見出し画像

今日のごはんと本 臨月編 3/23(土)〜3/29(金)

妊娠36週。
ついに臨月!
お腹の中の人、ボクン、ボクンと重厚なキックを繰り出してくる。
あと少し、お腹の中でのんびりしていってくれ。

3/23 土曜日 くもり時々雨

朝ごはん
はちみつバタートースト、ベーコンエッグ、ヨーグルト。
朝ごはんを食べ、用事を済ませて、みんなでお出かけ。
科学館へ。

おやつ
タピオカ鉄観音ミルクティー。
目的地へ向かう途中で春水堂に立ち寄る。
安定のおいしさ。
お茶がうまい。
タピ欲が満たされた。

昼ごはん
魚介のトマトソースパスタ、サラダ、ガーリックトースト、グレープフルーツジュース。
出先にてランチ。
パフェのセットもあったけど、胃と相談してやめておく。
パスタ、辛くておいしかった。

おやつ
チョコドーナツ。
子ども、案外科学館を満喫していた。
帰り道、スーパーで買ったドーナツひとつをみんなでわける。
ちょこっとだけなにか食べたかったから、ちょうどよかった。

おやつ
パイナップル。
子どものリクエストにより。
本人はふた切れ食べて満足した様子。
生のパイナップル、おいしい。
ただ、妊娠後期に起因する口内炎にしみる。

夜ごはん
からあげ、コロッケ、ほうれん草のソテー、キャベツの塩漬け、もち麦入り白米、ポトフ。
遊び疲れたので、ほうれん草のソテーだけ作り、買ってきた揚げものとあるものでごはんに。
十分じゅうぶん。

おやつ
レモンチーズケーキアイス。
買い直した短めの圧着ソックスをはいて寝てみるものの、足のむずむずは今夜もやまず、眠れない。
あきらめて起き出し、アイスを食べてマンガを読んだり本を読んだりする。
24時前に、足の不快感を眠気が上回り、やっと寝る。

読んだ本
『共有地をつくる』
平川克美さんの近著。
目からうろこがぽろぽろ落ちる発見が散りばめられている。
じっくり読んでいく。

『きのう何食べた?』
眠れなくて、数冊選んで、読み返す。
ほっとするごはんマンガ。


3/24 日曜日 雨

朝ごはん
納豆、キャベツの塩漬け、白米、わかめと豆腐のおみそ汁。
昨日の疲れが抜けず、ひとり寝坊。
朝からしっかりごはんを用意してくれる夫。
おかげで、血圧もたんぱくも異常がないまま、臨月に到達できた。
ありがたい。
つけておいたキャベツ、いい具合に発酵していてうれしい。
子どもが、ピザ食べたい! ピザ作って! と言い出し、食後に雨の中、みんなでドライイーストを買いにゆく。

昼ごはん
ピザ。
子どもと夫とピザ作り。
生地をねって発酵させ、その間にピザソースを作る。
無事に生地がぷーんと2倍にふくらんでくれて、あれこれトッピング。
厚切りベーコンとしめじ、玉ねぎ、ピーマンをぎゅうぎゅうにのせる。
夢中で作っていたら、トッピングが終わるころにぐったりと疲れがきて、仕上げを夫にバトンタッチ。
すまない。
焼き上がりはまずまず。
わりかしおいしくできた。
2枚分生地を作っていたけど、1枚でお腹いっぱいになり、1枚は冷凍することに。
楽しかったけど、少し動きすぎた。
夫に子どもをゆだね、昼寝する。

夜ごはん
青椒肉絲、新玉ねぎの丸ごとレンジ蒸し、もち麦入り白米、ひよこ豆のカレー。
夕方には回復して活動を再開。
ごはんを作る。
ウー・ウェンさんのレシピを参考に青椒肉絲。
炒めものは、炒める前の下ごしらえが肝心、という教えを守り、肉に下味をつけ、材料は同じ大きさに丁寧に切る。
料理の工程が多くても、その手間にどんな意味があるのかを理解した上で臨むと、やりがいを感じられるし、食べるときに手間をかけた効果を実感できて、めんどうくささが消え充実感が生まれる。
今回の青椒肉絲も、素材の味がしっかりいかされていて、シンプルながらすごくおいしかった。
牛肉好きな子ども、ぱくぱく食べていた。
夫も喜んでくれた。
何より。
ひよこ豆のカレーは、自分の勘を頼りに作る。
玉ねぎとにんにくのみじん切りをじっくり炒め、トマト缶と缶詰めのひよこ豆を豆乳、塩とカレー粉、気分でヨーグルト。
煮込みすぎて水分が減ったので、最後に牛乳を出したら、まろやかに仕上がった。
おいしくできてうれしい。
カレー、久しぶりに作った気がする。
新玉ねぎは、十字に切り込みを入れて、レンジで500w5分温め、醤油をたらりと回しかけただけ。
とろとろで甘い。
新玉ねぎって大好きだ。

