今日のごはんと本 妊娠9ヶ月編 3/16(土)〜22(金)
3/16 土曜日 晴れ
朝ごはん
炊き込みごはん、白菜漬け。
夫が前夜に仕込んでくれていた炊き込みごはん、しみじみとうまい。
炊き込みごはんって好きだ。
おやつ
シュークリーム、コーヒー。
公園のカフェでテイクアウトし、ひなたのベンチで食べる。
おやつ2
チーズホットドッグ。
公園のキッチンカーで買って、夫と半分こ。
このホットドッグ屋さん、子どもの頃からやっている気がする。
シンプルで焼き加減が絶妙で、すごくうまい。
そして安い。
また食べに来よう。
昼ごはん
醤油ラーメン、焼き餃子、サラダ。
町中華にて。
おやつ3
いちごソフトクリーム。
ちょこちょこと食べすぎている。
夜ごはん
ぶりときんかんのカルパッチョ、かぶとパクチーのレモンソテー、ブロッコリーのツナあえ、トマトパスタ。
長い散歩から帰って、ひと息ついて、今日はまだ動けそうだったので、わたしがごはんを作る。
なんとなくイタリアンっぽい食卓に。
作り置きのパスタソースを食べ切りたかったので、米は炊かず、買ってきた天然ぶりはカルパッチョにした。
新玉ねぎの酢漬けも一緒に。
もうちょっと塩をぱきっときかせてもよかったかも。ピンクグレープフルーツとあわせるのもいいかもね。などと夫と話しつつおいしく平らげる。
レモンソテーは、いつも参考にしている今井真美さんのレシピ。
ほんとは桜エビが入るのだけど、なかったので残念ながら省略。
それでもすごくおいしかった!
そもそも、かぶ自体がうまかった。
食べすぎの1日。
昨日から体重が1キロ近く増えてたけど、後悔はなし。
反省は少ししよう。
昼寝をあんまりしなかった子ども、夕食をあまり食べず、少し揉める。
ひとまずおさまり、子どもは先に食卓を離れ、遊ぶスペースでころんと寝転ぶ。
こっち来てよーと言われ、ごはんを食べたらね、と答えてしばしして、子ども、すーっと寝てしまう。
さみしい気持ちのまま眠らせてしまったことを、とても後悔した。
ごめんよ。
明日起きたら、またいっぱい抱きしめる。
読んだ本
『躁鬱大学』
Kindleで前に読んでいたけど、文庫版が出たので、紙の本でも買って、読み返す。
文章が心地いい。
即興の音楽のような、気ままなおしゃべりのような、それでいて真剣な、そういう本。
『志麻さんの台所ルール』
夫が読んでいたので、つられてわたしも読み返す。
これまでにも何度か読み返しているけど、新鮮に面白い。
料理をなりわいにする人の、料理への考え方を知れる本が好き。
3/17 日曜日 雨のちくもり
起きてすぐ、子どもをたくさんだっこする。
昨日のことについて謝る。
朝ごはん
はちみつバタートースト、目玉焼き、チーズパン。
子ども、薬のせいか、食後にぱたっと寝てしまう。
掃除や夕食の仕込みをして、のんびり過ごす。
昨日買ったどっしりしたキャベツは、半分を塩漬けに。
芯を残したままさらに8等分に切って、ジップロックの袋に詰め、2%の塩と唐辛子を入れて、空気を抜く。
かなりの量になり、ちょうどいい重しになるものを探す。
『AKIRA』にしようかなと思ったけど、本棚の上にあったので、取り出すのがめんどうであきらめ、あれこれ考えた結果、米びつの下敷きにすることに。
すごい重圧。でもよさそう。
昼ごはん
キーマカレーとナン、パエリア、カヌレ、クラフトコーラ。
昼前に子どもが起きて、雨の中みんなで外へ。
気になっていたイベントに行く。
誰かと行きたい場所があるとき、一緒に行ってくれる人がいることを、ありがたいなと思う。
イベント会場で、あれこれ買い食い。
野外で食べるごはんは、たのしくおいしい。
特にカヌレはすごく好きだったので、また買いに行こう。
おやつ
ファンタグレープフロート。
子どものリクエストでマックへ。
おやつ
いちごチョコパイ。
おやつ
いちご。
料理の合間に、ちょこちょこつまむ。
夜ごはん
厚切りベーコンとにんじんと白菜としめじの白ワイン蒸し、じゃがいものガレット、かぶの葉と唐辛子のふりかけ、もち麦入り白米、新玉ねぎのポタージュ。
今日はなんとなくフレンチよりのメニューに。
前からやってみたかった、じゃがいもを千切りにして焼くガレット、こんがり焼けて丸くまとまり大成功!
