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3年ぶりの海外で感じたこと (@ヨーロッパ)
少し前に、2週間ヨーロッパ (スイス、イタリア、スペイン) へ行ってきた。おおよそ3年ぶりの海外は、しっかり刺激的で、日本とのギャップを感じたことも多かったから、いくつか挙げてみたいと思う。
①多様な人種
まず空港を出た時点で、いろんな人種がいることが新鮮だった。どうしても島国日本では人種の多様性を感じる機会がまだ少ない。
そしてそれに慣れていることもあって、久々の海外では、多様な顔ぶれに囲まれることが新鮮だったし、そこに混じるとなんだか落ち着いた。みんな違って普通、みたいな。
「あーこれこれ、この感覚」
②ノーマスク生活
そして次に、みんながマスクをしていないことに気付いた。逆にマスクをしていると浮くくらいに、みんなしていないではないか。(交通機関では逆にしっかりつけていたけど)
確かにワクチンも3回うけたし、もうマスクはマストじゃないよ〜と政府も言っている中で、なぜ私は盲目的にマスクをしていたのだろう。ふと考えさせられた。
いや、マスクは外してもいいとわかっているんだけど、もうマスク生活に慣れすぎて(いろいろと楽だし)外したくないや〜とどこかで感じていた自分がいたんだろう。
おおよそ3年ぶりにマスクなしで歩き回るのは、なんだか裸で歩いているような気分になった。
が、2~3日すると、もうマスク生活には戻れなくなった笑
マスクなしは快適すぎた(そりゃそう)
習慣や環境とはこわいものだ。良くも悪くもすぐに染まる。
③ノーブラ生活
あと、マスクもしなければ、ブラもしない。というか、もちろんしている人もたくさんいたんだけど、していない人もたくさんいた。
つけていなくても、別にジロジロ見られることはない。
(これは毎回(主に)欧米圏に行くと感じることなんだけど)ファッションや用途に合わせてブラをつけるかつけないのかの選択肢があるのって、なんて素敵なんだろう。
日本でつけないで外に出ることもできるんだけど、そんなことをした日には、通り過ぎる人全員の視線が胸にいくことになるだろう(少し谷間が見えているくらいでも超感じるのだから)まあ見られるくらい別にいいんだけど、シンプルにめんどくさい。
④ノーエアコン生活
そして、もう一つギャップを感じた点は、エアコンがないこと。日本にいると、エアコンがそもそも家にあることが当たり前だし、これだけ暑かったら常につけているくらいが普通だと思っていた。
が、自分が訪れた現地に住む家族や知人の家にはついていなかった。
エアコンがついている家庭であったとしても、電気代が気になるから基本的には窓をあけて過ごすと聞いた。
窓をあけて過ごすと、当たり前だが、虫さんが入ってくる。
東京のマンションでは1匹でも蚊がいようもんなら、退治するのに必死になるが、ヨーロッパの家庭では蚊やハエはもちろん、ハチさんが入ってくることもあった。
だからか基本的に虫に慣れている人が多かったというか、みんなあまり気にしていないように見えた。そりゃそうだよなあ、窓をあけて生活するのが普通なのであれば、虫さんとの共存も普通なんだろうなあと。
そんなことを考えながら過ごすうちに、マスクなし生活と同様、虫さんとの生活にもすぐに慣れた。
地球に一緒に住ませてもらっている以上、虫さんだっているよなそりゃ。
むしろその方が自然な姿なんだろうなーと感じた。
ただいま東京
ヨーロッパでは、あらゆる点において、加工されすぎていないというか、なるべく自然体で過ごす雰囲気を感じた。(少なくとも今回の旅では)
もしくは、日本の、東京での生活が、加工されすぎているのかもしれない。
まあ、どっちが良いとか悪いとかの話ではないし、そんな単純な話でもないけど。
あらゆる特性や環境、歴史が絡まり合って文化や風潮はできあがるのだから、表面的な一部分だけを切り取って「だから日本はだめなんだ」とか「だからヨーロッパは優れているんだ」みたいなことは言いたくない。
ただ、違いは必ずある。
違いから自分なりに何かを学びたいし、感じたいし、それぞれの美しさを見出したい。そして、広がった知見を活かして(時には、その時の自分に合わせて取捨選択して)豊かに過ごしていきたいな〜〜〜とおもったのでした。
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