見出し画像

【子連れ旅行記】ギリシャ7泊8日②ザキントス島(後編)

ギリシャ旅行の最初の目的地であるザキントス島、滞在3日目の記録です。この日は夕方のアテネ行きフライトまでザキントス島をゆったりと満喫♪
…したところまでは完璧だったのですが、アテネに向かい始めた時から思わぬトラブルに見舞われ疲労感MAXで一日が終わりました。。


<おさらい>旅の全体像


1日目:ザキントス島到着
2日目:紅の豚の世界 Navagio Beachへ
3日目:絶景海辺ランチ&紅の豚ビーチ見納め
→アテネへ移動 (本記事)

4日目:念願のアクロポリス
5日目:アテネ市内散策→クレタ島へ
6日目:ピンクの砂浜 Elafonishi Beach
7日目:ホテル内プール満喫Day
8日目:最終日お土産探し&海辺さんぽ

ザキントス島前編はこちらです↓

さくっと子供向け観光

ザキントス島の最終日、ホテルのチェックアウトが遅めの12:00PMだったので、朝はゆっくり起床、夫と子供はテラスのプールでひと遊びする余裕もありました。
あまりにも快適だったお部屋を去るのが名残惜しかったのですが、ホテルにスーツケースを預け、ランチの前に近場を少し観光することに。
動物好きの娘が楽しめるかと思い、向かった先はホテルから車ですぐの小規模な動物園、というより牧場の拡大版、、?

受付で入場料を支払って中に入ると、いきなり鹿が放し飼いされていて奈良公園を感じました。

結構近い

来園者は少なく、ちょっとした山の中を散歩してるような雰囲気。園内マップを見ながらその他の動物たちを順番に見ていきました。
途中、スタッフのおじさんがおもむろにオリーブの木の枝をくれ、何かと思ったら鹿さんのエサでした。笑
3頭ほど近寄ってきてモシャモシャ。。鹿せんべいよりも穏やかな食いつきで子連れには安心だったかも!
なお、鹿以外の動物は柵や檻の中にいます。

※馬を撫でているのはスタッフの方です

一部、園内マップに記載されている動物がいなかったりするなど、ゆる〜い感じの園でしたが、自然を感じながら子供が楽しめたので良かったです。

絶景海辺ランチ

この日は夕食の時間帯に飛行機に乗るため、ランチはがっつり食べよう!ということでホテルのコンシェルジュにおすすめされた海辺のレストランへ。

通りに面した入口からレストランまでは階段を降りていく形で少し歩く必要があるのですが、海を背にしたお花でいっぱいの素敵な通路で、テンションが上がります…!

レストランに着く頃には目の前が開けて一面オーシャンビューに!
テラス席を通り抜けて下へ降りていくとそのままビーチにアクセスできるようになっており、美しい海を眺めながら食事ができます。

人がいない瞬間をパシャリ

子供にも取り分けて食べさせることを考慮し、ロールキャベツのクリーム煮、サーモンのグリルを頼みましたが、一皿一皿がボリュームたっぷりでかなりお腹が一杯になりました。

サーモンの等身大の皿?でかっ!

余談ですが、こちらのレストランのトイレが可愛いらしく、おむつ替えスペースもあったので子連れには助かりました(*^^*)

崖上からの紅の豚ビーチ

遅めのランチを終えて16時頃、昨日は船上から観光したNavagio Beach を今度は崖上から一望するため、タクシーで20分ほどかけてこちらのビューポイントに向かいました。

そこまで距離は遠くないものの、道は終始クネクネしていたように思います。私は酔わずに済みましたが、酔いやすい方はご注意を。。

到着後、まずは駐車場から比較的すぐのところにある展望台で写真を撮ることに。行列がありましたが、サクサクと進みました。
なんとなく前後の人でお互い写真を撮り合う協力体制ができており、我々も自撮りしたり、後ろに並んでいた人に撮ってもらったりしたのですが、展望台はスペースがかなり限られているため、人物と紅の豚ビーチをうまく写真に収めるのは難しかったです(ノД`) 
若干の高所恐怖症の私は、スマホを落とさないかヒヤヒヤ、展望台が壊れたらどうしよう、、と落ち着きませんでした笑
本記事の見出しにも使っていますが、展望台からのビーチの写真がこちらです↓

