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東京の会社員。 文学と向き合う仕事をしています。もっと自由に文字の中を泳ぎたい〜〜 ー…

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東京の会社員。 文学と向き合う仕事をしています。もっと自由に文字の中を泳ぎたい〜〜 ーーーーーーーーー△ーーーーー◯ーーーーーーーー□ーーーーーーーーーー 雑文、日記、本のこと、映画のこと、世界遺産検定の勉強、その他雑多な学習、つれづれなるままに綴ります。

マガジン

  • 会える日を迎えに行く

    3月が苦手なのでその日を迎える覚悟を積み重ねようと試みるために文章を綴る。

  • 雑文集

  • 1日のおわりに

  • 世界遺産検定1級取得への旅

    世界遺産検定の2級を持っています。 完全に趣味で始めた検定取得ですが、せっかくなら1級を取りたい、ということで、不定期で学習の備忘録を兼ねて世界遺産の仕組み、魅力を掲載。 一緒に検定に向けて勉強している人とも繋がりたいですし、旅人や、絶景マニアの方とも交流できたら、と思っています。

  • ほんえほん時々まんが

    読んだ本、絵本、漫画、そして読みたい本、忘れられない本、出会ってしまった本について。おすすめと備忘録をその日の出来事とともに。

最近の記事

  • 固定された記事

1123:あったかいお風呂が待っている

プロローグ冬至が近づいてくると、あったかいココアが飲みたくなる。 疲れた日は、文章を書きたくなる。・・・ココアのような文章がここにたまっていけばいいと思ってとにかく書き出してみることにした。 タイトルが「お風呂」なのに、ココアとはなんたるごちゃ混ぜ。(今、お風呂に入ろうって思いながら書き出してしまったせいだなきっと)とにかく冬の陽だまりを目指してキーボードを叩くんだ。誰かが見つけて読んでくれたら面白い。けれど、まずは自分の気持ちがほっこりできるように、やってけないよと思う日々

    • 08:結婚なんて婚活なんて

      辻村深月さん『傲慢と善良』読了。 SNSでも話題だった。 あまりにも話題すぎるドラマと本は避ける傾向がある。 ミーハーの4文字が頭に浮かんで、本当は興味がすごくあるのに避けてしまう。 波が引いたら手に入れようかな、なんていつも思っている。 今回は、「独身アラサー」を謳っているインスタグラマーさんが紹介していて、なんだか我慢できなくなって購入。 いとも簡単に流行に乗った。 読み終えて、図書館で借りずに古本でもなく新品で購入したことに、特段後悔する気持ちは湧かなかった。 すぐ

      • 07:前兆を見逃すな

        かの有名な『アルケミスト』。 ついに手に取って読んでみた。 2時間くらいで読んだが、もっと時間をかけて読みたい。 何度でもページを繰りたい。 読んでいて浮かんだ光景を絵に描きたい。 旅に出る、大いなる魂を求めて安野光雅の『旅の絵本』が好きだ。 『旅の絵本』に惹かれていた自分を遠くに置いてきてしまっていた。 そんなことに随所で気がついた。 少年の名はサンチャゴ。 でも、小説の中で少年は「少年」という呼称で登場することの方が圧倒的に多い。 まるで読者が自分を重ねるのをわかって

        • 06:存在する罪、原罪、はたまた現在

          西加奈子さんの『i』読了。 苦しくなって、溺れて、救われたような気がしながらも言葉にできなかったかつての感情に出会って、やっぱり苦しい。 そんな感情でいっぱいのままこうして書き始める。 存在する罪宗教的な意味ではなく、存在しているだけで罪の意識を覚えることは私にもあった。 助かった側、生き残った側。 大袈裟な言い回しじゃなかったとしても、正義を振り翳した側、傷つけた側、嘲笑した側。 見えない線を引きながらも、今息をしているということは、こっち側にいるということ。 言語化でき

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        1123:あったかいお風呂が待っている

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        • 会える日を迎えに行く
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          6本
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        • ノッカさんの日常
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        記事

