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WHY なぜ創るのか 【クリエイティブはどこへゆくのか】#2

どうも。EATALK MASKの中の人、ミムコです。

これは、人はなぜ「創る」のか、私はなぜ「創る」のか、というお話の続きです。

前回は「創る」ことは「狩り」に似ているというお話をしました。
自分の知恵と技術で獲物に挑み、狩る......というのが、作品を創るために試行錯誤し、完成させることと、脳の反応が近い気がするという話です。

今回はクリエイターはハンターである......という前提で話を進めてみたいと思っているので、よかったら前の記事から読んでいただけるとわかりやすいかと思います。

ソロハンティング(孤高の作家)

こだわりが強くて、自分の理想がハッキリしている人はこのタイプだと思います。最後の最後に矢を射るのは絶対に自分、という人ですね。基本、狙う獲物も理想が高いです。狩れないこともあるので、苦悩しがち。

多くの人が「クリエイター」と聞いて思い浮かべるのは、このタイプなんじゃないかと思います。

ひとり理想の獲物を追い求め、人生をかけて技術を磨き、試行錯誤を重ね、命を懸けてその獲物を狩る。彼らが全てを懸けて狩った獲物(創った作品)は素晴らしく、多くの人々に感動を与え、賞賛される.......そんなイメージ。

実際こんなクリエイターはピラミッドのトンガリのちびっとした部分の人たちですけども。

ただ、クリエイターである為には、
「理想の獲物を定め、ソロハンティングで狩るべし」
という考えが根強いところもあって。
何か創ってます(書いてます)って言うと、

「あなたの理想の獲物(目指す作品)は何ですか?」

って、めちゃくちゃ聞かれません? いや、聞かれずとも、この質問に答えられなくちゃダメだ!! なんて思ったりしません?

まずはこの質問に、人が惹かれる答えを出せるかどうか。それがクリエイターとしての義務......みたいな。
そして、その獲物を狩る為に自分がどこまでできるかで、価値が決まる......的な?

もちろん、こういう生き方しか出来ない人もいますし、そういう人の作品はパワーがすごいし、感動します。憧れます。

でも私は、そのクリエイター定義に何か自分と合ってないズレ感というか、ムズムズするものを感じていたんですよね。ずっと。創ることは好きだし、「創りたい」という欲求には本能的なものを感じる。多分、やめられない。でも.......なんか違うんだよー! そんな感じ。

ですが近年、急速に
このソロハンティング(孤高の作家)の獲物のタイプや在り方が変化してきているんですよね。
ついつい長くなってしまったので、この話はまた次回。


続く......多分ね。

あ、続きました。

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