ミモザ

夜の散歩中に思いついたことを勢いで書く超短編、お題に添った短編、詩のようなつぶやき、俳…

ミモザ

夜の散歩中に思いついたことを勢いで書く超短編、お題に添った短編、詩のようなつぶやき、俳句、短歌など書きます。ほぼフィクションです✨ ときどきstand.fmでの朗読を付けてます。 もともとは童話作家志望だったのでファンタジー童話的な雰囲気になりがちです。 よろしくお願いします😉

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夜の気球に乗りませんか

僕は最終バスが行ってしまったあとのバス停のベンチに座っていた。バスを逃したのではない。最終バスから降りたけれど家に向かう気力がでなかったのだ。じっとりとした暑さ…

ミモザ
9か月前
35

【短編】もし波打ち際に人魚が打ち上げられていたら3(春弦サビ小説?)

私はいつの間にこのような寒そうな場所に迷い込んでしまったのだろう?確か初夏の海岸を歩いていたのだ。80代後半になる私の身体はもう昔のように軽やかに歩けたりしない…

ミモザ
17時間前
25

【俳句】青空に

potesakulaさんの企画に俳句で滑り込みます! 秋さんのコラージュの力を借りました✨ 秋さん、ありがとう🥰 青空に出かけるためのサングラス 五月晴れ見上げる私は海の…

ミモザ
1日前
43

【短編】もし波打ち際に人魚が打ち上げられていたら2(春弦サビ小説?)

僕はいつものように朝早く誰もいない時間に海岸の散歩をしていた。 岩だらけの浅瀬にはたまに「獲物」が落ちていることがある。 蛸やエビや貝などだ。一人暮らしで料理好き…

ミモザ
1日前
34

【短編】もし波打ち際に人魚が打ち上げられていたら(春弦サビ小説?)

もしも誰もいない浜辺を一人で散歩しているとき、 人魚が打ち上げられていたら、どうする? 私は心の中で誰かにそう問いかけながら、打ち上げられた人魚を見ていた。美し…

ミモザ
2日前
48

春のお買い物【シロクマ文芸部】

「白い靴をください」 私は店番をしている黄金虫に言った。 「試着はいいのかね?」 「いいんです。きっとぴったりだもの」 私はその真っ白い靴に足を入れた。ほらぴったり…

ミモザ
3日前
41

今日もありがとうございました

昨日もくえすさんにありがとうを書きましたが今日もです。私が勝手に作詞して歌った「迷いしマーメイド」を素敵な動画にしてくださいました。ありがとうございました。 そ…

ミモザ
4日前
35

くえすさん、人魚になれた気分をありがとうございます✨
https://note.com/quess1221/n/na1f315904678

ミモザ
5日前
21

【詩】夜の花の贈り物

花のランプが照らす 夜の夢の中だけど 私に花を、ありがとう これで闇夜も平気です 一人きりでも平気です 花をもらうのは久しぶり なんて嬉しいことでしょう お礼を…

ミモザ
5日前
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【春弦サビ小説(脱線)】迷いしマーメイド ・勝手に作詞そして完成

くえすさんの眠~くなる優しいマーメイドな曲に、眠気に抗って歌詞を考えました(=_=) くえすさんの曲👇 「 迷いしマーメイド 」 海に舞い落ちた 雪より儚く 消えそうな声…

ミモザ
6日前
38

【 詩 】心は檸檬

君に届かない 誰にも届かない 何処にも届かない ただ五月の風の中を とれたクラゲの足のように 流れている黄色い糸 当たるとぴりぴり痛い糸 心の檸檬を絞って出来た…

ミモザ
7日前
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note村の1日 第5話【春弦サビ小説】

🎸第1話 🎸第2話 🎸第3話 🎸第4話 壁の鳩時計が鳴った。 「パパヤ♫パパヤ♫パパ…」 へんな音だ。 しかしそれを聞いたミモザは手にしていた紅茶茶碗をガチャリと置いた…

ミモザ
7日前
39

ありがとうありがとうありがとう

ここのところずっと仕事が忙しくて夜遅くまでかかり、一番の息抜きだった夜の散歩をする時間もなくなった。 疲れて身体が緊張していて寝ているときも緊張がとれず、なんだ…

ミモザ
8日前
40

実際のスコーンはこちらです。
クロテッドクリーム売り切れだったけどホイップクリームの残りが少しがあったので😊
スコーン自体はほぼ甘みを感じないほど砂糖少なめのレシピです。

