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今日のごはんと本 妊娠8ヶ月編 1/27(土)〜2/2(金)

妊娠28週目。
ついに8ヶ月、妊娠後期!
お腹のなかで日々、中の人はどぅるんどぅるんと動いている。
油断せずいきたい。


1/27 土曜日 くもり時々晴れ

子どもが朝から発熱。
苦しそうに泣いている。
抱きしめてごろごろする。

朝ごはん
ホットケーキ、牛乳。

昼ごはん
プルコギ定食弁当。
お肉屋さんのお弁当を夫にテイクアウトしてきてもらう。
子どもをあやして寝かしつけてから食べたので、冷えてしまったけど、うまいお肉はやっぱりうまい。

夜ごはん
むっちゃんまんじゅう(ハムチーズ・ウィンナー)。
夕方、遊びにやってきた母が、地元では有名なおまんじゅうを買ってきてくれる。
まだあったかいうちに夫と食べる。
ふたつでお腹いっぱいになって、作っていた夕食は翌日へ見送りに。

今日はあんまり食欲がわかず、変則的な食事になった。


読んだ本
『正しい家計管理』
前回読んだ本の、短期家計版。
ふむふむと読んで、さっそく去年の自分の収支を見直す。
「どんぶり勘定は低収入より、恐ろしい。」という帯文の、威力絶大である。
仕事にまつわるお金以外は、まさしくどんぶり勘定だったので、衿を正す。

『持たない幸福論』
近頃読んだ本や記事で名前をお見かけして、気になっていたphaさんの著書を読んでみる。
淡々と落ち着いた文章。
暮らしに正攻法はないなあと、改めて。
わかる! という部分、へえー! という部分がマーブルになっていて、読みながら自分の考えも整理されていくのがおもしろかった。


1/28 日曜日 雨のちくもり

子ども、ひと晩経ってすっかり元気に。
よかった!

朝ごはん
みそ焼きおにぎり、玉子焼き、白菜のお漬け物。
子どもが回復し、ほっとしてのんびり過ごす朝。

昼ごはん
盛りそば、天ぷら。
出先にて。

おやつ
フライドポテト、チョコレートシェーキ。
雨上がりを待って、みんなでお茶。

おやつ2
ミニどら焼き。
帰宅してほっとひと息。
ジンジャーレモンティーも淹れる。

夜ごはん
チキンソテー、里芋のチーズグラタン、さつまいものマッシュ、春菊とアンチョビのペペロンチーノ、白菜とにんじんのスープ。
ご近所さんからいただいた里芋で、前々から作りたかったグラタンを作る。
レシピを記憶違いしていて、モッツァレラと間違えてカマンベールを買っちゃったけど、好きだから問題なし。
パスタ、おいしいはおいしいけど、アンチョビを入れすぎて、かなりしょっぱくなってしまった。
失敗を残念がっていたら、この量のアンチョビは入れすぎだとわかったのでこれも成功のうち、と夫が言ってくれた。
いいやつだなあ。
またチャレンジしよう。


読んだ本
『僕のたべもの日記365』
麻生要一郎さんのごはん日記。
おいしそう、そして心地よさそうな食卓の写真に見惚れながら、一気読み。
これから時々読み返そう。

そのほか、赤ちゃんの寝かしつけの本を読んだ。
あまりピンと来ず。
体感、直感を優先していく。


1/29 月曜日 晴れ

子ども、保育園に行きたくないと大泣き。
わたしはおしごとがあるから、と話すと、おしごとするからママがほいくえんいってきて!! と言われる。
そういうわけには。
わたしも一緒にいたいけど、仕事もわたしにとって大事なんだ、とお話する。
泣きながらも登園してもらう。
ごめんよ。

朝ごはん
はちみつバタートースト、牛乳。

昼ごはん
春菊とアンチョビのペペロンチーノ、ゆで玉子。
昨日の反省を活かして、さっそくまた作ってみる。
今度はおいしくできた!
今回は、唐辛子をタネの部分も一部いれて、辛めに仕上げてみた。
夫にもまた作ろう。

おやつ
ストロベリーチョコレート、ミニドーナツ。
衝動買いしたチョコと、もらいもののお菓子を、少しずつつまむ。

夜ごはん
きはだまぐろのお刺身、だいこんと鶏肉とねぎの煮物、里芋のきぬかつぎ、さつまいもスティック、納豆、梅干し、もち麦入り白米、白菜とにんじんのスープ。
お刺身が今日もおいしい。
納豆にまぜて食べてなおおいしい。

