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毛遊び

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川柳、狂歌、ときどき琉歌集。 「もうあしび」と読みます。 若者がビーチで歌い踊り語らいまぐわいます。 やなすけべーぐわが詠みました。
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#沖縄

不適切すぎる

不適切すぎる

・昔は良かった?そりゃそうだろう加害者にはな
・パワハラも働き過ぎも喫煙も不適切です昔も今も
・セクハラ上司も人の子だ?セクハラ被害者も人の子だよ!
(不適切にもほどがある!)

・紫陽花の蕾ぷっくり焦茶色
・陳皮(chenpi)を煎じて飲んで咳払う
・霙(みぞれ)のちミモザ満開女性デー
・啓蟄にまだ身につけるヒートテック
・風向きで飛行ルート下寝苦しき轟音止まず沖縄を思う
・紫陽花の若葉目に染む

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虎を詠む 2023年⑤ 球界制覇編

虎を詠む 2023年⑤ 球界制覇編

・吠えるトラ荒ぶるブルの睨み合い
(日本シリーズは関西対決)

・走るテル絶対エース狂わせる
・神様ちゃう仏様ちゃう村神様や
・まず圧勝「阪神強すぎ」トレンドに
(10月28日、初戦タ8−0バ、1勝)

・デイリーがやっぱり今朝も売り切れで
(翌朝)

・宮城スイスイうちなーの誉
・「やられたらやりかえせ」地で行くバファローズ
(10月29日、第二戦タ0-8バ、1勝1敗)

・もどかしい惜しい悔し

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勝っていたら…

勝っていたら…

・玉音に泣き疲れしあと皆笑顔

・負けたからあなたも我もここにいる

・負けたから持てた「9条」平和憲法

・大日本負けて得たりや平和主義人権尊重主権在民

・勝ってたら軍人政治屋特高が威張り散らして嗚呼生き地獄

・負けたこと心底喜ぶ敗戦忌

・砲弾の着弾点にある地獄飛び散る手足人肉ミンチ

・「艦砲ぬ喰え残さーさ」と丸太言い…

・ウチナーの地中いまだある遺骨辺野古に捨てられ二度殺(くる)さる

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埋み火

埋み火

・埋み火が燃え盛りそう牧志駅
・埋み火に身を焦がされて秋の夜
・埋み火のせいであくびのゆいレール
(寝不足)

・愛妻をほっぽりテレビの阪神戦
・妻ふくれ夫歓喜のAクラス
(プロ野球)

・雷に撃たれて不倫沼に堕ち
・妻からのLINE見つめるあなたに嫉妬
・張り切ってバリバリ仕事してきたが隙間埋めたい私もおんな

・扇風機水着半袖ワンピース思い出ひとつ夏仕舞い
・ニット着て美乳が映える秋到来

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たそがれマイ・ラブ

たそがれマイ・ラブ

・ひと夏の思い出捨てに断髪屋(だんぱちやー)
・ストレートヘアを切って空高し
・ワンレンボブ「別人のよう」あなた言い
・変わり映えしないあなたに秋(飽き)の風

・なす、きゅうり 品定めする彼女の手
・彼女の部屋 マヤーと眼(がん)の飛ばし合い
・腰振りのお尻にマヤー爪をたて
・彼女のとなり マヤーに取られ 月明かり
(マヤー=ネコ)

・島バナナ見て触れ思い出すあなた
・いきがくるすのに刃物はい

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「夏」

「夏」

・「えい、ふらー!」 元気に挨拶 わらばーたー

・ミニワンピ 太もも踊る 夏の街

・見放題 歩きスマホの 女子の胸

・夏服の 袖からのぞく 白いブラ

・かりゆしのウエア ボタンとボタンの 間からのぞく 夏や眩し

・ブラウスの ボタン飛びそな スイカ玉

・ブラウスの ボタン三(み)ーちを 外し夏

・街をゆく あの子この子も V.I.O.

・サングラス ビキニ パラソル てぃだか

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