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文学フリマ大阪12お疲れさまでした!

 文学フリマ大阪が終わって、5月から続いていた毎月なにかしら新作を出すという原稿ラッシュも一旦お休み。10月はゆっくり過ごします。

 公式発表によると、今回の文学フリマ大阪12は、 来場者数が4,899人(うち出店者1,141名)とのこと。規模は拡大する一方ですね。おめでたい!
 けど、OMMはアクセスがめちゃくちゃいいので、拡大してもインテに行かず、このままここで開催し続けてほしいものですね。

 そんな拡大の一途をたどっているせいもあって、今年で9年目になる考察シリーズの第一巻が一番お手に取っていただけたのは有難いです。

 細々と続けていますが、来年の文フリ大阪で10周年になるので、何かできたらなとは思いますが……。
 とか言っているうちに、一瞬で来年になりそうですね。

 7月の文学フリマ香川1で出した、森村直也さんとの合同誌も14時過ぎには完売し、森村さんに良い報告ができたのはよかった!
 見本誌が3冊までの決まりなので、見本誌出せなかったんですが、スペースのPOP見て手に取って下さる方が多かったので嬉しかったです。
 が、売り逃しがもったいないですね。でも、年内参加決定しているイベント分しか在庫がないんだもの……。私が貧乏で印刷代がきつかったのと、森村さんの十分でしょの一言で……。
 あとさ、こう、ほぼ文庫しか作ってこなかったので、B6って印刷代が跳ね上がるんだなって……。色んないい経験ができた本。

 この『共演 ~ミステリ屋とSF屋がお互いお題をブン投げあって出来上がった物語~』は、次回、文学フリマ札幌【う-36】にて頒布があります。
 ただ、持ち込み数は今回より少ない5部なので、お早めにどうぞ!

 5月に編んだ『葉山芳樹作品集』も15時過ぎに持ち込み分完売しました。有難いです。

 岩手、香川では、葉山芳樹とは? プロレタリア文学とは? から説明することが多かったこちらの作品集も、流石大規模イベントですね、説明いらずで手に取られる方が多かったです。
 考察シリーズの②で扱った作家だったので、同じ作家の本だと気づいて買ってくださったのも嬉しかった。
 こちらも次回は、文学フリマ札幌に連れて行っていただきます!

 そして、今回の新刊です。
 「かまいたちの夜」好きなので、と買ってくださる方、全員と握手して「ぜひ詳しく聞かせてくれ」とお願いしたい気持ちを必死でこらえながら売っておりました。(みなさん他のサークル回る予定あるだろうから引き止めんかったけど)

 この原稿書いてるときは、まさか今年も某〇大ミス研の横になるとは思いもしませんでしたよ……。もう、隣接か?ってくらいの頻度でジャンル内最大老舗の緩衝材に使われているんですけど……。
 先生を輩出したサークルの横で、その偉大なOBのファン同人誌売るとか、何のコントだよ!

通販開始しました↓


そうそう、今回ようやく参加させていただくミステリアンソロの情報が解禁されました!!

イラストと文面は、主催の御一人である、君野新汰さんによるもの。

 寄稿の原稿執筆とフライヤー制作のお手伝いもさせていただきました。
 配っていた時の反応を見る限り「お!」って顔されていたり、「へぇ~!」って感じの声をいただいて、まずまずの反応だったと思います。
 いや、気になりますもんね。テーマが。
同じログライン(3行あらすじ)から、AIと人間が物語を書いて、競作するという企画。
 主催は、ソルト佐藤さん(手打ちそば四畳半さん)と君野新汰さん(こたつやさん)です。
 既に全員作品を提出済みなので、ぜんぶ目を通させていただいてますが、AIと戦う前から、人間同士の個性が……個性のぶつかりあいがすごいwww
 すごいバラエティ豊かなアンソロになっておりますよ。
 私も12月が楽しみです!!!!

 色々ありましたが、新しいお客さんや常連さんにも来ていただき、帰りの荷物が軽かったのは有難いです。(見本誌だけで1段ボールあるから、それは仕方ないとして)

 それと、今回は知り合いのサークルさんがイベント復帰されていることも多くて、そういう意味でも嬉しかったです。
 大阪でお見かけすることがレアな方とかにもご挨拶できたり。
 私も復帰して2年経ちますが、戻ってきてくれるの嬉しいですし、まだ戻ってこられてない方の復帰も心待ちにしております!!

復帰後、二年間の振り返り

 大晦日にこんな記事を書きました。

 2022年9月に復帰してから2023年の大晦日までの記録。
 その1年半くらいの間にに出した本は6冊だそうです。(無配2冊含む)
 で、今年は現段階で、
・葉山芳樹作品集
・夜更かしの傍らに(考察特別編1)
・折にふれ、君想うこと(考察特別編2)
・共演~ミステリ屋とSF屋がお互いお題をブン投げ合って出来上がった物語~
・かまいたちの夜トリビュート ぼくだけのかまいたちの夜
 そりゃ、ずっと原稿してるはずですね。
 プラスで、アンソロの原稿やnoteの記事も書いてるので、ずっとなんか書いてる。
 多分、秋もなんか書いて、なんか出すんでしょうね。

ミステリ屋同士で打ち上げ

 他にお誘いいただいた打ち上げも、めっちゃ楽しそうで、実際楽しかったんだろうなって思うんですが、どうっっしても、少人数でゆっくりミステリの話がしたかったんだ!!(あと、金もなかった!)
 で、白樺あじとさんとたばさんと三人で、大阪だし粉モノで打ち上げ。

 お二人とも読書量が半端ないし、読んでるミステリの幅も広いし、私がどんな作品や作家の話をしても通じるのが嬉しすぎる……!!
 ミステリの書き手でもあるから、書き手としてどんな作品を書きたいかとかどういうところから作品作るのかとかのお話も聞けるしで、「オイ、いいのか、このトークショーこんな近くでタダで聞いてて……!」ってなってた。
 私、ミステリ好きで、ミステリの話も好きだけど、一冊にかける時間は他人の3倍以上かかるんで量はそんなに読んでないので、自分が話したいというより、人がミステリの話してるのを聞いていたいんですよね。
 なら本の紹介動画でも見れば?って話でもなくて、そこをもっと詳しく、とか、あの本どうでした?とか、は目の前でかつ知り合いだからできるわけで。もっと聞いてたかったなぁ、お二人の話。
 香川に引き続き、時間と食べ物の写真撮るの忘れるくらい楽しい時間でした。
 お二人とも遠方からお疲れのところ、遅くまでおつきあい下さりありがとうございました!!

次回参加予定

 確定しているのは、上記のミステリアンソロの初頒布日である、12月01日の文学フリマ東京です。
 新刊予定はまだ決まってませんが、何も出さないってことはなさそうです。
 あと、2つほど申し込み中のイベントがあるので、当落が発表されたら予定が追加されます。
 そちらは漫画メインのイベントなので久々に漫画描きたいなともおもったり。まあ、受かってからですけど。
 あれ?12月までゆっくりしていられないのでは……?


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