ワイン蒸しは、そもそもベーコンがうまいので、失敗のしようがなかった。
新玉ねぎのポタージュも甘くてやさしい味で最高。
ごはんはおいしくできたものの、子どもは体調不良が続いていて、お腹の調子がよくなく、食べずに寝てしまう。
心配。
大丈夫、よくなるよ、と子どもに添い寝しながら何度も言う。
おやつ
いちごヨーグルト。
佐賀のいちご、あまい!
一度に食べる量は少ないものの、今日もなかなかよく食べた。
読んだ本
『今日もテレビはわたしの噂話ばかりだし、空には不気味な赤い星が浮かんでいる』
統合失調症の人にとっての現実と、病気とどう向き合ってきたかを描いたエッセイマンガ。
絵と色使いが優しくて素敵。
こうしてマンガにして伝えてくださることで、同じ症状の人やその支援者にとっては、すごく参考になるし、現実的に役立つ道標のひとつになるし、大きな励ましにもなると思う。
『正反対の君と僕』6巻
アプリでも読んでるけど、電子書籍でもまた読む。
大好きなかわいいマンガ。
『日本の月は丸い』1巻
面白い!
ハラハラもする。
続きがとても気になる漫画家マンガ。
『雨がしないこと』上下巻
前から気になっていたマンガ。
とてもよかった!
わかり合えなくても、つかず離れず、薄くつながっていられる、という救い。
『躁鬱大学』
ちょこちょこ読み進める。
今夜も足のむずむずがひどい。
夫がまた揉んでくれる。
一生感謝する。
3/18 月曜日 くもり
朝ごはん
みそ焼きおにぎり、玉子焼き、目玉焼きの黄身、いちごとヨーグルト。
子どもの残した目玉焼きの黄身をもらう。
子ども、体調が回復してきて、けっこうしっかり食べていた。
朝ごはんのあと、夫と子どもと、転園先の保育園へ行き、面談。
子どものことをたくさんヒアリングしてくださって、ほっとする。
移住に関する気がかりがこれでなくなりそう。
その後、子どもは夫と遊びに、わたしは病院へ。
おしりはかなり回復した!
よかった……!
昼ごはん
麻婆豆腐、中華風カルパッチョ、お漬物、白米、たまごときのこのスープ。
通院後、病院の近くの中華屋さんへ。
気になっていたお店。
担々麺か麻婆豆腐かものすごく迷った挙句、麻婆豆腐を選択。
すごくおいしかった!
しっかり辛く、繊細な味付け。
副菜も、明確な目的をもって添えられているのを感じられて、この姿勢がプロなんだなあと感じ入る。
たまごスープも絶品だし、あとなにより米、米がうまい!
にこにこになった。
夫と一緒にまた来たい。
次回は絶対に担々麺を食べよう。
おやつ
いよかんアイスキャンディー。
帰り道に産直スーパーを見かけ、ふらりと入り、購入。
手作りおはぎも買う。
駅まで散歩しながらしゃくしゃく食べる。
さっぱりしておいしい!
