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難地名 氷点下に 悩みつつ 晴れ空の元 歩き学ぶ

さすがにわからなかった。地名で普通の読み方とは違う漢字の場所。それでも多くの地名はなんとなく読める。読めなくてもニュアンス的に近いところまで行くものだ。だが鳴尾を「どんど」と呼ぶというのには、さすがに奇をてらいすぎて読めなかった。

今日は近くに所用で来る予定がある。メインの予定が予定より少し早く終わった。だから鳴尾に立ち寄ってみることにしたしたのだ。だが今日は最低気温が氷点下というとても寒い日である。震えながらも幸いだったのは青空が広がっていて雲があまりない1日だった。日が出ている時に、風さえ吹かなければ温かさを感じたが、影に入った瞬間には寒さがよみがえる。

「30分程度でもどんなところか歩けてよかった」帰りに駅に向かう。特に何かをしたわけではなく、散歩をしただけだった。けれど地名の由来になったと言われている川の後の道路を歩くこともできたし、それはそれでよかったのだろう。
「短歌でも詠むか」寒空の中、誰もいないことをよいことに声に出して呟いてみた。

難地名 氷点下に 悩みつつ 晴れ空の元 歩き学ぶ
(なんちめい ひょうてんかに なやみつつ はれそらのもと あるきまなぶ)

今日の記事「河内長野の難解地名、鳴尾」を参考にしました。

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