コロンビア | ミュージック・ジャーニーvol.34
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コロンビア | ミュージック・ジャーニーvol.34

みんおん -民主音楽協会-

皆さん、民音ミュージック・ジャーニーへようこそ。
今回は、コーヒー、エメラルド、花の産地として有名なコロンビアに、駐日コロンビア大使館の皆様とともにご案内いたします。

コロンビアには、先住民と、ヨーロッパ系、アフリカ系の人々が共存することにより、多様性にあふれた独特な文化が育まれ、今でも国民の生活の中に深く息づいています。特に音楽やリズムは日常には欠かせず、1000を超えるリズムと、150種類以上の音楽ジャンルが生み出されています。

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ここからは、その音楽を、大使館にご紹介いただいた「コロンビア音楽100選」の4ジャンルからお好きなものを選び、Spotifyでお聞きいただきながら、お楽しみいただきたいと思います。

<コロンビア音楽100選 プレイリスト>
1.サウンディング・テリトリー(ポピュラー音楽と伝統音楽)

2.ロック、ポップ、ラップ(現代音楽)

3.ニュー・コロンビアン・ミュージック(新しいユニークな音楽)

4.ダンス・ミュージック

<The list of 100 Colombian song>
このプレイリストは、コロンビアの音楽を促進することを目的とする#ColombiaCreaTalento(コロンビアが生み出す才能)というキャンペーンの一環として、2020年にコロンビア文化省によって発表されたもので、国内の音楽関係者によって選りすぐられています。

地域ごとに異なる顔を持つコロンビア
南アメリカ大陸の最も北側に位置するコロンビアは、標高が高く年間を通して涼しいアンデス地域、熱帯気候のカリブ海沿岸を擁し、太平洋沿岸、オリノコ川流域の東部草原地域、アマゾン川流域など、豊かで美しい自然と多岐に渡る地形が広がっています。

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アンデス地域の大都市ボゴタとメデジン
首都ボゴタは、標高2640メートルのアンデス山脈の盆地に位置し、人口700万人以上が住む南米屈指の国際都市です。旧市街には、石畳で造られたボリバル広場や、黄金博物館、ボテロ美術館などの観光名所があり、その長い歴史や文化を感じることができます。
また、新市街には、高層ビルが林立し、海外の有名ブランドショップやレストラン、娯楽施設が立ち並び賑わいを見せてます。アヒアコやアロマティカ(フルーツティー)など、地元ならではの伝統料理も堪能できます。

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そして、年間を通して過ごしやすい気候から「永遠の春の街」と謳われているのが、コロンビア第2の都市メデジンです。ここでは、毎年8月に、国内最大のフェスティバルの一つである“花祭り”がメデジンで開催され、花飾りを背負って行うパレードや、国内外の有名なアーティストによるコンサートも行われ、毎年大きな賑わいをみせています。

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カリブ海沿岸のリゾート地カタルヘナとサンタ・マルタ
カルタヘナは、カリブ海沿岸に位置する国内きってのリゾート地で、日本はもとより世界中から多くの観光客が訪れています。旧市街では、「カルタヘナの港、要塞群と建造物群」として1984年にユネスコの世界遺産に登録されたスペイン植民地時代の要塞や建造物などを見ることができます。

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また、この地域で訪れたいのは、緑豊かな自然と青い海、金色の太陽と白い砂、シエラ・ネバダ山脈の白のコントラストが印象的な港町サンタ・マルタです。カリブ海の海の幸を使った伝統料理を楽しむこともできます。
旧市街地にあるサン・ペドロ・アレハンドリーノ農場は、ラテンアメリカ独立運動の指導者シモン・ボリバルの終焉の地として知られており、現在は英雄ボリバルを記念した博物館になっています。

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島しょ地域に広がる美しい風景
カリブ海と太平洋にまたがる島しょ地域には、「七色の海」と称されるサン・アンドレス島があります。 透明な海と美しいサンゴ礁に囲まれたこの島は、2000年に「シーフラワー」として、ユネスコの生物圏保護区に指定されました。また、2014年、2015年、2019年には、世界で最も権威あるトラベル・アワードの一つである“ワールドトラベルアワード”を受賞しました。

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太平洋沿岸地域の大自然とリズム
コロンビア太平洋のビーチは、ほとんどが手つかずの海洋生態系を保っており、8月から10月にかけて、何百匹もの巨大なクジラがチョコの海岸を訪れる様子を見ることができます。
この地域を発祥とするアフリカ文化に影響を受けた音楽「クルラオ」は、チョンタというヤシの木を使うマリンバなどで演奏されます。「コロンビアで最も幸せ」といわれるこの地域の象徴となっています。
またサンパチョやペトロニオ・アルバレス・フェスティバル、カリフェア、ワールド・サルサ・フェスティバルなどが開催されます。

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東部草原地域の美しい景観
コロンビア東部オリノコ川流域に広がる草原地域では、美しい夕日と多種多様な動物を楽しむことができます。5つの色をもつことから、レインボー・リバーとも呼ばれジャングルを流れる“カーニョ・クリスタレス”や、ジャングルの中央にそびえ立つ“シエラ・デ・チリビケテ”という頂上が平らでテーブル状に見える高地も有名です。

この地域にあるチリビケテ国立公園内は、50以上の絵の遺跡があり、2万年前に作られたとされる考古学的価値の高い岩絵が約7万点も描かれていて、世界遺産に登録されています。

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世界最長のアマゾン川流域の豊かな自然
自然豊かなこの地域には、185の保護地区があり、歴史、伝統が残されています。また温暖な気候が植物の繁殖を助け、約212種の哺乳類と195種の爬虫類や鳥類を育んでいます。
運が良ければ、珍しいピンクのイルカもアマゾン川で見ることができます。多くの先住民が暮らしているため、モホホイ(昆虫料理)、ファリーニャ(ユカ芋粉)など、地域ならではの料理を楽しむことが出来ます。

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コロンビアと民音の交流
民音では、これまで1988年の「コロンビア国立民族舞踊団」公演以降、「レオノール・ゴンサレス・ミーナ」(1990年)や「バランキージャ民族舞踊団」(1999年)等、コロンビアよりアーティストを招聘し、公演を開催してまいりました。

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コロンビアへの旅の最後に、2018年の「ラ・ハグア」民音公演より、2曲をお楽しみください。

1.「カリ・パンチャゲーロ」
カリは、熱狂的なリズムのサルサが有名で、世界では「サルサの首都」と称されています。そんなコロンビア・サルサを象徴する一曲です。

2.「心を込めて」 
ラ・ハグアの代表曲で、愛する人に捧げたいロマンティックな曲です。

<ラ・ハグア>
2015年にコロンビア南部最大のフェスティバル「ペトロニオ・アルバレス太平洋音楽祭」のコンテストで優勝し、現在、国内外で注目されているグループ。

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皆さん、コロンビアへの音楽の旅はいかがでしたでしょうか。
「コロンビア音楽100選」の他のジャンルも是非ともお楽しみいただきたいと思います。
音楽の旅はまだまだ続きます。次回もどうぞお楽しみに。

協力:駐日コロンビア大使館

Min-On Concert Association
-Music Binds Our Hearts-

この記事は英文での提供もしています。
https://www.min-on.org/10840/min-on-music-journey-no-34-colombia/

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みんおん -民主音楽協会-
半世紀以上にわたって音楽についていろいろなことをチャレンジしています。112ヵ国・地域との文化交流コンサートをはじめ、音楽博物館事業、東京国際音楽コンクール<指揮>、学校コンサートなど幅広く活動しています。