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グローバル育児、非認知能力を育てよう!

こんにちは。7歳と4歳の子供を育てるママです。発達心理学に基づく育児カウンセラーの資格を活かしながら日々育児に奮闘しています。

今回は、今注目されている非認知能力についてお話しを書こうと思います。

現在上の子はイギリス系の学校、下の子はカナダ系の学校に通っています。学校に通わせて気がついたのですが、2人に共通して伸びている能力が、非認知能力だと感じます。

非認知能力とは、テストや学力では数値化されない能力で、その幅は広いです。例えば、
・やり抜く力
・自分を信じる力
・自己肯定感
・やる気
・集中力
・忍耐力
・セルフコントロール
・失敗から学ぶ力
・工夫する力、、、などなど。

先日、4歳の子供とのこんな会話で非認知能力を垣間見ました。

4歳「○君がいつもクラスでみんなにバカって言うの」
「なんでバカっていうの?」
4歳「○君が一緒に遊ぼうって言っても他の子がNOって言ったから。」
「なるほど。それでその子は怒ったんだね。君も友達に怒ることあるの?」
4歳「うーん、僕はないよ。」
「でもお友達に嫌なことされたり、自分の思った通りにいかなかった時、どうするの?怒らないの?」
4歳「僕は怒らないよ。
Just take a deep breath and calm down myself. And do Yoga pose.(ただ深い深呼吸をして自分自身を落ち着かせてヨガぽーずをとればいんだよ)」

!!!!

仙人か‼︎
てかヨガポーズなんてなんで知ってるの!なんか突っ込みたいこと満載だったけど。。
え・・・?君本当に4歳⁈
大人の自分でもそれは大人になって知ったことだよ。でも出来ない時あるし、それをすればいいんだよと改めて教わった気分・・・
とにかく衝撃でしたが、なんとなくここは平然を装い、

「へっへ〜、な、成る程ね。と、と、ところでそれは何処で教えてもらったの?」
4歳「学校だよ。先生がいつも言ってる。」
私「!?!?」
(え、そんな事誰にも教えてもらった事ないよ?学校でそんな事教えてくれるの?)

海外の学校では、セルフコントロールの仕方やマインドフルネスについてや、ポジティブシンキング•ネガディブシンキングのあり方についてなど、自分の精神面について先生が教えてくれて、自分で考えることがよく行なわれます。

その影響なのか、4歳の子供は、ママ大好き、パパ大好き、友達みんな大好き、の後に、必ず、自分のことも大好き、と言います。
自己肯定感がすごい!羨ましいほど…

日本の小学生だった私からすると、それよりもっと勉強しなくていいの?と思ってしまったのですが、
海外の小学校では、知識の詰め込みよりも非認知能力を育てる授業を行い、主体性、リーダーシップ、協調性、やる気、集中力などを評価します。
小学生の頃にこれらの非認知能力を重点的に育て、これらが備わっていることを前提に、中学校では、深く知識を得ること、高校では自主性のもと、更に自ら知識を深めていく能力を付けていきます。

癇癪を起こしやすい、キレやすい、自主性がない、積極性がない、自己肯定感が低い、しょうがない。だって誰も解決方法を教えてくれなかったから…
海外の学校では、全て方法を教えてくれます。実際に問題が起きた時、どうすればいいのか先生がアドバイスをしてくれます。そして、自分がその能力を発揮できたとき、先生はそれを評価してくれます。
子供たちは、またそれを自信にして更にその能力を伸ばしていきます。

さて、日本の小学校はどうでしょう?
非認知能力を育てる授業内容って何ですか?
子供たちの非認知能力はどうやって評価しますか?

私も非認知能力を育てる授業を受けていなかったので、子供に教えてあげられないですが、学校で先生から教わってきた子供たちから、これが非認知能力というものなのだよ!と教わってます。

ふむふむ、成る程ね。で、こんな時はどうしたらいいの?
と、4歳児にアドバイスもらってます!

学校という集団生活の中でこそ、非認知能力は試され、発揮し、鍛錬する場なんだなぁ。と、感じたので、子供たちにはこれからも仙人の道へ進んでくれるといいな、と願います。
そして、今からでも私自身の非認知能力を育てていこうと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。もし良かったら他の記事も是非読んでみてください!

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