読んだ本
『伊豆山奥に住む仙人から教わった、からだがよみがえる「食養術」』
最近、食べるってなんだろう、と色々考えるので、とてもおもしろく読んだ。

『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』
資本主義からどううまく距離を取るか、パン作りを通して実験、実践していて、すごく面白かった。

『徹底してお金を使わないフランス人から学んだ本当の贅沢』
写真がたくさんで、めくるだけでなごむ。

寝かしつけの本、別のをまたぱらぱらと読む。
ほぼ全編通して、ママへの語りかけになっており、父親どこいった? と真顔になった。
うしろのほうにようやくパパのターンが出てきたものの、ママはパパに「ありがとう」を忘れずに、的なことが書かれていて、白目をむきそうになった。
出産育児関連の本を読んでいると、ときどきこうして、わたしとしてはどうにもこうにも賛同いたしかねる記述にぶちあたり、身構える余地なく憤怒のスイッチを強打されるので、注意が必要。


1/30 火曜日 くもり

朝ごはん
ホットケーキ、スクランブルエッグ、バナナ、牛乳。
子どもがごはんをほとんど食べず。
なんとかバナナとチーズは食べてくれた。

昼ごはん
納豆そばパスタ。
志麻さんのレシピを参考に、白菜、ねぎ、ベーコン、納豆、にんにくと唐辛子で。

おやつ
ストロベリーチョコレート、ミニドーナツ。
ちまちまとつまむ。
お白湯とともに。

夜ごはん
小松菜と豚肉と玉子の中華炒め、鶏肉とだいこんとねぎの煮物、さつまいもスティック、梅干し、もち麦入り白米、白菜とにんじんのスープ。
中華炒めは白米ブレイカー。
たくさん食べた!

読んだ本
『胚培養士ミズイロ』4巻
わかる、わかるよ、と感情移入しまくって、泣きながら読む。

『エンド・オブ・ライフ』
静かで、冷静で、覚悟を決めて書かれたと感じるノンフィクション。
どう死んだかではなく、どう生きたかを追った本。
この先きっとまた読み返すと思う。


1/31 水曜日 雨

さっむい!

朝ごはん
もち麦入り白米、目玉焼き、白菜のお漬け物。
白菜のお漬け物を食べ切ってしまった。
しみじみうまかった。
また作ろう。

昼ごはん
キーマカレー。
久しぶりに鳥肌の立つカレー。
しょうがの千切りをのせて。
ごはんをしっかりおかわりしてしまった。
ディスイズ妊婦。

夜ごはん
アンチョビポテト、鶏肉とだいこんとねぎの煮物、梅干し、もち麦入り白米、具だくさん豚汁。
先日八百屋さんでぴかぴかぽってりの立派な新じゃがを見初め衝動買いしたのを、夫が使ってくれる。
新じゃがのポテンシャルが最大限に引き出されていて、ぱくぱく食べた。
さすがにお米は控えめにしておいた。

読んだ本
『こんなにバイトして芸人つづけなあかんか』
声を出して笑いつつも、哀愁を感じる。
著者の頭のキレと、思い切りのよさがすごい。
プッチンさんのエピソードはぐっときた。
いい本読んだ。

『そうです、私が美容バカです。』
テーマは美容だし、内容も他作品に比べるとマイルドなのに、まんきつ先生のマンガは、読んでいるとドキドキハラハラする。
ものすごく絶妙に、むきだしだからだろう。

『「幸せをお金で買う」5つの授業』
いろんな実験データが満載で面白かった。
お金をどう定義するかでその人の価値観がみえてきて、とても興味深い。
わたしにとってはじゃあなんなのか、ぼんやり考えているけど、答えはその時々変わるので、保留。
あれこれ考えるのがただ楽しい。


2/1 木曜日 雨

もう2月だなんて!
あと2ヶ月と少しで出産。
そわそわが高まる。
それにしても寒い。

朝ごはん
かきたまうどん。
夫の定番メニュー。
ぽかぽかになる。

昼ごはん
トマトパスタ。
トマト缶とベーコンでシンプルに。
これだけしょっちゅう作っても食べ飽きないわたしの前世はきっとトマト。

おやつ
いちごチョコクリームサンド、よもぎあんパン。
近所のうまいパン屋のパンはうまい!
満ち足りて文章力が低下。
妊娠中はパンは別腹ということにしたい。

夜ごはん
アジのお刺身、白菜の塩昆布あえ、長芋ステーキ、梅納豆、もち麦入り白米、具だくさん豚汁。
アジが今日もぷりぷりのむちむち。
長芋は水分たっぷりで、焼いてもねばりけがある。
体質的にかぶれるのでわたしにはちょっと食べにくいけど、やっぱりおいしい。
そして、梅干しが好きだと最近になって気づいた。


