薬が先か説明文が先か　眠気について

ここのところ毎日とても眠たい。

季節の変わり目だから眠たいのは当たり前のようにも感じるが、

とても眠たい。

どれくらい眠たいかというと、今朝10時に起きたのに外出中の片道1時間半の電車内で深く眠ってしまうほど眠たい。おかげで隣席のお姉さんにはご迷惑おかけしました。ごめんなさい。

そして今も眠たい。今といえば夜の9時前。どうなっている？

というのも、今私が精神の不健康のために処方されている薬に「眠気を催す可能性がある」との記載があるのだ。（正確ではないが。）先生からも、眠たくなるかもしれないからねと教えてもらった。

だから眠いんだと思う。基本は。

でも果たしてそうだろうか？先生が眠たくなるって言ったから、眠たいふりしてるだけなんじゃないのか？眠くなるって、こんなに？薬のせいなの？

一日中あくびをしている。休みだからいい。仕事が始まったら？

眠たい。ずっと眠たい。

起きると胸は苦しいし、薬を飲まないといけない。

仕事をしないといけないし、家を探さないといけない。

窮屈だ。こんなに窮屈なのは、多分、今までに経験したことがない。

だからか、一日中書いている。隙あらば書いている。

忘れないように。生まれ出たものを取りこぼさないように。

眠たい。眠らなければ。

まだまだ自分の感情を正確に言い表すには、私には語彙が足りない。

語彙を増やさなければ。眠たい。

『違国日記』では「砂漠」と言った。

私のこれは、砂漠に近いような気もするけれど、

広がりがない。風もない。モノクロで、白い箱の中に、

塊魂？真っ黒の、塊魂。なんでも吸い込んで、おっきくなって、

果ては私を、そのさきはまだ夢の中でも見たことがない。

今夜こそ塊魂に飲み込まれるかもしれない。

こち亀を読むしか、落ち着く方法はない。こち亀は無敵だから。

ああ眠たい。もう眠たい。

どうか塊がやってきませんように。名のある川の主に刺さった自転車が引っこ抜かれて雪崩を起こしたように、私の塊魂が雪崩となって私に降りかかりませんように。

眠たい。