天気もよくなってきて、あったかくて、体調も今日は穏やかで、幸せ。
おやつ
おはぎ。
帰宅して、アイスコーヒーと一緒におはぎ。
すごくすごくおいしかった!
あずきももち米もうまい!
甘さ控えめで、少しの塩気。
夢中でふたつ連続でパクパク食べきったあと、身動きできなくなった。
胃がみちみちで苦しい。
おろかなり。
夜ごはん
ベーコンとかぶとミニトマトとパセリのワイン蒸し、ほうれん草のおひたし、かぶの葉ふりかけ、もち麦入り白米、新玉ねぎのポタージュ。
夫による、うまいベーコンのワイン蒸し。
おはぎによる満腹感が消えていないのに、ぱくぱくと食べてしまうおいしさ。
火入れの加減も絶妙。
ほうれん草も甘くて味が濃い。
せめてもの思いで、米は少なめに抑えた。
おやつ
いちごチョコパイ。
お腹いっぱいなのに、甘いものを欲してしまう。
レモンジンジャーティーも飲んだ。
読んだ本
『カモのネギには毒がある』7巻
引き続き面白い!
絵も好き。
大学編も楽しみ。
『ドラフトキング』18巻
ぐっと引き込まれる。
面白いなあ。
野球のことまったく詳しくないのに、本当に面白いと思わせられる。
『ダイヤモンドの功罪』5巻
アプリでも泣いたけど、単行本でもまた泣く。
名作。
『ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ』1・2巻
陰謀論をテーマにしたマンガ。
主人公が心配で心配でハラハラする。
『チ。』の作者さんなので、安心して(?)ハラハラできる。
先が読めないけど、絶対にすごい道行きになると信頼がおける。
『どうぞごじゆうに』1・2巻
ぬか漬けマンガ。
とても素敵。
ぬか漬けを作りたくなる。
しかし手間ひまを考えると、自作するのは当分、塩漬けだけでいこう。
塩漬けも十分、育てる楽しみがある。
あとおいしい!
2巻の畑のワンシーンで、ぐわっと涙が出た。
あとがきでも泣いてしまった。
『私、なんで別れられないんだろう』
『どうぞごじゆうに』の著者のエッセイマンガ。
面白かった。
そして、こんなに面白くマンガに描くまでの背後に横たわる、現実の厚みを思った。
『躁鬱大学』
読み終える。
文庫版あとがき、読めてよかった。
『小さな泊まれる出版社』
真鶴にある真鶴出版さんの本。
真鶴出版ができるまでが綴られている。
装丁が素晴らしくて、場が作られている過程に立ち合っている感覚をそのまま本に仕立てている。
真鶴、数年前に一度だけ訪れたことがある。
都内で通っていたカレー屋さんが真鶴に移住して、期間限定でお店を開けると聞きつけ、片道1時間半かけて食べに行った。
海と山がぎゅっと隣り合う半島で、とても気持ちいい場所だった。
思えばあのとき、自分の中に移住の選択肢が生まれたのかもしれない。
本を読んで、急勾配の山道や細く長い階段、それらを登った先で見下ろした海を思い出した。
本に書かれた取り組みにも、すごく憧れる。
とてもいい本。
真鶴出版さんにいつか泊まりに行きたい。
3/19 火曜日 くもりのち雨のち晴れ
朝ごはん
はちみつバタートースト、目玉焼きの黄身。
昼ごはん
とんこつラーメン、半チャーハン。
薬をもらいに行ったあとに、薬局の近くのラーメン屋さんへ。
やすくてうまいラーメン!
理想の、パラパラがっつり味のチャーハン!