おやつ
いちごのレアチーズケーキ、いちごチョコパイ。
今夜も足のむずむずのためひとり眠れず、ベッドを抜け出して、本を読みながらおやつ。
足のむずむず対策、今のところもっとも有効なのは、あきらめて一回起きる、かもしれない。
横になると強まるけど、座ったり立ったりすると、不思議と弱まる。
そうしてやりすごして、落ち着いたらまた布団にもぐる。
眠気が上回るまで本を読んで、そのまま寝落ち。

読んだ本
『きのう何食べた?』
今夜も、夜中のおやつのお供に。
読んでいるとお腹が空く。

『共有地をつくる』
面白くてぐいぐいと読む。
過去の著作ももっと読みたい。
あとがきを読みながら寝落ち。
幸福な眠り方。



3/25 月曜日 雨

少し肌寒い。

朝ごはん
はちみつバタートースト、目玉焼き、ヨーグルト。
目玉焼き、子どもが白身しか食べないため、自分の分と合わせて、黄身をふたつ食べる。
贅沢。

おやつ
いちごチョコパイ。

昼ごはん
納豆そばペペロンチーノ。
好きでよく作るメニュー。
小松菜、ベーコンとよく合う。
おいしかった。

納豆そばペペロンチーノ

夜ごはん
かつおのカルパッチョ、小松菜のおひたし、キャベツの塩漬け、もち麦入り白米、ひよこ豆のカレー。
夫のカルパッチョ、ソースがおいしい。
さらに、作り置きの新玉ねぎの酢漬けをかけたら、もう最高。
そもそも、かつお自体がおいしく、満ち足りた。

読んだ本
『ライフワークの思想』
最近買って読みたいと思っていたのに、自宅のなかで行方不明になっていた文庫を、寝室の隅で発見。
書かれてからかなりの年月が経っているものの、普遍的な内容も少なくなく、最近読んでいる本と響き合ってしみてくる。


3/26 火曜日 雨

朝起きたら心がパリパリ。
少しつつかれただけで、不安でひび割れそうな。
きっと臨月と雨のせい。

朝ごはん
もち麦入り白米、納豆、とうふときのこのおみそ汁。
いっぱいいっぱいの気分で、ごはんを食べる。

仕事をしなきゃと思うのに、体が重くて動かない。
体がだるく、頭痛もひどい。これは低気圧が多分原因。
とにかく回復するために、午前中は布団にもぐる。

昼ごはん
かき玉うどん、アジフライ。
スーパーのアジフライと、夫が作ってくれたうどん。

おやつ
グレープフルーツアイスキャンディ。

おやつ
いちごチョコパイ。
最後のひとつのチョコパイを手に取ったとき、パッケージの底に「あなたの大切な1日が良いものでありますように」と書かれているのに気づいて、ぼろっと泣いた。

夜ごはん
小松菜のおひたし、もち麦入り白米、クラムチャウダー。
夕食前、入浴するしないで、子どもと大もめ。
どうにもならないまま22時になる。
夫が主食を作る時間もなく、とにかくすでに作ってあったもので夜ごはんを食べることに。
最終的になんとか落とし所を見つけ、話を終えると、子どもはけろっと元気になって、ごはんを食べてお風呂に入ってすっと寝た。
大人ふたりはぐったり。

夜食
とんこつラーメン。
夜ごはんが足りなかったので、袋麺のラーメンを一杯分作って夫とわけあいつつ、育児について話し合う。というか、大変だね、と励まし合う。

おやつ
ティラミスアイス。
夫が買ってきてくれたハーゲンダッツを半分こ。
やっと気持ちが落ち着く。
今日はとにかく冴えない日だったけど、1日の終わりは、やや力技で、穏やかに迎えた。


読んだ本

『生産性が高い人の8つの原則』
生産性ゼロの日の読書。
この本のなかに、『アナと雪の女王』のシナリオが当初は全然違う内容で欠点満載だったため大幅な修正を迫られた、というエピソードがあって、試し読みして続きを読みたくなって購入。
とてもおもしろかった。
新たな発見があるというよりは、エピソードの面白さ。
『アナ雪』はもちろん、飛行機事故の話もポーカープレイヤーの話も夢中で読んだ。
考えた奴が勝つ、人生は不安定だと受け入れることで進める、など、経験に裏打ちされた金言がたくさん散りばめられている。
生産性の本といっても、原題に『productive in life』と、lifeが入っているのがミソだなと思った。


