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夏の日の 御開帳に 興味持ち 神々しさに 息をのみつつ 

以前から気になっていた日が来た。年に一度だけ御開帳がある小さな寺の前に来ている。この町には国宝級の文化財もあるので、それらと比べると知名度は低い。それでも町の文化財に指定されている仏像群には、1000年近くの歴史がある。

年に一度しか拝めない日に来た。ちょうど中に関係者がいて開けてくれる。いつもなら外からでしか見たことのないお堂の中に入った。すると想像以上に大きな仏像が、いくつも並んでいる。
「こんな立派なものなら博物館でいつでも見られるように」と、一瞬思った。だがそうではない。年に一度だけ拝めるからこそ値打ちがある。仏像群を見ながら手を合わせると、そのように感じるのだ。

夏の日の 御開帳に 興味持ち 神々しさに 息をのみつつ
(なつのひの ごかいちょうに きょうみもち こうごうしさに いきをのみつつ)

今日の記事「河内長野岩瀬薬師寺の8月8日だけ御開帳」を参考にしました。

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