特別なことはしない、シンプルにおいしいごはんを手頃な価格で食べさせてくれる、そんなお店が貴重なものになりつつあると、東京に住んでいて感じていた。
でもこっちには、わりとたくさんあって、とてもありがたい。
昔、田辺聖子さんの本ばかり読んでいた時期、小説にちょくちょく登場する”その時々の旬のものを食べさせてくれる高級すぎず居心地のいい小料理屋”というものに自分も行きたくて行きたくて、憧れていたものだった。
この土地ならたくさん出会えそう。
産後、育児が落ち着いたら、探しに出かけよう。
わくわくする。
おやつ
レモンチーズケーキアイス。
コンビニにて購入。
仕事のお供に。
おやつ
いちご。
ちまちまつまむ。
夜ごはん
ポトフ、ほうれん草のおひたし、れんこんの甘辛炒め、もち麦入り白米。
厚切りベーコンに手羽元、キャベツとにんじんとじゃがいも、新玉ねぎをじっくり煮込んだシンプルポトフ、とろとろで甘くて、塩気が絶妙。
とびきりおいしかった!
甘辛炒めもごはんが進む。
れんこんって好きなんだよなあ、としみじみした。
ほっとする夜ごはん。
読んだ本
『小商いのすすめ』
いろんな本でおすすめしているのを見て、読みはじめる。
すごくおもしろい。
夜、足のむずむずがひどすぎて、もんどりうつ。
むずむず、というオノマトペだとマイルドすぎて、このきつさを十分に表現できない。
虫が這っているような、という人もいる。
皮膚の下一帯が、ずくずくとうずいて、あわだって腐りだしそうな感覚、であるのに患部は皮膚にへだてられているため触れることができず、処置のほどこしようがない、みたいな感覚。
レストレッグス症候群とも呼ばれるこの症状は、昔から時々あるのだけど、妊娠によって頻発・悪化している。
むずむずが起きるのはいつも夜なので、寝つきも悪くなる。
ベッドの上でうめきながら、スマホで改善策を検索するも、今この瞬間即効で症状を解消する方法は、出てこない。
うめきながら泣く。
自分の体からは逃げようがない。
夫が必死にマッサージをしてくれて、というか軽く触れるのではまったく効かないので力いっぱい、痛いくらいの力加減で揉みほぐしてくれて、ようやく人心地がついた。
もういやだ、と何度か口をついた。
妊娠が嫌なのではない、それだけは絶対にない。
ただただ、派生して起こるマイナートラブルから逃れられないことが、腹立たしくてならない。
3/21 水曜日 晴れ
春分の日。いい天気。
風が強くて、まだまだ寒い。
春、ゆっくりでいいよ。
朝ごはん
白米、納豆、わかめと豆腐のおみそ汁。
ひとり寝坊。
しっかり和食の朝ごはんを夫が作ってくれる。
ありがたすぎる。
食後、海にでも行こうか、と家を出たところで2番目の弟から電話があり、弟ファミリーと遠くの公園へ遊びに行くことに。
おやつ
豚まん。
電車で目的地まで向かい、弟ファミリーを待つ間にコンビニへ。
豚まんとコーヒーを買う。
そういえば、こっちの豚まんはたれがついているんだった!(関東だとついていない)
懐かしみながら、しっかりたれをかけて食べる。
外で食べる寒い日の豚まんを愛してる。
コーヒーも。
おやつ
いちごチョコパイ。
海で食べようと思ってバッグにしのばせていたのを、遊ぶみんなを見守りながら、ベンチでもぐもぐと食べた。
昼ごはん
マック!
