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朝の舞踏LABO (July 24, 2024)備忘録

今回の水性は、昼頃、突然の雷鳴と雨でしたが、LABOが終わる時には止んでくれて無事に皆さん帰れました。
前回より、実践を多くしたいと思い、イメージを使った踊りが中心になりました。

少し準備体操と空間認識をしてから、
始めに参加者、女性3人の即興。
(※見ていた方から感想を頂く)

【参加者自己紹介で話しが出た踊り手】
吉本大輔作品『エロスとタナトス』、笠井叡、岩渕貞太、石井満隆、上杉満代、玉野黄市

舞踏に型があるのか?

【サイト紹介】舞踏花伝 和栗由紀夫さんのご紹介
舞踏譜俯瞰図(解説映像)


【その流れで】土方さんの振付を教わり、現在ワークショップを行っている
正朔さんの著書の紹介『舞踏馬鹿: 土方巽の言葉とともに』

【実際にやってみる時に参考にした本】
小林嵯峨さんの著書「うめの砂草――舞踏の言葉」P36
胎児、動物、植物、老婆、幽霊、盲目の少女、膿の山羊、無数の目に包囲される…

今思うイメージでやって頂きました。老婆は現在使われていない言葉ですが「高齢者」にするとイメージがわかない。言葉の使い方でも、時代の変化で人間味が失われていったことを感じる。幽霊の存在がないけれど存在感が強い。赤ちゃんのイメージが参加者全員スッと出て来ず、少子化で身近に赤ちゃんがそんなにいないことを実感。全身で自己主張、体が崩れやすい(首が座ってない)などもダンサーならではの発想のようなコメントを頂き、なかなか面白かったです。

【その他コメント】
発している光が違っている
空間を作っている 病原菌、変異していく踊り
衝撃とパワーを感じた

不自由さ、不安を踊りにしていくのが舞踏
技術、慣れている姿勢、柔らかさがあるダンサーとの違い

自意識の記憶と体の記憶

最後、南阿豆作品『花の指』の冒頭部分、肩逆立ちをやってみる。

【私の宿題】調べる
石井満隆 舞踏療法
写真家・羽永光利の記録写真集『砂丘への足跡』
青森県の青南病院(精神病院)の園内や患者たちの制作風景、アール・ブリュット群を丁寧に撮影していた。中には舞踏家・石井満隆が患者たちに「舞踏療法」を施術しているカットも見られる。

次回、8月の舞踏LABOは、21日(水)10:00-13:00
ご参加、お待ちしております!!!

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