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朝の舞踏LABO (June 19, 2024)備忘録

朝日が入る水性。ガラス越し、前を行きかう人々。
ザラっとした床から何か生まれそうな気配。

朝の舞踏LABO、一回目、ご参加頂き、誠に有難うございました。
参加された方と私の当日のメモを残しておきます。

(参加者の自己紹介で話した人物)
笠井叡、土方巽、和栗由紀夫、山田せつこ、鈴木ユキオ、岩下徹、吉本大輔、白虎社、大野義人…

(舞踏についての対話)
物事の捉え方を変えていくのが前提
哲学、生き様、暗闇は光に溢れている、ダークサイドムーン
舞踏譜、即興は舞踏ではない(?)、ソロ、止まる…

(体験してもらったこと)
・空間、そこに体を置く、今日の体

空気、体温、温度、湿度、香り…
心地よい場所、心地よくない場所
目を閉じる

・花をやる 伸びていく、切られる、また種から伸びる
(※伸びると声掛けしてもなかなか動かないのが美しかったです)

<壁の新理解>
古い巨大な壁に表れるシミとか転落によってできる特異な現象
A)ダリの軌跡 新ベルメール
その重層化としての渦 巨大な渦
渦の中心のそこから一羽の孔雀が現れた
※渦の理解
・渦の中心から遠い点ではスロー
・中心程早く回転する
・至純する渦の部分とか
・背に渦をしょうとか、胯に渦がまくとか
B)壁面に表れた渦模様を辿る
・胸のあたりに渦
・背のあたりに渦
壁化→次第に薄くなってゆき つま先
ザッザッザッ ずれる
足もとの壁の理解を形象
次第に大きく(高く)なる同心円がズレる
(※孔雀が現れてから、逆に渦に引き込まれていき、渦のはじめに戻る)
(※渦の理解 vortex,spiralの違い)

・僧侶の顔(仏の顔)
◎今、小鳥の声を頭の中に反芻している
下アゴが上がる 鼻の下が遠くの音を聞く
耳から聞こえた遠くの声を頭の中で反芻している
唇が遠くへいった
◎白目のルドン 何かを語りだす途中で
ヴェーッ 頬の周りの肉が下がる
凄く重い
ルドンの顔の口の上に舌をのせる
◎考え過ぎて木のしわができた
眉間に思考がたまる
(さとりを開く寸前の僧侶)

・呼吸と動き
動きに呼吸を入れる、体を固くする
(※一人の動きをみんなで真似る)

(持っていった参考資料)
・大野一雄『稽古の言葉』
・tsubushi butoh journal no.1 fall 1990

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次回は、7月24日(水)10:00-13:00です。
ご参加お待ちしております。



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