起点が愛ならいい

辛かった恋も
寂しかった生い立ちも
誰かにわいた怒りも
つきつめた先にあるのは
根本にあるのは
愛だったかなぁ。

愛が起点だったなら
いつかそれはきっと癒される
今は無理でも、いつか許せるようになる
いつか違う形で身を結ぶ

そう思って生きてる。
そう思って生きられるように、やっとなった。

許せなかった人も
恨んでいた自分の過去も
大嫌いだった自分のことも

掘り下げて行ったら

大好きだったから
相手の言動をどうでもいいと忘れられずに
許せなくて

大好きだったから
自分を押し殺してでも誰かを守りたくて
でも辛くて
本当は私も愛されたかったのにと
恨むようになって

大好きだから
自分にたくさん期待をして傷ついて
自分に無関心になれない代わりに
大嫌いになった

そんなものだった。

「寂しいって、愛しい。」で書いたけど
一見ネガティブに見える感情も
本当は、根っこにあるのは
強い愛や情熱だったりする。

大事でもなんでもないものに
心は動かされたりしないからね。

こう思えるようになったら急に
生きるのが楽になった。

不器用な自分をすこしだけ
認めてあげられるようになった。

不器用だった彼や
母や父のことも
冷静な視点で見られるようになった。

愛されない自分
人を愛せない自分
という幻想がやっと消えた。

そして、彼らに向けている気持ちの
起点が愛にあるならば
素直に、純度の高い根っこの愛だけを
伝えようと思うようになった。

怒りとか悲しみとか憎しみとか
そういったもので装飾せずに
裸の気持ちだけ伝えよう。

装飾しすぎていた言葉を
削ぎ落としていったら、すごくシンプルだった。
大好きとか、会いたいとか、ありがとうとか。
シンプルでいいじゃん。もうこれでいい。これがいい。

そう思えるようになった。

まぁとは言えまだまだ、照れくさかったり
素直になれないこともあって
難しいんだけどね。笑

でも、時々イライラしちゃったり
不安になっちゃったり
悲しくなっちゃったりしても
起点が愛ならまぁいいかって。
根っこがそこからブレないならいいかって。

やっと、そう思えるようになったよ。

なんて、1,2年前の泣いてばかりで
世の中を恨みまくっていた私に
言ってあげたいね。
よくここまで頑張りました、って。笑

もうこの記事は99.9％自分のために書いてるけど笑、
同じように落ち込んでる人にも少しだけでも届いたら嬉しいな。