味方とか敵とか

父に大きな声で叱られることによって、私のパニックは始まった。

2日後には軽度のうつと診断され、その翌週にはうつの症状だと言われた。

父に叱られたのが、怖かった。

大人の男の人に大きな声で叱られることも怖かったし、私の言い分を聞いてくれなそうな圧が怖かった。悲鳴を上げながらその場に泣き崩れた。

「話を聞くから言ってごらん」と怒った声色のまま投げられた言葉は、聞こえたようで聞こえておらず、話すことはできなかった。

２週間経って、少し頭の整理がついた。

心療内科の先生は私の話を親身に聞いてくれ、とにかく私の味方だった。それに勇気づけられ、「お母さんに頼ってもいいんじゃないかな」という後押しもあって、母とは少しずつ話せるようになった。

父と話そうと思った。

疲れたので、今日はここまで。