みんなでわいわいと。
おやつ
ハリボー、じゃがりこ、いちごチョコパイ。
夕方、帰宅して、ちょこちょことつまむ。
夜ごはん
ポトフ、まぐろのカルパッチョ、小松菜のおひたし、ポテトサラダ、もち麦入り白米。
夫、レストレッグス症候群解消のために、鉄分やビタミンが摂れるメニューを作ってくれる。
ありがとう。毎日何回も言ってるけど、言い足りない。
おやつ
クッキー、ミロ。
脚のむずむずに効くというネット情報を見て、ミロを飲んでみる。
読んだ本
『ベー革』5巻
作者さんがご病気だったと知り驚く。
どうかどうかお大事に。
マンガ、引き続きすごく面白い。
『真綿の檻』単話版
最新話まで読む。
負の連鎖を断ち切る話というだけじゃなく、子を縛る親側の内面も深掘りされていて、胸に迫った。
愛情はあっても愛し方を知らない、といった内容の、前に読んだ吉川ひなのさんの本の一節を、また思い出した。
『小商いのすすめ』
経済という大きな問題にがっぷりよっつに組み合いながら、ちいさな答えを絞り出している本。
ちいさくて、重く、実用的な答え、方向性。
発見がいくつも詰まっていた。
これは本当に読めてよかった。
近年読んできた、経済やライフスタイルをテーマとした本たちの、先駆的な本だった。
2012年に出版されていたこの本を、当時読めたらどれだけよかっただろう、と思いながら読み進めた。
でも、今読んでいるからこそ、実感をもって理解できたし、これからの支えになる本だとよりいっそう感じられたのかもしれない。
この著者の本を前になにかで読んだ気がする、と記憶を掘り起こしたところ、311が起きたあと、いろんな本をすがるように読みあさっていた時期に出会ったなかの一冊『大津波と原発』の共著者のおひとりだった。
ほかの著作も読もう。
夜中、夫が寝言で、アケボノ! アケボノ! と言っていた。
コニシキ! コニシキ! と応じてみたら、ワア〜……と言って、夫はまたすやと寝た。
翌朝話したら、まったく覚えていなかった。
3/21 木曜日 晴れ
朝ごはん
玉子かけごはん、キャベツの塩漬け、豆腐とおあげのおみそ汁、バナナとヨーグルト。
子どもに付き合い、玉子かけごはん。
おみそ汁のおあげ、口の中でしゅわっと縮む。
おいしい。
夫と一緒に保育園へ子どもを送りに。
出産に向けて、これからたくさん歩かないと。
途中、子どもの希望により、公園でシャボン玉を飛ばして遊ぶ。
くもりなく気持ちのいい朝。
帰宅し、仕事せねば、と意気込んでいたら、けぽっと軽く嘔吐。
予兆がなかったのでびっくりした。
妊娠後期、油断できない。
ベッドで休み、昼には落ち着く。
昼ごはん
トマトとベーコンのパスタ。
シンプルトマトパスタ。
量は少なめにした。
おいしく食べ終えて、ほっとした。
おやつ
いちごチョコパイ。
甘いもの欲が異常に高まっている。
普段はそんなに食べないので、この感覚はとても新鮮。
夜ごはん
マルタイ醤油ラーメン。
入浴後、吐き気がまた高まり、ベッドにダウン。
足のむずむずもひどい。
夫と子どももベッドにやってきて、寝静まったあと、少し症状が落ち着き、ひとり起き出す。
インスタントラーメンに野菜をちょい足しして食べる。
おやつ
グレープフルーツのアイスバー。
もう少し食べたい、でもまた吐き気がしそうで怖い、というわけで、買い置きしておいたアイスを食べる。
読んだ本
『溺愛カレシの作り方』
『初恋、ざらり』の作者さんのマンガということで、読んでみた。
かわいらしいマンガ。
『喰う寝るふたり 住むふたり 続』1〜5巻
完結していたのを思い出して、一気読み。
前作に引き続き、面白かった!
『妊娠・出産がぜんぶわかる本』
最近発行された、妊娠出産の本。
とてもよかった!
