俺は怒っているんだよ。お飾り生殖器野郎共に。【10】
タイトルの通り俺は怒っている。
誰に対してか?
特定の一人じゃない。
シスヘテロの男で且つ、クズな行動ばかりして女性や力無き者を泣かす奴らに対して怒ってる。
俺はこんなにもこんなにも女体に生まれ落ちたこと、一人の男性として認められることもなく一つの人格としてだけ扱われてしまうこと、所詮女体の言うことだと軽口たたかれてあしらわれること、見た目や身体の性別だけで差別されること。それをこんなにも悔やんで苦しくつらい気持ちになっているっていうのに。
せっかく男体に生まれて性自認も男性でいられる幸せな奴ら。そいつらの大多数に、嫉妬してるんじゃなくて怒りを覚えてる。
ごく少数を除いて、
生殖器を用いて女の子を泣かせたり。
悪用して望まない妊娠出産をさせてまた泣かせたり。
堕胎の判断を下させたり。
男性脳の悪い意味でドライでお気楽な作用を言い訳にして「俺は男だからさ~バカだからさ~男はみんなヤリたい生き物でしょ~」とか言って、
”男は”だの、”みんな”だの主語をわざと大きくして、自分のやってることの悪さから目を背けて、
大多数が自分と同じくしてクズの要素を持ち合わせているから別に自分もその中に含まれていたって大したことはないのだと勘違いをして、デカい声で男として最高にカッコ悪いことを言ったり。
本当にカッコ悪いよ。
最高に最悪にカッコ悪い。
プライドはないのか?
男として生まれたことに誇りも持たずして、クズな行いばかりして、女の子を泣かせて、ヘラヘラして生きて、そんなことばかり繰り返して、楽しいのか?
生殖器はバカの証じゃねえ。
誇り高き男のシンボルだよ。
俺が欲しくても欲しくてもいくら願っても絶対に今生では手に入らない、俺にとって羨ましくて仕方のないものなのに。
悪用すんじゃねえよ。
悪さするためにあるんじゃねえんだよ。
愛する人を大切に抱いて、気持ちを伝えるコミュニケーション手段の一つとして性交渉があるんだろうが。
遊びの気持ちで振りかざして挙句泣かせて、自分の人間性を省みることもなく生殖器が付いているからしょうがないだの言い訳して。
そんなんで!!!!!
生きててお前は自分の行動と心に誇りを持てんのかっつってんだよ!!!!!
後ろを振り返ってみろ。恥じるべき行いばっかじゃねえのか?
何のためにお前に生殖器だけじゃなくて、女体よりも強い基礎的な筋肉がついてると思ってんだ。女の子守るためだろ。
何のために脳味噌がついてんだ。本能だけに支配されず理性で自分の欲求に抗うためだろうが。
こんなまでに所詮女体に生まれついて暮らしてる出来損ない男の俺に言われて、悔しくはねえのかよ?
悔しいんだったら、変われよ。
自分の行いを振り返って、「カッコ悪かった」と思うものの全部を今すぐ反省しろ。
自分を変えられるのは自分しかいねえ、誰かの力を借りるんじゃなくて、お前がお前の力で変われ。
俺が怒ってる内容に自分が当てはまってるにもかかわらずなんの興味関心も湧かず
「自分には関係ない、大多数が自分と同じような感じで生きているのだから今のままで自分は構わない」
と思ったやつ。
好きにしろ。勝手にしろ。
おそらくお前みたいな人間性の持ち主とは俺は今生でかかわることもなければ俺の方からかかわりたいとも思わない。
目すら合わせたくない。
同じ空気を吸いたくない。
俺はお前らとは違う。
たとえこんなひ弱で基礎的な筋力もなく声も高ければ線も細い女体に生まれ落ちて日常的に病んで泣いて、「男に生まれたかった」と散々懇願する日々が今後も訪れようと、
俺の性自認は男だ。
願わくば、男でなく”漢”として生きたいと願って、それを死ぬまで目指し続ける男だ。
それが俺、千川悠里の中の10番人格だ。
よく覚えておいてくれよ。
なーーーーーーーーんてまぁこんな夜中に怒りの言葉を吠え散らかすことしか出来ない、ちっさい男なんですよ俺は…(泣)
なんてね。
でも、思ってることはみんな本心です。
俺はパンセクシャルの男ですが、やっぱり女体で且つ性自認が女性の方や、MtF(性別違和を持つ女性)の方を見ると、絶対にこの人たちを自分は守ってやらなくちゃいけないって強く思います。
男はね、女の人を守るために生まれてきたんです。
俺はそう信じてます。
共感してくれる人がこの世のどっかにいて、「お前の気持ちわかるよ!」って言ってくれて、俺と手を取り合ってくれるような最高な友達がきっと生きてるうちにまだまだ見つかるって、それも信じてます。
上記の願いは、性自認が男性の方に限った話じゃありません。
どんな性別であっても、”漢気”を持ってカッコよく生きてる人を俺は本当に尊敬していますし、出来ることなら全員と握手したい。そんくらいそんな人の存在が超絶大好きです。
考えるよ。今日も。
俺がこんな身に生まれ落ちて、
それでも”男”として出来ること。
これからも、うんと一生懸命考えて生きていきます。
読んでくれてマジでありがとう!
今回の記事もかなり魂からゴリゴリ削って書いたレベルで精神力を使いました。
こんな文章飽きずに読んでくださった最高のあなたにはね、明日きっととんでもなく良いことが起きちゃいますよ。きっとね!
それでは、またね。
おやすみなさい。
千川 悠里(10)
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