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劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班(21/04/03-04)

どーも! #見守り太郎です 。メジャー邦画の初土日興行だけを、興行収入を見守りたいから見守る記事を毎週お送りしております。

今週は、韓国ドラマを日本でリメイクし、2018年に放送された連続サスペンスドラマの劇場版、「劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班」を見守りたいと思います。

① 作品紹介

過去を変えろ。未来を信じてーー 傑作サスペンスの連続ドラマが遂に映画化! 無線機だけで繋がる"現在"と"過去"の刑事が未解決事件に挑む!!とのこと。

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② OP興行

まずはこちらを確認します。

シグナル

販売数:63,629席
座席数:560,842席
回数 :2,584回
館数 :248館

稼働率  :11.3%
平均キャパ:217席
平均回数 :5.2

続いて、こちらを確認します。

興行収入を見守りたい! との齟齬を修正すると、以下のようになります。OP興収も近い「ラストレシピ」と比較します。

シグナル

初土日興収 :1億3,800万円
初土日動員数:10万0,000人
実質座席数 :71万2,360席

★最終興収=(315館×217席×5.2回×14.0%×1,380円)×◯◯倍
ラストレシピ

初土日興収 :1億3,800万円
初土日動員数:10万7,000人
実質座席数 :117万2,280席

★11.4億円=(313館×362席×5.2回×9.1%×1,290円)×8.3

2016年以降の実写邦画全体のOP興行でのポジションはこちらです。

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※縦軸が座席数、横軸が動員数。

※薄緑が最終興収10億円未満、緑が10〜15億円、水色が15〜20億円、青が20〜30億円、紺が30億円以上。紺色作品のみタイトルも記入してます。

※赤点が「シグナル」、ピンクが「太陽は動かない」、「ブレイブ 群青戦記」、「奥様は、取り扱い注意」、「騙し絵の牙」など公開中の近作。

最終興収は、現状10億円乗るかどうか…と言わざるを得ません。

③ まとめ

「シグナル」は、1館あたり217席キャパで5.2回を315スクリーンで上映、平均して100席あたり約14人を動員。「ラストレシピ」は、1館あたり362席キャパで5.2回を313スクリーンで上映、平均して100席あたり約9人を動員。

同じ東宝配給作品ですが、キャパに大きな開きがあります。まだ春休み期間の学生層もあるなか、競合作品ひしめく繁忙期になっていることと、コロナの影響でしょう。

テレビドラマの劇場版(興収10億円超え)

2016年
★信長協奏曲:46.1億円
さらば あぶない刑事:16.1億円
★HiGH&LOW THE MOVIE:21.2億円
HiGH&LOW THE RED RAIN:12.0億円
★デスノート Light up the NEW world:22.0億円

2017年
相棒 劇場版4:19.2億円
★昼顔:23.3億円
HiGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY:13.6億円
HiGH&LOW THE MOVIE 3 FINAL MISSION:11.8億円

2018年
★コード・ブルー:93.0億円

2019年
★コンフィデンスマンJP 1:29.7億円
★劇場版 おっさんずラブ LOVE or DEAD:26.5億円
HiGH&LOW THE WORST:12.2億円

2020年
★今日から俺は!!:52.0億円
★コンフィデンスマンJP 2:38.5億円

2021年
奥様は、取り扱い注意:?億円
劇場版シグナル:?億円

毎年1作品以上20億円超えを出しているテレビドラマの劇場版ですが、今年は「奥様は、取り扱い注意」と「シグナル」と、なかなか厳しい状況です。

「ラストレシピ」のように伸び率が8倍あれば最終10億円は超えますが…果たして!

以上、「劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班」でした。

なお、各用語に関しては、こちらからご確認くださいませ。

#見守り太郎

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