3/27 水曜日 晴れ

回復!
しっかり寝ればたいていのことはなんとかなる。

朝ごはん
はちみつバタートースト、目玉焼き、ヨーグルト。

おやつ
いちごチョコパイ。
仕事のお供に。
今日はさくさく進んで、ほっとする。
14時で切りあげて外へ。
天気のいいなか歩いていると、春休み中と思われる10代前半の女子たちが、おうちの庭先でレジャーシートを広げて集まって、みんなでメイクの研究をしていた。
最高に楽しそうで、こっちまでわくわくした。

昼ごはん
チャーシュー中華そば。
この前行って感動したラーメン屋さんへ。
今日は醤油ラーメン。
これがまたおいしかった!
濃すぎないのに味わい深い。
次は塩そばを食べよう。
ラーメンを食べた足で美容室へ。
出産前にカットとヘッドスパとトリートメント。
妊娠中だと話し、無理のない範囲でお願いする。
すっきりした!

おやつ
パイナップル。

夜ごはん
ベーコンとラディッシュの白ワイン蒸し、根菜と鶏肉のトマト煮、キャベツの塩漬け、納豆、もち麦入り白米、クラムチャウダー。
うまいベーコン、賞味期限内に無事おいしく食べきる。
ありがたい。
ラディッシュ、あんまり食べてこなかったけど、おいしいしいろどりにもなるし、今後はわたしも活用していきたい。


読んだ本

『家事が地獄か』
稲垣えみ子さんの、家事の概念を捉え直した本。
めちゃくちゃおもしろかった!
筆致は軽く、内容は深くて斬新。
目の覚める思い。
家事がめんどうくさいって、思い込みだったなと、最近自分もよく思う。
たしかに、避けられないめんどうな工程はある。
でも、楽しみもたくさんあるのだ。
最近読んだある対談記事で稲垣さんが、「『LIFE SHIFT』を読んだけど自分には合わないな」とズバッと言っていて、わたしも同じ感想を持ったので深く同意した。
そのこととも、この本の内容はリンクしていた。
家事という行為を根本から見つめ直すことのできる、もっと言えば出会い直すことのできる、素敵な本だった。
読んだあとは夫にも感想を語って、家事って人として最強のスキルのひとつでは? と熱く家事トークをした。


3/28 木曜日 雨

雨のみならず、風も強い。
多分今日が、冬の終わり。

朝ごはん
はちみつバタートースト、目玉焼き、バナナヨーグルト。
最近、子どもがフルーツヨーグルトを気に入り、わたしもご相伴にあずかっている。
好きなものが増えてよかったね。
夫と一緒に子どもを保育園に送り、少し体を休めて、今日も仕事。

おやつ
クッキークリームアイス。
ストックしておいたアイスを子どもに見つけられ、すでに半分以上食べられた残りを、朝おやつに。

昼ごはん
キーマカレー。
レトルトのキーマカレーで昼食。
鳥肌の立つカレーはうまいなあ。
青ねぎとしょうがのせん切りをたっぷりとのせた。
お米一膳分では足りず、少なめの冷凍ごはんを解凍し、玉子ものせておかわりした。
お腹ぱんぱん。

おやつ
ヨーグルトアイス。
アイスは別腹。

おやつ
いちごのケーキ。
夫が出先で買ってきてくれたケーキを半分こ。
いちごがおいしかった。
移住先のお店探索は続く。

おやつ
バナナ、パイナップル。
帰宅した子どもにおやつを用意するついでに、夫がわたしの分も切りわけてくれる。
パイナップル、甘い。
疲れた脳にしみる。

夜ごはん
かつおのカルパッチョ、新玉ねぎの酢漬け、根菜と鶏肉のトマト煮、キャベツの塩漬け、もち麦入り白米、クラムチャウダー。
足のむずむず対策に、今日も鉄分たっぷりのかつおのカルパッチョを夫が作ってくれる。
何度食べてもおいしい!
東京に住んでいたときは、お刺身が貴重だったので、あれこれアレンジせずに醤油で食べることが多かった。
移住後は、頻繁にお刺身を食べられるから、しょっちゅうアレンジしていろんな楽しみ方をしている。
もちろん、塩じめやお醤油でシンプルにいただくこともある。
選択肢が広がって、料理がますます楽しくなった。


読んだ本

『ライフワークの思想』
ちまちまと読み進める。


3/29 金曜日 晴れ

今日は妊婦健診の日。
快晴!
ついに春。
もはや初夏。うれしさと不安と。
気候変動を嫌でも肌で感じる。
次世代のためにできることをやる。

朝ごはん
バナナカップケーキ。
一番最後にベッドを出てキッチンへ行くと、部屋中甘いいい匂いが。
夫が朝からバナナのカップケーキを焼いてくれていた。
すごい。
かざりのバナナもかわいい。
素敵。
おいしくてぺろっと3つ食べた。
わたしもパンとか焼いてみようかな。

焼きたてのバナナカップケーキ

おやつ
チョコレート。
健診に出発する前に、口にひと粒、放り込む。

ゆっくりぽてぽてと歩いていたら、電車を逃す。
クリニックの最寄駅からタクシーで向かう。
ギリギリ間に合った。
お腹のなかの人は、今日も腕で顔を隠している。
ガードがかたくておもしろい。
元気に育ってくれていて、本当にありがたい。
体重測定の際、助産師さんに「やばいです」と自己申告したものの、「ぜんぜん大丈夫ですよー」と言われた。
そうなの?
最近は妊婦の体重管理がゆるくなっているという情報を見たけど、そのおかげだろうか。
とりあえずよかった!

