南 阿豆 AZU MINAMI  日々のこと、身体と踊り。

私はあなたを躍らせる物質にすぎない。 様々なステレオタイプを超えて、そこに存在する音や…

南 阿豆 AZU MINAMI  日々のこと、身体と踊り。

私はあなたを躍らせる物質にすぎない。 様々なステレオタイプを超えて、そこに存在する音や空間あらゆるものを創造する HP https://minamiazu-dance.jimdofree.com 2006-2020まではこちら minamiazu.blog56.fc2.com

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最近の記事

『拡散する視点』ご来場誠にありがとうございました。

(写真提供:志ん弥) 『拡散する視点』2024.9.17(火) OPEN 19:30 / START 20:00 視覚の端から外れてしまう視点  既成の視覚という枠からはみ出している 複雑な歪みからの感情や詩情的な逃避ではなく より冷静なはみ出し方をするための実験  より冷静であっていいしより日常であってよい ◆出演者 ●Sound 竹下勇馬 Yuma TAKESHITA https://www.instagram.com/yumatakeshita/ ●Buto 南阿

    • 朝の舞踏LABO (August 21, 2024)備忘録

      自己紹介から、前回紹介した舞踏療法の写真が掲載されている『砂丘への足跡』(著者:羽永光利)をご家族の方からお借りしたので、参加者に紹介。 【空間と感覚】 場所の感覚。体の感覚:目で見る→顔が目→上半身が目→左足裏に目。 【即興】テーマ:今日の私、体 ・踊りを見た感想、踊ったイメージを話し合う 【舞踏の定義とは?】 【過去・今・未来について短い言葉で書く】 今の自分から繋がる過去の記憶、未来はそこからイメージすること ↓ そこから、今の自分を即興で踊ってもらう(各5分ずつ)

      • お盆休み2024

        蝉の鳴き声が無性に聞きたかった。 東京の我が家の周りには、今年は蝉がいなくなってしまった。何の音もしない。 連日の猛暑日で季節感も大きく変化している気がする。朝晩熱風だし、クーラーが寒すぎるし、蚊を見かけない。 昼は蝉の合唱。今のメインパートはツクツクボウシ。少し前まではミンミンゼミでした。 夜は鈴虫とコオロギの合唱。田舎では音楽が溢れている。 その中に身を置くと、やっと生きているという心地がしてくる。たまに蜂や蝿やカメムシが飛んでくるので、注意は必要だけど、それも体が目

        • 8/21 朝の舞踏LABO ワークショップ参加者募集!

          朝の舞踏LABO。朝から爽やかに舞踏について考察・体験してみるのはいかがでしょう? ーーーーーーーーーーーー ■朝の舞踏LABO(進行:南阿豆) ■日時:2024/8/21 水 10:00~13:00 これまでの舞踏と現在→未来。 舞踏のワークショップとは? try and error、試行錯誤を楽しみながら体を使って体験! 「舞踏やってます」「舞踏のワークショップ通ってます」と言っても「それ舞踏じゃないよ」という論議になることがある。逆に、舞踏をしていないのに「舞踏で

        『拡散する視点』ご来場誠にありがとうございました。

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        • 南 阿豆 ~踊りのこと~
          5本

        記事

          朝の舞踏LABO (July 24, 2024)備忘録

          今回の水性は、昼頃、突然の雷鳴と雨でしたが、LABOが終わる時には止んでくれて無事に皆さん帰れました。 前回より、実践を多くしたいと思い、イメージを使った踊りが中心になりました。 少し準備体操と空間認識をしてから、 始めに参加者、女性3人の即興。 (※見ていた方から感想を頂く) 【参加者自己紹介で話しが出た踊り手】 吉本大輔作品『エロスとタナトス』、笠井叡、岩渕貞太、石井満隆、上杉満代、玉野黄市 舞踏に型があるのか? ↓ 【サイト紹介】舞踏花伝 和栗由紀夫さんのご紹介

          朝の舞踏LABO (June 19, 2024)備忘録

          朝日が入る水性。ガラス越し、前を行きかう人々。 ザラっとした床から何か生まれそうな気配。 朝の舞踏LABO、一回目、ご参加頂き、誠に有難うございました。 参加された方と私の当日のメモを残しておきます。 (参加者の自己紹介で話した人物) 笠井叡、土方巽、和栗由紀夫、山田せつこ、鈴木ユキオ、岩下徹、吉本大輔、白虎社、大野義人… (舞踏についての対話) 物事の捉え方を変えていくのが前提 哲学、生き様、暗闇は光に溢れている、ダークサイドムーン 舞踏譜、即興は舞踏ではない(?)、

          『朝の舞踏LABO』始めます。ワークショップ参加者募集!

          ■ 朝の舞踏LABO ■(進行:南阿豆) これまでの舞踏と現在→未来。 舞踏のワークショップとは? try and error、試行錯誤を楽しみながら体を使って体験! 「舞踏やってます」「舞踏のワークショップ通ってます」と言っても「それ舞踏じゃないよ」という論議になることがある。逆に、舞踏をしていないのに「舞踏ですか?」と聞かれることも。 白塗り、褌で踊らなくなった私ですが、あらゆる現象や生活の中にも混在し、多様化しすぎた舞踏をクリアにし、参加者と一緒に試みてみる場と

          『朝の舞踏LABO』始めます。ワークショップ参加者募集!

