今日のごはんと本 妊娠中期編 12/9(土)〜15(金)
12/9 土曜日 晴れ
ついに旅立ちの日。
さよなら東京、よろしく九州。
朝ごはん
焼き鯖、だいこんおろし、しらす、肉じゃが、焼きのり、玉子かけ納豆ごはん、しじみのお味噌汁。
ホテルの朝食。
早起きしたのでお腹がしっかり減り、ごはんをおかわりして、しっかり食べる。
おやつ
モンブランのスイーツ。
昨日コンビニで買ったおやつ。
夜中に食べようと思っていたけど、寝落ちしたので、朝おやつに。
鍵を返して、10年住んだ街とお別れ。
とてもさみしい。
今までありがとうと、何度も心のなかで言う。
間食
BLTカンパーニュサンド、水出しコーヒー。
空港にて。
早起きした子どもが寝たので、夫とカフェでのんびり。
つわりの気配がしたので、サンドウィッチをひとまず食べる。
別途昼ごはんも食べる気まんまん。
妊婦の食欲が本気を出しはじめた。
間食
梨、りんご、柿。
実家にて。
夜ごはん
湯葉、トマトサラダ、焼き鳥、かぶの葉のふりかけ、白米、豚汁。
実家にて。
おやつ
いちごとチョコのアイス。
読んだ本
読めず。
12/10 日曜日 晴れ
朝ごはん
卵焼き、納豆、白米、豚汁。
引き続き実家にて。
昼ごはん
うどん、軟骨揚げ。
間食
カステラ。
夜ごはん
水炊き、まぐろとほたてのお刺身、かぶの葉のふりかけ、白米。
夜ごはんまで実家で食べさせてもらい、新居へ。
おやつ
ポテトチップス。
子どもが寝たあと、お茶を淹れて夫とくつろぐ。
読んだ本
読めず。
12/11 月曜日 雨
朝ごはん
たらこパスタ、サラダ、ロールパン。
コンビニで調達。
ロールパンは母親にもらったもの。
朝から食べすぎ。
昼ごはん
明太フランス、アイスティ。
近所のパン屋さんのうちのひとつを初訪問。
夫と子どもとわたし、思い思いとパンを選び、イートインでお昼ごはん。
その後、引っ越し手続きをあれこれしに出掛ける。
おやつ
あんぱん。
雨の中、ばたばたと買い出しをして、くたびれ果てて帰宅。
昼間テイクアウトしたパンを、おやつに食べる。
夜ごはん
白菜と鶏肉とねぎと春菊と豆腐の鍋、真鯵のお刺身、もち麦入り白米。
近くのスーパーで、地元の野菜や豆腐などを調達し、夫がいつもの具材とレシピで鍋を作ってくれる。
野菜が異様においしくて、しばしふたりして無言になる。
ぽん酢がいらないくらい味が濃い。
あと、東京から持ってきたお米までうまい。
水が違うのかも。
別に高い野菜でもなく、むしろ安かったのに、どういうことなんだ……と衝撃を受ける。
そして激安だった真鯵のお刺身も新鮮で肉厚でおいしい……。
もうここに住みたいと強く思った。住むんだけど。
読んだ本
『人生の旅をゆく2』
子どもと遊びつつ、寝そべって読む。
幸せ。
『鍋に弾丸を受けながら』4巻
食を通して他国の文化やその国の人たちの国民性に触れられて、すごくおもしろい。
著者の人柄ゆえ。
お腹がすくし、旅したくなる。
『やまとは恋のまほろば』最新刊
恋とコミュニケーションの苦味が抜けてきて、ほっこりした。
12/12 火曜日 晴れ
今日も引っ越し手続き。
保育園の見学も。
朝ごはん
納豆玉子かけごはん。
いつものやつなのに、おいしく感じる。
昼ごはん
和牛焼肉定食、コロッケ。
牧場が経営しているお肉のお店のイートインランチ。
お肉がおいしくて、夫と黙り込む。
サラダとお新香とお味噌汁がつき、ごはんはおかわりOKで、1,100円。
お店が広いから、ベビーカーで余裕で入店できる。
ここで暮らしたら太りそう。
でも本望。
おやつ
チーズケーキ、コールドブリューコーヒー。
外出中に子どもが昼寝したので、夫とスタバにてお茶。
こうしてたまに降ってくる、ふたりでのんびりできる時間が、とても好き。
夜ごはん
白菜と鶏肉とねぎと春菊と豆腐の鍋、かつおのお刺身、もち麦入り白米。
昨日と同じ内容の鍋。飽きないおいしさ。
別のスーパーで買ったかつおのお刺身、ものすごくおいしく、今日も夫とふたりで感動する。
子どもも数切れ、自発的に食べていた。
おやつ
チョコレート。
子どもが寝たあと、夫とドラマを観たり必要なものをネットで探したりしつつ、お茶を飲む。
読んだ本
『人生の旅をゆく2』
読み終える。
すばらしかった。
『小さな幸せ46こ』
引き続き吉本ばななさん祭り。
読んでいる間、安心できる。
『ダンス・ダンス・ダンスール』27巻
連載開始時は子どもだった登場人物たちが、青年になっていく。
ダンスシーン以外でも、絵の力がびしばしと発されている。
兵ちゃん! と胸がしめつけられた。
長期連載を追っているなかでしか味わえない、この関係性の変化の痛みと希望。
『クジャクのダンス、誰が見た?』4巻
ひやひやしながら読んでいく。
おもしろい!