昼ごはん
カレーうどん、かしわおにぎり。
ちょうどいい時間に健診が終わり、先週に引き続きクリニック近くのうどん屋さんへ。
そんなに並ばずにカウンター席に座れた。
前回あきらめたカレーうどんを頼む。
うどんを待つ間に、かしわおにぎりをひとつぺろっと食べ終える。
うどん、麺はやわこく、カレーはとろとろで、大満足。
もはや、健診に来てるんだか、うどんを食べに来てるんだか、わからない。
どっちも大事。

カレーうどん!

お腹みちみちで駅へ向い、ホームでのんびり電車を待つ。
海風がここまで吹いてきて気持ちいい。

おやつ
プリン、水出しアイスコーヒー。
寄り道し、ずっと行きたかったカフェでお茶休憩。
プリン、濃くて甘い。
コーヒーもすっきりしたさわやかなおいしさ。
のんびりひと息ついて、帰宅して今日も仕事。

水出しコーヒーとプリン

おやつ
ポテトのおかし。
仕事のおともに。
助産師さんの大丈夫発言を受け、気が緩んでいる。

夜ごはん
唐揚げ、にんじんとラディッシュのサラダ、キャベツの塩漬け、納豆玉子かけごはん、クラムチャウダー。
スーパーのたっぷり唐揚げ、助かるしおいしい。
野菜が甘い。
お腹減ってないなーと思ったけど、夜もしっかり食べた。


読んだ本

『アオアシ』35巻
世界での戦い、熱い。
伝わる熱量にぐわっと涙がこみあげる。
電車のなかだったので、ぐっとこらえる。
スポーツマンガ、こんなに面白く読んでいるのに、実際に観戦しようとか、やってみようとかは、さほど思わない不思議。
本というメディアで、他者(著者)の独自の目を通して、スポーツの世界、その解釈に触れることが、わたしは好きなんだと思う。

『フールナイト』8巻
尊厳を踏みにじられた子どもとの短い交流に、息が詰まった。
クライマックスかと思って身構えていたけど、新展開が待っていて、まだまだ物語が続いてくれそうですごく嬉しい。
続きが楽しみ。
ストーリーとは無関係だけど、地球が雲に覆われて冬が永遠に続く近未来、という設定に、どこか安らいでいる自分に気づいた。
たぶん、現実に起きていることと反対の事態だからだろう。

『夏目アラタの結婚』12巻
完結。
クリニックでNSTの間に熱中して読んだ。
ぎりぎりで泣くのをがまんした。
やっぱりこれは、虐げられた子どもたちの話だった。
苦しみを受け入れ、乗り越え、知恵を絞って戦い、生き延びて、大人になった。
まさかハッピーエンドにたどり着けると思っていなかったから、本当にうれしい。
感無量。
すばらしいマンガを世に生み出してくれてありがとうございました、という気持ちでいっぱい。

『生きる演技』
読み心地のよさを求めたくなる読者の欲求に対して不協和で、きりきりと尖った、でも誠実で真っ正直な文章。
「人生はキモい。」という一文に込められた生々しさ。
じゃんじゃん読んでいく。
日頃、小説を読む割合は少ないけど、やっぱり文学は偉大だと思う。
キモい人生を照らす。

『地獄の三十路録』1巻
恋活のお話。
どこへ向かうのか楽しみ。

『路傍のフジタ』1、2巻
味わい深いマンガ。
懐かしいようでいて、フジタの生き方に希望を感じるこの読み心地は、とても令和っぽい。

『ライフワークの思想』
いつまでも寝付けず、残りを読み終える。

夜中は、足のむずむずに加え、お手洗いが非常に近くて、頻繁に起きてしまう。
2〜3時間に1回、へたすると1時間に1回は起きている。
トイレに行くのがめんどう。
トイレがこっちに来て欲しい。
新生児のお世話をする予行訓練にはなっている。
でも今のうちにぐっすり朝まで眠りたくもある。
そんなわけで、わたしひとり夜が長い。
長い夜は苦手だ。



この記事が参加している募集

今日のおうちごはん