          グループ展On the inside終了。(Robin Anthony企画)

          ご来場、誠に有難うございました! パフォーマンスの一部を編集し、YouTubeにアップさせて頂きました。 貴重な一日限りの展示とパフォーマンスになりました。展示も興味深く、media工房のビデオインスタレーションは薄い布3枚に投影するという面白い試みで人体が浮き上がっているようでした。またどこかで展示できたらいいのに…。 なぜアート業界は、明らかに日本より欧米などの方が盛んなのか。勝っていれば、比較しても前向きになれるのだが、劣っているので、あまり話題にしない方が良いかな

          グループ展On the inside終了。(Robin Anthony企画)

          4月27日(土)の踊りのための稽古。

          木曜日に久々に家にスマホを忘れて家を出た。以前とは違った爽快感と喪失感。最近、情報が在り過ぎて、取捨選択する前に次の情報が届いてしまう。届ける側としては、常に発信していないと忘れられてしまうので、毎日でも時間を決めて送り続けるようでないといけない。更に忙しさ、速さが加速しているのを感じるし、私が基本的にはゆっくり慎重に動きたいタイプなので、時代とのズレを以前よりも感じている。 何にもならない即興の繰り返しから振り付けを見つけていく。体の動きから、ペンギンが表出してきた。 飛

          4月27日(土)の踊りのための稽古。

          桜満開の頃

          やっと桜が咲き始めたら、急に散ってしまいそうな気がして、新宿の常圓寺に立ち寄ってきた。 今年は早々から異常気象を感じさせる日々で、やっと暖かくなったと思ったら、夏(!?)、からの雨々。 実家の母が筍が生えてこない…可笑しい、可笑しい、、、と嘆いていたけど、やっと少し出てきたみたい。昨年より10日以上遅くなった。 筍堀りは、身体訓練として実に立派で、力任せにしない鍬の使い方から、腰の入れ方、掘れた時の嬉しさ、匂い。竹やぶの清々しさ。竹林の足元や虫(蜘蛛やハエ)への危険察知な

          トークイベント「海外ダンス公演について」in 南阿豆ソロ公演2023

          2024.11.24 20:20~ ●アフタートーク (テーマ) 海外フェスティバル参加についての感想、発見、報告など。 (ゲスト) ■渋谷 亘宏 ■山村佑理 ■AzumiPiano ■鍋島峻介  ↓下記、当日パンフレットに掲載させて頂いた内容です。 【質問1】 今まで参加山村佑理した海外のフェスティバルは 渋谷亘宏:2015 年釜山インターナショナルダンスフェスティバル 山村佑理:ダンスの国際フェスティバルは先日の NDA が初参加です。 2010 年ごろより

          トークイベント「海外ダンス公演について」in 南阿豆ソロ公演2023

          映像パフォーマンス『Dancing Deads』2023.12.16 記録

          "DANCING DEADS" Performance 2023/12/16(土曜) @神楽坂セッションハウス ■出演 Performers:舞踏/南阿豆(@azu_minami ) 電子音楽/ZENRO(@zenro ) キーボード/沖啓介(@keisuke_oki_art_data ) ベーシスト/飯塚拓野(@takuya_iizuka_bass ) 照明•演出/オイヤマヨシキ ドラム/中銀河@tpogalaxy 協力:万年倉庫 NRTCircles Present

          映像パフォーマンス『Dancing Deads』2023.12.16 記録

          月曜日の雷雪。

          旧正月を前にして、東京は真っ白にお化粧した。舞踏家のように白塗りして、街が踊り出したような騒めきの中、真冬なのに雷まで鳴り出し、季節感まで見失うような一夜。 網戸に張り付いた雪まで美しく生命体のよう。 今年は年明けの地震といい、自然が元気過ぎる気がする。元気というか、荒ぶれているのか、 0時頃には雪ならではの静けさがやってきたけれど、心が何だかざわついている。 つるんと滑るという行為。怪我しなければ、結構面白い。ヒヤヒヤ、脇の下に汗かきながら、注意して進む。一歩一歩ドキド

          南阿豆ソロ公演2023「foever Red」無事に終了致しました。

          ご来場の皆様、スタッフ、関係者の皆様、誠に有難うございました。 当日のゲネプロが終わってからもスタッフの皆さんから貴重なご意見も頂き、話しあいをし、本当にギリギリで仕上がった作品でした。 前日の稽古まで、どんなに動いても汗があまり出ないという体調で、この体でどこまでやれるのか、自分の体が自分で本当に分かっていないし、どう扱っていいのかと悩みつつ、先人の舞踏家の凄さをイメージするとできないことはないのではと思い作品に取り組んで参りました。 今まで音楽提供をしてくれた善財和也

          南阿豆ソロ公演2023「foever Red」無事に終了致しました。

          project:The world is our theater~写真家ABE FRAJNDLICHと南阿豆とのコラボレーションパフォーマンス(記録)

          ■Friday, September 8, 2023,6 p.m. ■会場:Fotografie Forum Frankfurt(FFF) t e.V. BRAUBACHSTR. 30-32, 60311 Frankfurt am Main(ドイツ・フランクフルト) ■ABE FRAJNDLICH HP :https://www.abefoto.com/ ■助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[スタートアップ助成] これまで私は写真家エイブフライン

          project:The world is our theater~写真家ABE FRAJNDLICHと南阿豆とのコラボレーションパフォーマンス(記録)

          南阿豆ソロ公演2023『forever red』ご来場心よりお待ちしております。

          南 阿豆ソロ公演2023『forever red』 日時: 11月24日〈金〉 開場: 19:00/開演: 19:30 料金: 予約3,000円/当日3500円 会場: 神楽坂セッションハウス 東京都新宿区矢来町158 振付・演出・出演: 南阿豆 劇的な舞台は作らず 体と音で背面の意識と呼吸、 重力に向き合う時間として 先人の舞踏家たちの声に耳を澄ませながら 傷跡を愛せるか、という永遠の問い 不自由な身体との対話 今年は平日、金曜日に行います。どうぞ宜しくお願い致します。

          南阿豆ソロ公演2023『forever red』ご来場心よりお待ちしております。