早春の 駅で思わず 立ち止まり 思い出したは バレンタインか
暦の上では春でもまだ寒い朝の通学路にある駅で降りる。今日はいつもより5分ほど早く家を出た。深い意味はない。いやある。いつも改札で待たしている友達に悪いと思ったことだ。だからいつもより1本早い電車に乗った。
いつもなら駆け足で駅の改札に向かうが、今日は余裕がある。だから普段意識しない駅を眺めていると、駅の様子が変わっていた。デザインが変わり塗装をしていてきれいになっている気がしたのだ。
アートを意識しているという看板も見つける。ふだん何気ない駅も余裕があると気づくものかなと思った。改札の前にでたが、やはりまだ友達は来ていない。駅から外に出てみた。やはりそうだ。駅の外側の塗装もきれいになっている。
なるほどと思って、時計を見るもう少しで友達が降りてくるはずだと改札に戻った時に、視線がある店をとらえた。
「あ!チョコ、バレンタインどうしよう」お店に大きく書いてあったチョコレートの看板の文字で、バレンタインの事を忘れいてたことにようやく気付く。「やっぱり渡そう」まもなく合流する異性の友達に。
早春の 駅で思わず 立ち止まり 思い出したは バレンタインか
(そうしゅんの えきでおもわず たちどまり おもいだしたは ばれんたいんか)
こちらのバレンタイン一句に参加してみました。
今日の記事「富田林駅がアート空間になっている」を参考にしました。
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