『ながたんと青と』11巻
知り合いの近況を聞いてるような、朝ドラを観ているような、憩いの感覚をくれるマンガ。
12/13 水曜日 晴れ
いい天気。
新居のリビングは、南向きで窓が広くて、光がいっぱいに入ってくる。
ゆっくり空が明るくなっていくからか、気持ちがのんびりする。
まだまだ片付かないけど、仕事再開。
朝ごはん
トースト、目玉焼き。
子どもと一緒に。
地元の玉子、心なしか目玉焼きが立体的に仕上がる。
間食
紅茶のバームクーヘン。
つわり対策にひとかじり。
昼ごはん
サラダ、マトンカレー、ラッシー。
近所のお店を開拓。
おいしかった!
けど、量が多すぎた。
夜になってもまったくお腹が空かず。
夜ごはん
真鯵のお刺身、また麦入り白米、なめこと豆腐のお味噌汁、納豆。
夫と子どもも昼ごはんが遅くてお腹が減っておらず、夕飯は少なめに。
やっぱりおいしいお刺身。
読んだ本
『光が死んだ夏』4巻
怖い。けど続きが気になってやめられない。
『人生がときめく片付けの魔法2』
1冊目を前に読んでいたのだけど、今になって2をおすすめする文章を読んで、Kindleで購入。
『小さな幸せ46こ』
ちょこちょこと読んでいく。
12/14 木曜日 くもり
朝ごはん
トースト。
マーマレードとバターとはちみつ。
間食
紅茶のバームクーヘン。
つわり対策。
昼ごはん
参鶏湯、キムチ、鶏粥。
ご近所開拓。
韓国料理のお店。
鶏肉ほろほろで、鶏粥もやさしい味。
キムチも好み。
今日は注文する際に、お粥を少なめにしてもらう。
ここもやっぱり量が多かったので、減らしてもらっていてよかった。
おやつ
チョコレートふたかけ、コーヒー。
おやつ2
ダークフルーツケーキ。
いただきもののお菓子も食べる。
しっとりでおいしい。
冬だなあ。
夜ごはん
肉じゃが、ほうれん草のおひたし、納豆、もち麦入り白米、なめこと豆腐のお味噌汁、フルーツゼリー。
今日もごはんがおいしい。
特に、肉じゃがのにんじんの甘さに夫とふたりで感動した。
東京から持ってきたお米も、やっぱりおいしい。
料理がおいしくなるかは、味付け以前に、食材の質に大きく左右されるんだなと、考えてみれば当たり前のことを、しみじみ体感した。
食後は子どもと、いただきもののフルーツゼリーをわけっこして食べた。
今夜も満ち足りた。
読んだ本
『怪物くん』
ほろ苦い学校マンガ。
絵が愛おしい。
『小さな幸せ46こ』
ゆっくり味わって読み終える。
『寂しい生活』
生活を極めて思想が突き抜けていく過程が、率直な言葉で綴られている。
価値観の洗濯。
最後にはじわっと涙が出た。
勇気がでる本。
すばらしかった。
わたし自身、生活をいとなむことに、今すごく心を寄せているから、とても響いた。
仕事はとても好きで大事だ。
ただ、それだけに命をかけていると、おかしなことになる。
何年もかけて、身をもって学んだこと。
『人生がときめく片付けの魔法2』
1にまして、いっそうこんまりさんの考えが伝わってくる本だった。
ラスト、こんまりさんご自身の考えの深まりが、とても美しかった。
この本も、今このタイミングで読めてよかった。
『いつも誰かを待っている』
『こころはひとりぼっち』
植本一子さんが自費出版されている、最新日記集。
『かなわない』を本屋さんで表紙買いしてから、追いかけている作家さん。
写真家でもあり、そのほかいろんな活動をなさっていて、そして家事育児をする生活者でもある。
苦しくつらい日々に悶絶しながら、それでも生活していく日記。
同じ時代を生き抜いていくこのかたの文章に、いつもすごく力をもらう。
12/15 金曜日 くもりのち雨
寝起きから胎動ぽこぽこ。
というか、ぼこぼこ。
だんだんキック力が上がっている。
朝ごはん
焼きおにぎり、目玉焼き。
子どもの分と一緒に、夫が作ってくれる。
味噌とみりんの焼きおにぎり、香ばしくておいしい!
目玉焼きもふるふる。
朝から幸せ。
今日は、移住先ではじめての産科受診。
転院手続き、分娩予約など、大事な手続きがあるので、緊張しつつクリニックへ向かう。
そこは夫の付き添い不可のため、ひとりで行くことに。
とても空気のいい病院で、手続きも無事終わり、お腹の子どもも元気で、ひと安心。
ただ、家からそこそこ距離があり、やることもあれこれあったので、すっかりくたびれた。
昼ごはん
そば、かき揚げ丼、大根サラダ。
ぺこぺこくたくたで、お蕎麦屋さんへ。
江戸前そば。
そば、おいしかった!
かきあげのえびがぷりぷり。
混みまくっていて人気店らしかった。
おやつ
チョコレートワッフル。
コンビニでおやつを買って帰宅。
夫と子どもと一緒に食べた。
夜ごはん
肉じゃが、ほうれん草のおひたし、冷奴、白菜の塩昆布あえ、もちむぎ入り白米、なめこと豆腐のお味噌汁。
今夜も野菜がおいしい!
夕食の幸福度が、移住前よりさらに上がっている。
昼の疲れが抜けず、仕事をしなきゃ、と思いながら寝落ち。
体力を取り戻したい。
読んだ本
『こころはひとりぼっち』
一気に読み終える。
最後の日記、きらきらとした光を感じた。
『半暮刻』
一気読み。
なんでそうなんだ、なんでそんな価値観をもっていられるんだ、という純粋で強烈な疑問を、著者は物語通してどうにか解こうとしていると感じた。
本当にどうしてなんだ、という、非難を超えた疑問。
その疑問を理解しない、理解できない人々が少なからずいるという、恐怖。
面白かった。