          どこかで拾った感情、または伏線

          小さい頃、団地に住んでいた。 今思えば子どもが多くて、賑やかで、一緒に遊ぶ友達には困らないような場所だった。 でも私はうまく友達に馴染めなかった。 お向かいのもみじちゃんは、私より何でもできるように見えたし、実は心の中で私のことを見下してるんじゃないかって思っていた。 小さい頃、と言っても0歳から4歳。 幼稚園の年中さんに上がる年には引っ越したから、それ以前の話だ。 そんな頃から嫉妬や比較の感情が体内に渦巻いていたのだと思うとつくづく可愛げのない子どもだったと思う。 同じ

          どこかで拾った感情、または伏線

          05:透明な夜の香り

          千早茜さん3冊目読了。 さんかく→男ともだち→透明な夜の香り 小川洋子みたいだなと小川洋子みたいなモチーフの作品だなと思ったら、解説を小川洋子さんが書いてらっしゃった。閉じ込める、飾る、密やか、ひんやり、隔絶された洋館。こんなものに小川洋子さんを感じた。 例えば『沈黙博物館』や『薬指の標本』を彷彿とさせるような。 けれど、モチーフは似ていれどやはり千早さんの千早さんたる人物描写があって、新城はハセオに思える瞬間もあって。要は、偉そうな書き方をしましたが、私は小川洋子さんの

          05:透明な夜の香り

          04:虚構さえも美しく

          具合が悪い。 万年具合が悪いことをかっこいいと思っていたのは大学生の頃。 30代目前になって、健康であること、健康が滲み出る人を目指していることが恥ずかしくなくなってきた。 でも今は具合が悪いのだ。 年始からの連勤が祟って、あっという間に病気になった。 大袈裟に「病気」なんて書いてみたけれど、1週間もすれば治るものさ。 もう何年も観ているYouTuberの1人、 HARUKAさん。 いくつか好きな動画があるけれど、どの動画もサムネが素敵。 学生時代の動画も、お

          04:虚構さえも美しく

          03:熱が出たらいじっぱり

          晴れてて気持ちのいい日。 私の周りに発熱者と思しき人が4人。 待合室にはインフル疑惑の発熱者は入れてもらえない。私とおんなじで待合室からあぶれた人たち。 フラつく体で立って待ってるのは正直キツイ。 猛烈に働く日になるはずが、昨晩からの発熱で仕事にならなかった。 発熱外来は満員、受付のお姉さんもお医者さんのおじいちゃんも優しい、という理由だけでちょい遠目の病院までエンヤコラ。 ショゲて職場から帰る私を5人の同僚が見送ってくれた。ありがたい。 けど悔しい。 気持ちはいつでも

          03:熱が出たらいじっぱり

          02:男ともだち

          千早茜さんの『男ともだち』を読んだ。 (以下、内容の解説はしていませんが、ネタバレありというか、ただただ読後の熱冷めやらぬ状態で書いています。まだお読みになっていない方は、ぜひ『男ともだち』を読んでください。) ハセオ=必要な毒の存在ハセオの存在が読後、毒のように体内を巡っている。 神名という女主人公の年齢が自分に近かったこと、千早さんの作品『さんかく』が最高だったこと、解説を書いている村山由佳さんにほんの少しだけ繋がりがあることから手に取った本だった。 舞台は京都京

          02:男ともだち

          01:会える日を迎えに行く

          kが貸してくれた本『あしたから出版社』を読んだ。懐かしい作家の名前、忘れかけていたタイトル、読み切っていなかった本のタイトル…。忘れたくないので、ここに本の中で再会した数冊を記す。 まず、『ノーラ、12歳の秋』。12歳になる前に、寂しい気持ちを抱えて、でも当時の気持ちを遠い国の作家さんが代弁してくれることが嬉しくて読んだ本。実家に置いてきぼりにしちゃった本。夏に読むには向かないけれど、小さな地元の本屋さんで出会った大切な1冊だ。 それから、『冬の本』。これはずっと大事に本