ミモザ
8日前
33

餡じぇら秋ちゃんと焼き立てスコーンのお茶会中💕
を妄想した筆ペン画😆

ミモザ
8日前
34

【詩】空の青を集めない

ワスレナグサはお天気の日の 小さな空を集めてる 晴れの日のあの約束を あの人とのあの約束を 楽しみに、楽しみにして 忘れないように集めてる わたしはそんなもの集…

ミモザ
9日前
40
固定された記事

夜の気球に乗りませんか

僕は最終バスが行ってしまったあとのバス停のベンチに座っていた。バスを逃したのではない。最終バスから降りたけれど家に向かう気力がでなかったのだ。じっとりとした暑さに耐えかねてバス停にある自販機で飲み物を一本買って飲み干し、空になったペットボトルを握りしめて座っていた。 すると目の前の、もう車もほとんど通らない道路にふわっと気球が降りてきた。ほんとうは気球は火をもやすゴーッという音がするものだと思うけど、その気球は音もなくふわっと降りてきた。 だからこれはベンチで眠ってしまった

【短編】もし波打ち際に人魚が打ち上げられていたら3(春弦サビ小説?)

私はいつの間にこのような寒そうな場所に迷い込んでしまったのだろう?確か初夏の海岸を歩いていたのだ。80代後半になる私の身体はもう昔のように軽やかに歩けたりしない。いかにも老人といった、よろめくような、ぎこちない動きで歩を進めるしかないのだ。 商店街などを歩いていると「おじいさん、大丈夫?」などと声をかけられ、口では礼を言うが腹の中では(ふん!老人扱いしやがって!)と毒づく。かといって年寄りとして労わられなければそれも腹が立つ。何にしても面倒な老人だと自分でも分かっている。老害

【俳句】青空に

potesakulaさんの企画に俳句で滑り込みます! 秋さんのコラージュの力を借りました✨ 秋さん、ありがとう🥰 青空に出かけるためのサングラス 五月晴れ見上げる私は海の底 空を映す水たまりへと揚羽来る 青空は引き立て役よと薔薇がいう 空とお揃いの夏服新調す

【短編】もし波打ち際に人魚が打ち上げられていたら2(春弦サビ小説?)

僕はいつものように朝早く誰もいない時間に海岸の散歩をしていた。 岩だらけの浅瀬にはたまに「獲物」が落ちていることがある。 蛸やエビや貝などだ。一人暮らしで料理好きな僕の食事の足しになる。 だから僕は浅瀬をのぞいてみるのも日課の一つなのだが、その朝、浅瀬に落ちていたのは「人魚」だった。 しかもどうやら寝ているようだ。良い夢を見ているような顔をしている。 面白いものを見れた、と思ったがそれは朝食の足しになる獲物ではないので僕はそのまま立ち去ろうとした。 しかしその時、遠く離れた駐

【短編】もし波打ち際に人魚が打ち上げられていたら(春弦サビ小説?)

もしも誰もいない浜辺を一人で散歩しているとき、 人魚が打ち上げられていたら、どうする? 私は心の中で誰かにそう問いかけながら、打ち上げられた人魚を見ていた。美しい人魚はこちらをじっと見ている。 もし自分が20代30代の男性だったら…うっとりと引寄せられていっただろう。 でも私は50代女性だった。仕事に疲れ、暮らしに疲れ、気持ちに余裕がない主婦だった。 何もかも嫌になったと唐突にいろいろなことを放置して海辺に散歩にやってきたのだ。少しだけ一人の時間を過ごしたかった。 あとでい

春のお買い物【シロクマ文芸部】

「白い靴をください」 私は店番をしている黄金虫に言った。 「試着はいいのかね?」 「いいんです。きっとぴったりだもの」 私はその真っ白い靴に足を入れた。ほらぴったり。スノードロップで作った軽い靴。 すずらんで出来た帽子も一緒に買う。 どちらからも春のスンとした匂いがする。 あとは…あとは… 白木蓮で作ったコート、山桜の花びらのハンカチ、馬酔木のポシェット。 「おお。素敵ないでたちになりましたね。 とてもお似合いですよ」 黄金虫がほめるので私は代金の砂金の粒を渡しながらにっこり

