どうして私には辛抱という概念が存在していないのだ!
私みみくもは「待つ」ということが苦手で、ほぼできません。
「落ち着きのない子どもだった」とか「授業をちゃんと聞かない子だった」などという評判は全くなかったのですが、大人になってから「結果が出るのを待つこと」が苦手すぎると自覚しました。
プライベートでは、他の人が言うところの「近いうちにやる」が、私にとっての「近いうち」と合致しなくて喧嘩に発展することがあります。(相手は2~3か月中にやればいいか、程度の熱量なのに、こちらは1日刻みで段取りを組もうとしていたり)
また、仕事においてもそれは変わらず。漠然と話を進めることに大きな不安を抱いてしまい、進捗をこまめに確認する始末。相手のことも考えろ。
「相手には相手のペースがあるんだ」とは思うけど、相手に合わせて「まぁいいか」と思うことができない。実は結構それで苦しんでいる。
職探しを頻繁にしてしまう癖も、おそらくこの不安感というか焦燥感からきているのだ。現状、平日は6時間程度のパート先があり、土日はかれこれ10か月くらい続けさせてもらっている執筆業もある。最近に至ってはフリーで絵の仕事を得たばかりだ。
それでも、ふとしたきっかけで「待てない癖」が爆発するんです。
こうなるともう「待てないモード」に入ってしまいます。
「なんとか仕事を増やさなきゃ!」「スキルアップしてる時間なんかない、とにかく隙間を埋めなくちゃ!」と躍起になって仕事を探します。生活が本当に困窮しているわけではないのに……なんで?(知らん)
でもこれはいつも逆効果。そりゃそうです、「今の自分にできる程度」の「最低限の仕事」を「最低限の量」しかやろうとしないんだから。向上心による求職じゃないんだから。将来に良い影響が出ることなんてほとんどありません。その場で依頼を終えて、それこそ単発で契約終了となるのが関の山です。
わかってるのに、やめられない。待てないのです。
この状態になると、必ずと言っていいほど心がボロボロになります。「もう全部だめなんだ、おしまいなんだ、私は人間のなりそこないだ」モードに突入、だいたい半日は泣きます。
しかし、どんなに心が荒もうと、今ある仕事はやらねばなりません。メソメソしながらもなんとか納期に間に合わせると、焦っていた気持ちが消えていることが結構あります。それがわかってるからこそ仕事に執着しちゃうのかもしれないけど。
私の場合、自分のキャパを理解できていない行動が多く、それによって余計に「待てない」状態に苦しみを感じます。図にするとこんな感じ。
そりゃあ心壊しますわ。というか、心壊してる人間が無理にキャパ以上のスペックを自分に求めたってダメですわ。搭載してる処理能力が他と違うんだもの。ていうかおおよその人は自分のキャパ内で調整できるからね。
そんなわけで、ここ数日はちょっと脳内がバグってました。一度落ち着いて、明日の納期に間に合うよう目の前の仕事に全力出します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?