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毛遊び

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川柳、狂歌、ときどき琉歌集。 「もうあしび」と読みます。 若者がビーチで歌い踊り語らいまぐわいます。 やなすけべーぐわが詠みました。
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#時事川柳

キスマーク

キスマーク

・年度末に真夏日 四季どこいった?
(3月31日、各地で28度超え)

・雨降れば寒く陽差せば夏日長袖着たり半袖になったり

・満開の桜見上げクシャミひとつ

・濡れたアスファルト 散る桜に染まる
(4月9日、春の嵐)

・枯れ芝を侵すクローバー引っこ抜く陽に炙らるる春昼下がり

・大合唱青蛙呱呱田水澄み
(呱呱はグーグー。カエルの鳴き声。中国語のオノマトペ)

・新聞を日傘代わりにオフィスへ

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「殴り返されまた殴るならず者」
(2024年4月19日、イスラエルのシオニスト、ネタニヤフがイランを再攻撃)
※写真は4/20/2024、Financial Times

「韓国総選挙結果 指くわえ見る」
(リベラル圧勝、保守惨敗)

http://japan.hani.co.kr/arti/politics/49692.html

※写真は4/11/2024付の韓国各紙

不適切すぎる

不適切すぎる

・昔は良かった?そりゃそうだろう加害者にはな
・パワハラも働き過ぎも喫煙も不適切です昔も今も
・セクハラ上司も人の子だ?セクハラ被害者も人の子だよ!
(不適切にもほどがある!)

・紫陽花の蕾ぷっくり焦茶色
・陳皮(chenpi)を煎じて飲んで咳払う
・霙(みぞれ)のちミモザ満開女性デー
・啓蟄にまだ身につけるヒートテック
・風向きで飛行ルート下寝苦しき轟音止まず沖縄を思う
・紫陽花の若葉目に染む

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春一番

春一番

・春一番騒ぐ竹林飛ぶ下着

・猫にさえいる相方がいない春
・春の夜や鳴く猫どもに身悶える

・冬眠のカエルにギクリ庭いじり

・大雪だ早く出せ出せ「帰宅命令」
・雷光に浮かぶ雪道身を丸め帰宅を急ぐ老若の群れ
(二月五日、関東大雪)
・赤椿雪化粧する通勤路

・息白く駆け回る子ら頬赤く
(大寒)

・あの方もヨーグルトのフタ舐めるかな

【劣化する国で】
・被災者が寒さに震え悪党がぬくぬく私腹肥やす

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サル山の藪をつついてネズミ三匹
(自民党裏金事件、逮捕・起訴されたのは小物議員三人だけ囧r)

【参考】1/20/2023、東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/303957

被災者が寒さに震え悪党がぬくぬく私腹肥やすこの国

ならず者国家に住む

ならず者国家に住む

【時事川柳】
・難民を殺す法律作る国
・人権を守ることさえ多数派の理解えなけりゃならぬ国
・神道と教会騙るカルト屋が差別・偏見広げてる国
・この国は老若男女も原発も死ぬまで事故るまで働かせ
・人権蹂躙し放題 むかし特高いま入管
・親離れ子離れできぬ親ばか子ばか
・クイズです。専制国を批判するニセ民主国どこでしょう。
(以上、どこかの後進国のことです)

・某カード返納してもいいんだよ ポイントはそ

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寝そべっていこう

寝そべっていこう

・コメを研ぐ痛き手指に冬来る
・オーバーのポケットに在る文庫本 その冷たさは日に日に増して

・眉根寄せアラン・ドロンを気取ってる そんなあなたに騙されて
・日本の勝ちを見届けベッドイン
(ワールドカップ ドイツ戦)
・シミケンに抱かれたつもりできょうもイク
・「さよなら」と付箋に残し 消えた彼
・大掃除 ゴミもあいつも履き捨ててキレイさっぱり大晦日

・美人妻 居てもオナニーやめられず
・階段の

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