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介護戦士【介護のつくおき。】

父が亡くなってから母の介護が本格的に始まった。いずれは誰しもぶつかるあるある問題が遂に到来してしまった。

まだ母は要介護1で杖をついてなら歩ける。
排泄は一応自立はしているが、たまにやらかすからオムツを履いているのだ。

厄介なのが40年前から躁鬱病があり、故に父の葬儀の翌日に田舎のスナック(通称イナック。)へカラオケを歌いに行くほど常識が分からない。

父は生前私に「俺が死んだらお母さん頼んどくよ。」とよく言っていたが私はその都度「絶対嫌!」と返していた。

しかし、、、
父が居なくなったんじゃ仕方がない。
父への親孝行と思い、暫くは自宅から約1時間の実家から仕事へ行くことにした。

そう腹をくくったのが何かの間違いだった。。。

母は食欲旺盛過ぎて、もはやバキュームキミコと呼びたくなるくらいだ。
後述になったが、母の名前はキミコだ。

そんなバキュー…いや、母はつくおきがなくなると隣近所へピンポーンと出向き、「食べ物がないの!」とわざわざしなくて良い報告をしてくれる。
その都度ご近所様から兄や私に連絡が入るという要らないことが仕組み化されている。
これに関してはご近所様に本当に感謝しかないのだが。。。

私はフリーランスのパーソナルトレーナーをしている。朝から夜遅くまで働いていて、その名もお一人様ブラック企業と名付けている。
息子の大学の費用を稼がないといけないのだ。
だから毎日ご飯を作ってあげる時間がない。

ご近所様に迷惑をかけまいと、せっせと休日に大量の作り置きをしているのだが、4〜5日分と思って作ったものが、2〜3日でなくなってしまう。

つくおきでいっぱいの冷蔵庫


うぅ…泣ける。。どころか笑うしかない(笑)

昨日も朝から菓子パン2つ食べた後に、ご飯、味噌汁、厚揚げの煮物、焼ししゃも、浅漬け、完食していた。。。

キミコの朝食

恐るべしキミコ!!
まだまだキミコ伝説は続くのであ〜る。

つづく。







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