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雑文のおもちゃ箱

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片付かないおもちゃ箱、木々や廃材を集めて造った秘密基地、 ごっこ遊びの数々、半世紀の時間が経ち、それらの遊びは出来なくなったけれど言葉の遊びは、まだ始まったばかり。
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2023年11月の記事一覧

100キロウォークは既に始まっている

100キロウォークは既に始まっている

 さあ、明日は100キロウォークだ。準備、準備、まずは、かみさんを人生二度目のショートステイ2泊3日に送り出す。夕べ遅くまで、経糸を張り終えて、着替えやら何やらを詰め込んだ。そして、今朝もバタバタと準備をして織り機と一緒にショートステイの送迎車に放り込んだ。さよなら、かみさん。

 思い起こせば、この100キロウォークにエントリーする6月、いや5月連休明けあたりから、今日からのショートステイの利用

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やっと秋がやって来た

やっと秋がやって来た

 起き抜けの寒さにびっくりして、慌てて押入から長袖Tを引っ張り出した。ゴミ出しのついでに愛犬を庭に出すと、昨日、仲間入りしたはずの川ガニが居ない。水槽に入れてフタまで置いていたのに、しっかり脱走しているではないか。

 ここから乙津川まではお前の足では遠いぞ。途中、交通量の多い道路もあるけど、夜中なら渡れるか。道路の先には水路もあるから、生き延びることは出来るか。そんなことを考えながら、見えるとこ

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ふれあい

ふれあい

 幼少期は散髪屋のお姉さん、少年期は歯医者の受付のお姉さん、青年期はスナックのお姉さん、その後、壮年から老年になって来ると、もうお姉さんなら誰でもいい。いや、おばちゃんでもいいかもしれん。なんの話をするのか忘れそうになってしまった。

 この歳になると女性とのふれあいの機会が極めて限定されてしまう。もちろんかみさんは論外、触れあいすぎるくらいにトイレで抱き合い、風呂では裸で抱き合いと日夜介護で触れ

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ある営業マンの話から

ある営業マンの話から

 最近は私が在籍する零細な会社にも電話での営業が良くかかって来る。さすがに飛び込み営業は無くなったものの、営業の者が地域を回っているからと先に連絡があってから始まる営業は後を絶たない。大概はつれなく、偉くもないのに見えないことをいことに上から目線で断るようにしている。でも時には聞いてもいいかと思う案件もないことはない。例えば、近いところではこんなことがあった。

 例によって電話営業でアポを取り付

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Dr.ヤンデルと豆塚 エリの「まめに読んでる?」読書会スペシャル整理券持って行って来たメモ

Dr.ヤンデルと豆塚 エリの「まめに読んでる?」読書会スペシャル整理券持って行って来たメモ

 会場は明屋書店高城店さんの一階店舗の奥の長くて細い階段を登った2階、定員は40名、開演を待つ数10分、静かに席が埋まって行く。同時に変な空気感にお客さんなのかファンなのか分からない私がが緊張してしまう。

 後3分で始まるけど、どこから出て来るんだ。豆ちゃんはあの階段を抱え上げて貰うのか。出て来たらやっぱり拍手でお迎えするのかなんて、そわそわと考えていたら。

 おーそのまんまのヤンデル先生と、

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