とにかく配慮が行き届いていて、単語のチョイスでもやもやすることがなかった。
安心して読める。
読む人すべての心を、細やかに思い遣っていると感じる。
書き手の端くれとして、このスタンスを心から尊敬する。
妊娠出産関連の本でおすすめを聞かれたら、ぜひ推していきたい。
『だから私はここにいる』
歴史に残っている、いろんな女性のスピーチ集。
ひとつひとつは短いので、パラパラと気になるところを拾い読み。
面白い。
現代に近づくにつれ、訴えがいかに切実なものか、実感がひりひりといや増していく。
ヴァージニア・ウルフのスピーチ、凄かった。
マララさんのスピーチに涙が止まらなくなった。
『文豪たちの悪口本』
眠れなくてパラパラとめくる。
文豪の本気の悪口、あまりに鋭角。
中原中也、知ってたけど口が悪すぎる。
でも詩はやっぱり好き。
3/22 金曜日 晴れ
妊婦健診。
今日は助産師さんと面談。
朝ごはん
はちみつバタートースト。
嘔吐を避けるため、少しにしておく。
おやつ
ストロベリーカフェモカ。
健診前にひとりでお茶。
妊娠してなかったら絶対に選ばないであろう飲み物。
おいしかった!
けど、さすがに今のわたしでも飲みこなせない甘さだった。
ブランチ?
トマトレタスバーガー、ポテト、ジンジャーエール。
健診後、しょっぱいものがどうしても食べたくて、食べてしまった。
胃が心配。
子どもからリクエストされていた、お風呂があわあわに泡立つ入浴剤と、足のむずむず対策に圧着ソックスを買って帰宅。
おやつ?
ソーセージサンド、紅茶のクッキーパン。
胃が心配と言いつつ、パンを買って帰宅。
昼下がりに食べる。
おいしかったので悔いはなし。
午後は仕事に集中。
夕方、子どもが夫と帰宅して、わたしも仕事を終える。
子ども、入浴剤に大喜び。
滑るので、わたしが先にひとりで入り、子どもと夫が一緒に入って、入浴剤を投下。
しばらくして子どもに呼ばれたので、どんな具合が見学に行くと、見事にあわあわ。
子ども、あごについた泡を取ろうとして、でも手も泡だらけで取れなくて、お風呂場の壁にぐいーっとあごをこすりつけていた。
力技だな。
夫がシャワーで流してあげていた。
優しい。
お風呂から上がった子どもは、夫と長時間遊んで、大満足の様子。
よかったね。
なお、買ってきた圧着ソックスは、注意書きをよくみたら妊婦NGだった。
ネットで圧弱めのものを探して、再注文。
買ってしまったものは、夫にメルカリで売ってもらうことに。
本当に細々と面倒をみてもらっている。
夜ごはん
回鍋肉、小松菜のおひたし、玉子かけごはん、ポトフ。
ウー・ウェンさんの本を読んだ夫が、本格的な回鍋肉を作ってくれた。
キャベツと豚肉を先に茹でて、ねぎをじっくり焼いた油と調味料と最後にあえる作り方。
いつもの回鍋肉もおいしいけど、なんというか、これは格上の味。
黒酢のこくが、味に奥行きを出している。
すごいね、と語り合う。
手間ひまはかかっても、料理の工程すべてに意味がある、それを学ぶ面白み。
結局今夜も食べすぎた。
読んだ本
『ブスなんて言わないで』4巻
どんどん面白くなる!
『平和の国の島崎へ』5巻
どんどん不穏になっていく。
リスクを負う主人公。
だからこそ偶然、手の中に飛び込んでくる希望もある。
『スキップとローファー』10巻
あとがきを読んで絶句した。
ご冥福を心からお祈りします。
決して忘れないで、心を寄せ続けようと思う。
『フランス人は子どもにふりまわされない』
おすすめレビューを見て読みはじめる。
煽り強めのタイトルながら、面白いし参考になる。
今夜は吐き気はなく、少しほっとした。
昨日の嘔吐は、お腹のなかの人が、急にぐおんと育ったから引き起こされたものだったんだろうか。
胎児の成長って、じわじわ時間をかけて進むんじゃなく、長い踊り場を抜けたあと高い階段を一気に駆け上がるみたいに、しかるべき時期がきたらぎゅんと一気に大きくなる、みたいな進み方をするのではないか、という仮説が浮かんだ。
ありえないとも言いがたい。
妊娠って面白い。