夕暮れ時で一部影になっていますが、それでも素晴らしい眺め!
手すりが整備された展望台はここだけで、別のビューポイントを求めて次は崖の先端部分の方まで歩いていくことにしました。とはいえ、この先は舗装されてない道。。
まだよちよち歩きの娘にはかなり険しい道なので抱っこ紐を使いました。

改めて見ると結構危険(°_°)

私は途中で足が疲れたため先端部までは行きませんでしたが、それでも崖の先に広がる景色は格別でした。
紅の豚ビーチを見納めしたところで、いよいよザキントス島ともお別れです。

トラブル続きの夜

ここからは、美しい景色に心を洗われたはずが、アテネに着く頃には精神的疲労がMAXになった経緯です。しょうもないエピソードですが宜しければどうぞ。

トラブルその1:空港行きタクシーにベビーカーを積み忘れる

最後の観光を終えてホテルで預け荷物をピックアップし、そのまま同じタクシーで空港に向かうことになっていた私達。そのため、ホテル前で車に乗ったまま、荷物はスタッフの方が積んでくださったのですが、その際にすっかり確認を怠っていたのです(どあほう)
空港に着いてびっくり、ベビーカーが無いではありませんか〜ヒィィィイ
急いでホテルに連絡したところ、奇跡的に私達のお世話をしてくれていたコンシェルジュのジョージも同じフライトでアテネに行くとのことで、ベビーカーを持ってきてくれることに!助かった。。
とはいえアテネ行きフライトは小型機なので、コンパクトなベビーカーであっても預け荷物にしなければならず、果たして間に合うのか?!
ハラハラしながらジョージの到着を待ち、締切時間ギリギリのところでベビーカーを受け取りなんとかチェックイン&セキュリティゲート通過!
ジョージありがとう。ふぅーーーと胸を撫で下ろしました。

トラブルその2:深夜0時すぎ、暗闇にて開かずの鍵との格闘

アテネまで1時間程度の短いフライトでしたが、空港に23時頃着、タクシーで市内まで移動すると宿に着いたのは夜中の0時過ぎでした。
アテネではアクロポリスへの近さと価格を重視し、Booking.com経由でホテルではなくアパートメントタイプの宿を予約していたのですが、これが裏目に出ることに。。
宿泊先アパートのエントランス付近にて指定されたとおり鍵をセキュリティボックスから入手し、エントランスを通過したところまではよかったものの、狭いエレベーターで上階へ行き部屋に向かう際、廊下の照明が全く付いておらず真っ暗!省エネ?故障?
スマホのライトを使ってなんとか部屋を見つけ、2つある鍵の1つを使ってドアを開けようと試みるも、全く開け方がわからない。。
オーナーに連絡してみるも夜中なのでレスポンスは無し。。
鍵が開かないなんて、そんなことある?!と思いながら軽く30分以上は費やし絶望しかけていたところ、突然ドアの小窓がガシャッと開き、中から男性の顔が!!!
一瞬、部屋を間違えて不審者だと思われ正当防衛として銃で◯されるかと思いました。本気で。
心臓バクバクになりましたが、なんとこの男性はこのドアの先にある2部屋のうちの片方に宿泊しているお隣さんでした!(だから鍵が2つあったのです)
まさかそんな構造になっているとは思っていなかった私達は、夜中に起こしてしまった申し訳なさ、そして気力も体力も限界の時に現れたこの救世主への感謝の気持ちで何度Thank youと言ったかわかりません。
救世主曰く、彼も到着時にこの鍵に苦戦したようで、鍵を左側にひたすら回し斜め45度の状態で押すとドアが開くようになっているが、建て付けが悪くて少しコツがいるとのこと。後ほど明るい状態で練習することにして部屋に入り、フラフラになりながらなんとか深夜2時に就寝しました。。
恐らくここ最近の旅で一番のトラブルでしたが、子供が終始眠ってくれていたことが不幸中の幸いでした。真っ暗な廊下で夜を明かさずに済んで本っ当によかった泣

ギリシャ3日目だけでかなりのボリュームになってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました!
お気軽に♡・コメントいただけると嬉しいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?