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子連れでも 安心の店 開店し 唐揚げ口に 昔を想い

背後が竹藪に囲まれた新しいお店で食事をした。ビュッフェ形式で9種類ものおかずが食べられる。それにメインが加わったらおなかがいくらあっても足りない。ただ言えることは非常に満足度が高かった。唐揚げのうまさははっきり印象に残る。

「ここにも?」面白いことに店の随所に子どもが楽しめるような空間になっていた。壁のイラストもかわいらしい。そして子供が寝ころべるような座敷があって子ども用のいすが置いてある。調乳コーナーまでもあるのだ。さらにトイレから出て来た母子が「オムツ交換台があって」みたいなことを言っていた。なんと子どもにやさしい店なのだろう。

ふと自分が子どもの時を思い出した。小さいころから好奇心が旺盛で珍しいものを探し回る性格である。記憶に出て来た店はあまり子ども向けのお店ではない。見知らぬ複数の大人から冷たい視線を浴びたことがあった。親が謝っていたような気がする。大人たちは無言だが、あの視線は子ども心ながら怖かったのだ。
「当時はねえ」時代が違うのだろう。自分の子どものときにはこのような店があればもっと怖い思いはしなかったのかもしれない。まあいい、今の子どもと、成長するまで面倒を見る親がゆったり楽しめるのだから。

子連れでも 安心の店 開店し 唐揚げ口に 昔を想い
(こづれでも あんしんのみせ かいてんし からあげくちに むかしをおもい)

今日の記事「河内長野で子育て世代にありがたい新店」を参考にしました。

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