作りのための製図も出来た。
それらが一回止まり、その後の2日間はダークサイドにどっぷり堕ちた。
そして一時的に復活し、またダークサイドに戻るというサイクルの中に居る。早く安定した日々を取り戻したい。
 今日は早朝4時まではダークサイド。その後いきなり復活。
そして今からウオッカ。
わたしの明日はどうなるか・・・・

追記:ニッキー!(点滅日記ちゃん)・Jeyちゃん!・ヒコ!
バングリーの記事「スキ」してくれて有難う!三人の存在感を「スキ」から感じて、スゲー――励まされてるよ!心の奥深くから感謝してる!


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