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【覚書】新年初っ端からやっぱり娘が可愛かった話

無事、冬休みが終わった。

あくせくと過ぎる年末年始。
イライラとすることも多かったが、
娘には癒してもらった。

まず、年末、
娘を連れてスーパーに行くと、
娘お気に入りの「ちゃお」が発売しているのを発見。

今月の付録はモフモフの斜め掛けバッグ。
「かわいい…」
早速、娘はガッツリとハートを掴まれる。
「ほしいほしいほしい〜!!!」
「あかんよ、自分のお小遣いで買うんやで。ママは買わへんよ。」
基本的に何かのご褒美以外では買わないように
自分に言い聞かせている。
(つい根気負けして買ってしまうこともあるが)
「うーん…どうしよう…お金ないしなあ…」
悩みながら(と言っても数十秒)
「買う!自分で買うからとりあえずママ、買って。後で渡すから!」
と宣言するので、購入して帰る。
帰って早速、付録を開けて喜ぶ娘に
「ほら、きちんと払ってね。」と
財布を出すよう促す
渋々、財布を開け、中から小銭を出す娘。
千円札が一枚と
大量の一円玉混じりの小銭。
「いーち、にー、さーん、…あれ、三百円しかないなあ。」
な、何!?
「三百円でいい?」
いいわけあるか!!!
彼女の中では千円札はないものとされている。
「千円あるやん。お釣り渡そか?」
「え!いや!!!だってお金なくなるやん!」
お金なくなるやんって返すって言うたやん。
「千円はいや!!!」と言い張る娘。
仕方なく私は大量の一円玉と十円玉をかき集め
なんとか600円は徴収。
娘への教育ってなんだろう。
これでいいんだろうか、私。

そして、年明け。
息子にかかりきりで、娘はほぼ夫に任せていた。
毎朝「宿題してからテレビ見るんやで」と声をかけると
「はーい」と返事をして数分自室に閉じこもるのを見届け、
私が息子を塾に送って帰ってくると、
テレビを見ている娘がいるという毎日。
冬休み最終日、「じゃあ、チェックしようかな」と娘の宿題をチェックし始めた私。
おいおいおい…

計算ドリルはやるべきところを10ページすっ飛ばしているし、
漢字ドリルは独特の書き取り。
な、な、なんじゃコラー

漢字ドリルは漢字ノートに、文章を書いて、
その行の余ったところに漢字を練習するというシステムなのだが、
(「船に乗る。船船船…」みたいな感じで)

それに対して、娘の書き取りは、例えば

「私の母」という書き取りに対して、
「私の母はやさしい」とか、
「船が揺れる」という書き取りに対して、
「船が大きく揺れる」などと書いている。

待て待て、これって後の漢字練習が面倒だから、字数を稼いでるんじゃないか…と
疑いたくなるほどに
創作書き取りが延々と続く。
「兄の風車」は「兄の風車に触る」
極め付けは「楽しい時間」は「嬉しい時間」。
もはや別もの。

「○○ちゃん、これはあかんて。」
と説明すると、横の夫が大爆笑。
冬休み最終日に大量の宿題やり直しが発覚した娘は
大号泣。
「笑わんといて!!!!!」と夫にキレる。
(まあ、そうやわな。横で何を見てたんだ。)
「ママが丸つけ、今までしてくれへんかったからやん!!!」と大泣きすることすること。
「もういいやん。とりあえず遅れて提出したら?」と提案するも
泣きながら宿題を終わらせた娘。
そうね、ごめんね。もっと早くチェックしてあげればよかった、と
その姿を見ながら、母、反省。
しかし、泣く姿が可愛く、
また漢字の書き取り内容が独特すぎて
大笑いさせていただいた。
今年も母を癒してほしい。

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