          01:会える日を迎えに行く

          1213:レシートをしげしげ眺めた話

          今日はお休み。 のんびりすぎる時間までぐっすり眠って、朝昼ごはんを食べ、こたつでぼんやりする。ここのところ、つけていなかった家計簿をつける。溜めたレシートの分量に愕然、慄然、唖然…。 レシートは面白い。 普段は家計簿が億劫でならないが、ほんの少しだけ気持ちに余裕があると、買ったその日のこと、その日の気分を思い出してみるのにレシートほど向いているものはない。 たまに、一体なぜただの食パンを家から遠く離れた店で購入したのかわからずに、手帳を引っ張り出す。すると、思い出せる。家計

          1213:レシートをしげしげ眺めた話

          1212:うどん、時々チョコレート

          今日の反省事項。 朝、家を出る前に最低限の片付けしかできなかった⇄最低限の片付けだけはして、家を出られた。 朝は早くて、帰りは遅かったから雨戸を日中開けていたのに、意味がなかった。⇄私がいない間も、いとしのマイルームには太陽が差し込んで、部屋をあっためていった。 仕事場で久しぶりに会う人と話せるのが嬉しくて、調子に乗って、いらんこと言った。⇄久しぶりに会った人と話せてとにかく嬉しかった。 疲れすぎて、帰りのバスでは頭痛と気持ち悪さが凄まじかった。⇄体力を失うほど充実の

          1212:うどん、時々チョコレート

          1204:二日続けて図書館へ行った話

          ふだん、土曜日も出勤する仕事をしている。 ただ今週は訳あって、昨日休みだったので、図書館へ行けた。 それが、昨日の「図書館に行って、絵本を読んだ話」である。 今日は日曜なので、おやすみだ。 午後、ぼんやりハリーポッターの1巻を英語版で読んでいた。読めているのかは怪しいのだが、小さい頃に日本語版を暗記するほど読んだので、読めていることにしたい。ちなみに、原書は1巻しか持っていないのだが、なぜか時たま英語版で読んでみたくなる日が年に数回やってくるのだ。 今日は寒かった。こたつ

          1204:二日続けて図書館へ行った話

          02△概念8つ

          真正性 完全性 文化的景観 グローバル・ストラテジー シリアル・ノミネーション・サイト トランスバウンダリー・サイト 人間と生物圏計画 MAB計画 5つのC 世界遺産に関するブダペスト宣言 これら8つの概念は、基礎知識だが、1つ1つの世界遺産を学習しながら、無限回復習できるので、いっぺんに全部覚える必要はない。 ただし、何を持って、WHに選ばれていくのか、最初に大つかみで頭に入れておくことは大事。そして、案外英語も出たりするから、英語もノートには書きながら覚え

          02△概念8つ

          01△基本用語復習-About World Heritage-

          World Heritage 世界遺産検定の勉強をするときは自分なりのルールを決めて臨むこと。 毎回「世界遺産検定」と書くのは大変→せかけん 世界遺産〜〜や〜〜世界遺産条約、という言葉も数知れず覚えねばならないから、ノートには、WHと書いたらイコール「世界遺産」と決めている。 WH…人類共通の宝物、地球の品位を守るもの 1978年…最初の12件WH登録 2022年現在…1154件WHとして登録、内、文化遺産が897、自然遺産が218、複合遺産が39  数は試験の直前にも正

          01△基本用語復習-About World Heritage-

          1204:拝啓 佐々木マキさま

          拝啓 佐々木マキさま おはようございます。 今朝、昨日から読んでいた『うみべのまち』を読み終えました。 私は、村上春樹の小説で佐々木先生のイラストに出会ったのだと最近まで思い込んでいましたが、実は幼い頃、絵本で出会ったのが始まりでした。 『ふたりのサンタ』をはじめとするクリスマス関連のちいさな絵本を、小さい頃、幾度となく読みました。今でも疲れて嫌なことがあると、「壁抜け光線びびび」というフレーズが頭に浮かびます。今、アマゾンで確認したら、どうやら在庫切れのようでした。ふふ

          1204:拝啓 佐々木マキさま