読んだ本

『ダイヤモンドの功罪』1〜4巻
毎週読んでるけど、単行本であらためて読み返す。
一気に読むと、いっそう胸にくるものがある。
地獄みとエモさを掛け合わせて濃くしたような新しい感情を味わう。
なんでこんなに面白いんだろう、と考え込んでしまう。
天才と凡才を対比して描くだけにとどまらず、圧倒的天才とありふれた凡才の間に存在する世間的評価のグラデーション、わけようとすれば無数にわけることのできる才能の階層が、ものすごく微細に、リアルな手触りで浮き彫りにされているから、というのがひとつあるな、と思った。


2/2 金曜日 くもりのち晴れ

朝ごはん
はちみつバタートースト、ゆで玉子。
子どもが白身しか食べないので、いつも黄身をもらっている。
わたしとしては、黄身のほうが価値が高い気がしていたので、白身しか食べないという選択は、けっこう驚きだった。
いろんな人がいるなあ。

昼ごはん
担々麺、唐揚げ。
出先にて。
色々調べていったお店だったけど、ちょっと物足りず。
期待をふくらませすぎていた。
いっそさらにとんこつラーメン一杯いっちゃおうか、としばし葛藤するも、なんとか耐える。
その代わり、唐揚げ専門店で唐揚げをテイクアウトして、揚げたてを食べ、うおおお唐揚げうまい! となり、満たされた気持ちになった。
めでたしめでたし。
さらに老舗とおぼしき和菓子屋さんでおまんじゅうと、パン屋さんでブラウニーと、大好きなコーヒー店でコーヒーバッグとカフェラテを買った。
したい放題。

おやつ
よもぎまんびゅう、やぶれまんじゅう、ブラウニー。
おまんじゅうは夫と半分ずつにした。
おいしいものを食べるときは、好きな人と一緒においしいと言い合いたい、という執着が強い。

夜ごはん
アジのなめろう、ほうれん草のおひたし、さつまいもスティック、納豆、もち麦入り白米、具だくさん豚汁。
日本酒が飲みたい、とうめきながら、夫が作ったなめろうを食べた。
あまりにもおいしかった。
家で作ると、好きな味付けにできるし、薬味の種類や量も自在だし、最高だなあ。
最終的にはなめろうを納豆に合わせた。
最高を更新。
ほうれん草も、さつまいもも、冬だから甘い。
幸せ。

おやつ2
ブラウニー。
食後にブラウニーをひとかけおかわりした。


読んだ本

『「ダメ女」たちの人生を変えた奇跡の料理教室』
本屋さんでジャケ買い。
好きな翻訳家さんの本かつ、テーマも素敵で、読んでみたら大当たりだった。
アメリカのフードライターの方が書いた実録もの。
わたしも料理が怖かった頃があったのを、まざまざと思い出した。
今でもちょっと怖いことがある。
誰に見られているわけでもないのに、間違えることが不安で。
つわりで時間が過ぎることにただ耐えていた時期に観た映画『ジュリーアンドジュリア』のジュリアさんについての言及も多くて、アメリカ人にとっての彼女の位置付け、重要さを改めて理解できて、それもおもしろかった。
邦題はもう少しどうにかならなかったのかな、とちょっと残念。
作者や翻訳者の意向というよりは、売り手側というか、市場目線(という言葉も変な日本語だと感じるけど)で付けられたんじゃないか。
文庫化で、「ダメ女」にカッコがつけられた(単行本のときは「 」はなかった)ことに、簡単な言葉でくくっていいと本気で思ってるわけではないんだ、という製作陣の方々のせめてもの想いを感じた。
料理が好きな人にも嫌いな人にもお勧めしたい本。


夜中、妊娠による脚のむずむずの悪化、連続こむら返り、胃の不快感のトリプルパンチで、全然寝付けず。
お手洗いも近くて、それもきつい。
ベッドの上でうめいているうちに、朝が近づいてくる。
昨日も、ここまでではないけど寝つけず寝不足だった。
眠れないのはかなりきつい。
なによりこたえるのは、なかなか外が明るくならないなか、ひとりで起きているしかない寂しさだ。
全然あたたまらないつま先をぎゅっと丸めて、朝を待った。



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