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「ばかにしないで!」

先日Huluで、なんとなくドラマ「ウソ婚」を見ちゃいました。

50代の私からすると主人公八重ちゃんの行動に、うーん、あー、とやきもきだったんですが、エピソード後半の部分でそんな八重ちゃんにルミが一蹴した場面があったんです、、、。
それは、八重ちゃんと匠くんは両想いにもかかわらず、匠くんを好きな西野さんが現れて、八重ちゃんは私がいなければ西野さんが幸せになるからあきらたほうがいい、、、と思っているシーン。

それで、私、怖くなって、私にとっての幸せが、西野さん、、、悲しませたり、傷つけたりして、もしかしたら、他にもあるんじゃないかなーって。私が無邪気に喜んでいたとき、泣いている人がいるかもって、、。

ウソ婚・エピソード11/八重のセリフ

だから、何!怖いから何!
もし西野さんが匠のパートナーになれたとして、あなたと同じ思想だったらどうするの?私の幸せが八重の幸せを悲しませるーって、身を引いたら?それで八重がまた匠のパートナーになって、また身を引いて、、どうしたら終わるの、そのループ、、いつ誰が幸せになるの?

ウソ婚・エピソード11/るみのセリフ

八重ちゃん、ないって、誰も傷つけない幸せなんて。つか、ごめん、傷つけているからね、普通に、、八重ちゃん、俺のことも、ルミちゃんのことも、、。でも、それでいいんだって。ないよ、100%無傷の幸せなんて、、あったとしたらウソだよ、、自分か他人かどちらかにウソついてる。
受け止めるしかないじゃん、人の傷も、自分の傷も、、それでも笑えるのが幸せってやつじゃないの?笑えるんじゃないの?匠とだったら、、

ウソ婚・エピソード11/将暉のセリフ

でも、、、

ウソ婚・エピソード11/八重のセリフ

ばかにしないで!あなたに犠牲になってもらわなくても、私たちは自分で幸せになるの!

ウソ婚・エピソード11/るみのセリフ

恋愛に関する話ではあるけれど、普段の人間関係でも、相手のことを考えすぎて、自分が距離を置けばいいのか、自分が諦めるべきなのか……と悩むことがあるかもしれません。

相手を傷つけたくないし、自分も傷つけたくない、、、。自分が距離を置けば、何とかうまく解決するのではないか、自分が犠牲になれば自己肯定感を保てるのではないか、と考えることもあると思う。でも、そのような考え方は時に、上から目線になってしまうかも。。

傷は確かに痛みを伴うし、誰もが受けたくはない。けど、傷を負うことは必ずしも悪いことばかりではない。傷を負うことは、成長や学びの機会にもなる。だから将暉のセリフにあるように受け止めることが大事なんだと思う。

時には自分の感情やニーズを優先することが、とっても大切。なぜなら自分を大切にすることは、他人を尊重することと同じくらい重要だから。自分を犠牲にしてまで関係を続けることって、本当に健全な関係とは言えない。自分を大切にし、自分の価値を認めることが、真の幸せへの道を開く。それをるみちゃんは教えてくれたように思います。

「ばかにしないで!」ってセリフ、めっちゃかっこよくないですか?

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