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「ただいま」の屋号に込めた想い ー いつでも自分の真ん中に安心して帰ってこられるように

こんにちは!
秋田に惚れた道産子ヨガ講師
鍵谷美波です。

北海道函館市出身、
大学入学を機に秋田へ移住し早7年!
ヨガのインストラクターをしています。

※2022年の記事をこちらのnoteにお引越ししました。

実は、屋号があります

さて、今日は記事のタイトルにある通り
「屋号」について。

大学を卒業し、
ヨガ講師として開業届を出してから2年

実はこれまでどこにも公表していなかった屋号に
ひっそりと、でも確かに込めた想いを
ここに記してみたいと思います。

大学を卒業してすぐ、講師1年目。

スウェーデン留学、性教育、そしてヨガとの出会い

いつも自分に丸かバツをつけて
バツの自分を丸にするのが苦しかった私は

幸せの国スウェーデンへ留学して
視界がひらけ、世界が明るくなりました。

性教育を学んで、誰にでも“ありたい自分”を選ぶ権利があると知りました。

ヨガと出会って肩の力が抜けました。

社会の「こうあるべき」ではなく
自分が「どうありたいか」を見つめ

“居心地のよい私”を
日々自分の意思で選べたら
毎日は少し豊かに彩られるかもしれない。

留学、性教育、ヨガとの出会いは
私の人生のターニングポイントになり

心も体も元気に
毎日を自分らしく暮らしていくための
大切な土台になりました。

大学3年生で留学したスウェーデン

たった4文字の「ただいま」

そうして学生から社会人に。

出会う人ひとりひとりが
心も体も健康に日々を自分らしく暮らしてほしい
という想いで選んだのがヨガ講師という仕事。

卒業して半年後に出した開業届の屋号の欄には
「ただいま」の4文字を入れました。


「ただいま」と言いたくなる場所


ホカホカご飯に合うおかずとがっこに
熱ーい味噌汁を出してくれる定食屋とか

近所のおじいおばあが集う銭湯とか

ちょっとした愚痴を
うんうんと聞いてくれる美容室とか


それが自分の家や実家じゃなくても
ふうっと気が抜けて
思わず「ただいま」って言いたくなる
場所ってあると思うんです。

そこにはきっと
「おかえり」って迎えてくれる
人やもの、空気があるんだと思います。

そんなふうに「ただいま」と
いつでも安心して帰ってこられる場所に

"自分自身が"なれたらいいな。

そんな想いでつけたのが
このひらがなたった4文字の屋号でした。

日々泣きたくなったり悔しくなったり
このままじゃだめだと落ち込んだり

悩んで立ち止まりながら

それでも「ただいま」と
自分自身の真ん中に帰ってくる。

それは、人に頼らないとか
徹底的に我が道を行くとか
そうではなくて

目を閉じた時、胸に手を当てた時
「大丈夫。」と自分に寄り添う
もう一人の自分がいるということかなあと

屋号をつけた2年前から、私の中で灯火のように
小さく燃え続ける想いがあります。


役割も肩書きもすべて取り払って


母であること、父であること
学生であること、社会人であること
女性であること、男性であること、そのどちらでもないこと
パートナーがいること、いないこと
上司であること、部下であること

社会の一員として生きていると
たくさんの役割や肩書きがついてきます。

それらは私たちに
やりがいを与えることもあれば
プレシャーや息苦しさを与えることもあります。


だから一旦、それら全部を取り払って
ただ「私が私自身であること」を
忘れずにいられたらと思うんです。


仕事で失敗した時も
大事な人にひどい態度を取ってしまったときも
他の誰でもない“私”自身が
「おかえり」と迎えてくれたら

ちょっと心強いのでは?と。



私自身も、娘であり、24歳であり
どこ大学卒業であり、ヨガの講師であることの前に

ただ"私"であることを忘れずにいたいと
日々願い暮らしています。


眠れない夜も、私が私のところへ「ただいま」と
安心して帰ってこられるように。

私が私を「おかえり」と優しく迎えられるように。


日本を飛び出して分かったこと


私たちが受け取る周りの評価や当たり前、
正しい正しくないの基準は
実は「社会」が作ったものだと

日本を飛び出すまで
そういえばほとんど知りませんでした。


家に靴を履いたまま上がること
素っ裸で温泉に入ること
耳にイヤホンをさしてガムを噛みながら働くスーパーの店員…

留学中やバックパック旅をしていた時はまさに
そんなのあり?!のオンパレードでした。

1ヶ月バックパックをしたタイ

それでも私たちはたいていの場合
日々のルーティンをこなしながら
一つの小さな世界にとどまって暮らしているので

実は世界は「思ったより何でもあり」なことを
すっかり忘れて生活しています。

そして思ったより何でもありな世界では
ありたい自分だって結構「何でもあり」なんです。

どんな見た目で
どんな職業で
どんな振る舞いで

何をやりたくて
何をやりたくなくて

そこには正解も不正解もなくて
もっともっと自由なはずなんです。

そんな自由な世界と不自由な世界を
行ったり来たりしながら

最後の最後は
自分の真ん中に帰ってこられたら

「こうじゃなきゃ」と思っていた緊張が解けて
息がしやすくなる気がしています。


それは私自身が留学や性教育、
ヨガとの出会いで感じたのと重なり合うもの。

そんな想いを
ヨガ講師としてスタートした人生の屋号
「ただいま」の4文字に込めました。

いつものヨガクラスでも
「おかえりなさい!」と両腕を広げる気持ちで
皆さんをお迎えしています。


だからポーズができなくても大丈夫。
他の誰でもない“あなた自身”で遊びに来てください。


これからも、
私と出会ってくださる皆さんが
自分自身の真ん中に「ただいま」と
安心して帰ってこられるお手伝いができるよう

2年前と変わらない想いを
心に灯し続けたいと思います。


ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

今日もあなたが
あなたらしく幸せでありますように!


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ポーズの完成度よりも、
まずは “心地よさ”を大切にする
ヨガクラスを開催しています。

「日々の忙しさに追われ、自分のことが後回しになっている」
「自分のためにリラックスできる時間が欲しい」
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次のブログもお楽しみに!

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