ミナト

しがない文系公立院卒労働者(休職中)専門分野は音楽教育と防災。 食・芸術・酒への関心が…

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しがない文系公立院卒労働者(休職中)専門分野は音楽教育と防災。 食・芸術・酒への関心が強い。気は弱い。

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「好き」は人を、よく救う。

よく人に「多趣味だね」と言われてきた。 確かに、私は「好きなこと」が多い。 食べること 絵画をみること 音楽をきくこと 料理をすること 絵をかくこと 散歩をすること 風景をながめること 妄想に耽ること サイクリングをすること 楽器を演奏すること ミュージカルや劇を観劇すること 漫画を読むこと など など など。 ”食べること”ひとつとっても、 パン ケーキ 洋食 和食 カフェ 喫茶店 いろんなジャンルがあり、その一つ一つが奥深い。 絵画で言えば、東山魁夷や琳派、モネが

    • 知り合いの誰にもnoteのアカウントは教えていない。つまり皆の知らぬ間に生まれて、もしこの先死んでも誰にも死を知られない独居若者状態。 ある種諸行無常に近しいロマンがある。

      • うつ病持ちが甘味を突き詰める。

        さて、先回の記事で挙げた自分を大切にする、とは何か。 私は考えた。 そして、一つ己の狂気的とも言える過去の趣味を思い出した。 ケーキを食べることである。 ケーキを食べること、といえば可愛らしいのだが ホールケーキを食べること、と正確に表現すると一転何か狂気を孕む。 学部時代、ストレス発散方法の一つに「ホールケーキを食べる」という狂気的な方法を用いていた。 あの時研究室で論文を書きながらホールケーキを食べている私をみていた教授は、 最初は何か信じられないものを見る顔で眺めて

        • うつ病持ちが「自分を大切にする」を突き詰める。序章

          うつ病、不安障害、摂食障害。 今の私につけられた忌まわしき病名たちである。 こいつらが一旦身体にまとわりつけば、 ロクに食事はとれないし、人との会話や睡眠すらままならない。 電車での移動前には薬を服用しないと途中で動けなくなる。 用事が無ければベッドからも起き上がれず齢26にして床ずれが止まらない。 まぁなんとも文字にすれば情けない話である。 止まらないのはトキメキだけで十分なんだ。 それこそがいま最も壊死しているものなのだが。 何より現在対面している一番の問題はあまりに少

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        「好き」は人を、よく救う。

        • 知り合いの誰にもnoteのアカウントは教えていない。つまり皆の知らぬ間に生まれて、もしこの先死んでも誰にも死を知られない独居若者状態。 ある種諸行無常に近しいロマンがある。

        • うつ病持ちが甘味を突き詰める。

        • うつ病持ちが「自分を大切にする」を突き詰める。序章

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        • うつ病持ちが「自分を大切にする」を突き詰める
          2本

        記事

          近況

          最後の記事から数年。 私は修士課程を無事に卒業し、 非正規職員として国の機関で一年働いた後に、 Uターンし地元の金融機関で働き始めた。 厳密に言えば働いて“いた”。 昨年からの家庭内での様々なトラブルや飛んでくる暴言、そして仕事のセクハラで重なるストレス耐久レースに耐えきれなくなっている自覚はあったものの、 それでも必死に今の新しい環境に適応し続ける努力をするうちに身体がいつの間にか動かなくなっていた。 限界を迎えると実際に動かなくなるものだなあなどと呑気に思い病院に行く頃

          可愛いスマホには旅をさせよ

          「可愛い子には旅をさせよ」という言葉がある。 皆さんは、可愛い子を旅させたことがあるだろうか。 これは、私の可愛い子を旅させてしまった反省録だ。 私は就活の都合で、このご時世ではあるがよく新幹線を利用する。 その日は、良い天気だった。 車窓からの風景も穏やかで、まさしく読書のお供にはぴったり。 新幹線で目的地まで一時間半。途中気に入った風景を写真に収め、スマホを横に置きながら、静かな時を過ごす。 そして、清々しい気持ちで新幹線を降りた。なんだかいつもより清々しすぎる

          可愛いスマホには旅をさせよ

          「何の研究をしてるの?」に秘められた地雷

          大学院生あるある、といっても過言ではない。 久々にあった友人や親戚、そしてたまに行く美容院。そういった場所で聞かれがちで、しかしあまり聞いて欲しくない一言。 「今、何の研究をしているの?」おそらく、今あなたが大学院生ではない立場で、周囲にとても嫌いな人がいて、その人が大学院生ならば、この言葉をかけてやればなめくじに塩をかけた時に近いような反応を見せるだろう。 ただし、質問者自身も大学院生ならばその質問はだめだ。奴らは同胞相手に嬉々として、研究に関して永遠に語り始める。(

          「何の研究をしてるの?」に秘められた地雷

          それでも私はコンビニ弁当が食べたい

          人間には時折身体に合わない食材、というものがある。 私は人よりもそういったものが多い。 アレルギーとして食べられないものもあれば、アレルギーではないのにどうにも身体に合わないものがある。私にとっては、前者は生の果実、後者はコンビニ弁当やスーパーのお弁当、その他レトルト食品である。 一人暮らし、そして月に1回〜多くて3回程度学校で夜を明かし、平均的な帰宅時間は日付を超えるかどうかという大学院生の一人暮らし生活を一度思い浮かべてみて欲しい。 どうしたら毎食自炊ができようか

          それでも私はコンビニ弁当が食べたい

          自分を「可愛い」という勇気

          小学5年生の時、担任は私を嫌いだった。 「お前のお母さんは美人なのに、なんでお前はそんなんなんだ?」 二者面談で、担任が私に言い放った一言は、10数年経った私の心臓にまだ刺さっている。 「この前のクレペリン検査で、リーダーシップがあって 頭の回転が早いって結果が出てたけど、あれって嘘っぱちなんだなあ、全然当てはまっていないな」 クラスみんなの前でなぜか私にだけ言われた一言は、大学院生活で「自分は賢くない」と自覚するたびに思い出して、抉られる。 それから月日が経ち、教

          自分を「可愛い」という勇気

          自己紹介

          時折ブラック論文執筆生活を強いられるしがない一人暮らし文系大学院生です。 文章を書くトレーニングとしてたまに吐き出します。 教育学を永遠に勉強中。専門は音楽と防災です。 いつまで続くか分かりませんが、気ままに。

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