今日もありがとうございました

昨日もくえすさんにありがとうを書きましたが今日もです。私が勝手に作詞して歌った「迷いしマーメイド」を素敵な動画にしてくださいました。ありがとうございました。 そしてそのためにリクエストに応えて大量にキュートな人魚の画像を描いてくれたスズムラさんへの感謝の気持ちでもいっぱいです🥰 スズさん、いつもありがとう♡ ⦅ 経緯 ⦆ 私が春弦サビ小説リレー小説「note村の1日」にくえすさんをこっそり巻き込む→それによりくえすさんがマーメイドな曲を15分で作ってくれる→それを聴いた私が

くえすさん、人魚になれた気分をありがとうございます✨ https://note.com/quess1221/n/na1f315904678

【詩】夜の花の贈り物

花のランプが照らす 夜の夢の中だけど 私に花を、ありがとう これで闇夜も平気です 一人きりでも平気です 花をもらうのは久しぶり なんて嬉しいことでしょう お礼をさせて あなたに何かあげたいわ 夢の中なので何も持っていないけど それでも何かあげたいの スカートのポケットの中を探す ごそごそごそ ごそごそごそ 夢だから、ほら プレゼントの箱が出てきたわ 中身は私も知らないの でもたぶん、きっと良いモノが入ってる 軽いから 虹とか霧とか雲とか

【春弦サビ小説(脱線)】迷いしマーメイド ・勝手に作詞そして完成

くえすさんの眠~くなる優しいマーメイドな曲に、眠気に抗って歌詞を考えました(=_=) くえすさんの曲👇 「 迷いしマーメイド 」 海に舞い落ちた 雪より儚く 消えそうな声 私を呼ぶの 知りたい 何かを 知らない 何かを ルーララ その夢 涙ひとつぶ 空に帰して ひとつだけ願いが叶う 聴かせて その声 教えて その曲 ルーララ 桜の 🌸くえすさんが完成させてくれました~ 聴きながら波に揺られてうとうとしてください くえすさんの元の記事はこちら👇 たぶん春弦サビ小

【 詩 】心は檸檬

君に届かない 誰にも届かない 何処にも届かない ただ五月の風の中を とれたクラゲの足のように 流れている黄色い糸 当たるとぴりぴり痛い糸 心の檸檬を絞って出来た糸 漂っていたらいつか花の下の 蜂蜜の水たまりに落ちるといいな それか紅茶のカップに入れて 自分で飲みほそう 山根あきらさんの企画に参加します

note村の1日 第5話【春弦サビ小説】

🎸第1話 🎸第2話 🎸第3話 🎸第4話 壁の鳩時計が鳴った。 「パパヤ♫パパヤ♫パパ…」 へんな音だ。 しかしそれを聞いたミモザは手にしていた紅茶茶碗をガチャリと置いた。 「忘れてた!あの人が…あの人が ” 夜の船で帰ります、桜餅をたくさん買って帰ります " って…」 つぶやきながらエプロンを取り、サコッシュを肩に掛けると駆け出して行ってしまった。 残された人々は途方に暮れて顔を見合わせる。 「夜の船って言ったよね?」 スズムラが檸檬ちゃんを抱っこした

ありがとうありがとうありがとう

ここのところずっと仕事が忙しくて夜遅くまでかかり、一番の息抜きだった夜の散歩をする時間もなくなった。 疲れて身体が緊張していて寝ているときも緊張がとれず、なんだかドキドキしてよく眠れなくて、そうするともっと緊張して朝も早く目が覚めてしまい困っていた。 そんなとき、友だちの整体師のリカさんが心拍数トレーニングの記事を書いていたのでとても参考になり、コメントに私の現状について書き、参考になったお礼を書いた。 すると私の現状改善へのアドバイスの記事を書いてくれた。 私のための記

実際のスコーンはこちらです。 クロテッドクリーム売り切れだったけどホイップクリームの残りが少しがあったので😊 スコーン自体はほぼ甘みを感じないほど砂糖少なめのレシピです。

餡じぇら秋ちゃんと焼き立てスコーンのお茶会中💕 を妄想した筆ペン画😆

【詩】空の青を集めない

ワスレナグサはお天気の日の 小さな空を集めてる 晴れの日のあの約束を あの人とのあの約束を 楽しみに、楽しみにして 忘れないように集めてる わたしはそんなもの集めない 何にも集めない 約束なんてしない 空を見上げて目に映った青い色は ゆっくり瞬けば消えてしまう もしも消えなければ目薬をさして 一緒に流してしまうから わたしを忘れないで、なんて だれにも言わないから 絶対言わないから でも ワスレナグサの花が好きだ 小さな青い、あの花が好きだ