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初の読書会実施!心理士の方に色々質問!#月刊対話2024年5月ver.

こんにちは。mimamo代表のしーまです。
4月から始まっています、mimamoの #月刊対話
※chatGPTがそう言ったので名前つけてみました。

mimamoは定期的な面談で中高生と対話をしているのですが、本記事では今月の印象的だった対話をピックアップしていますので、読み物感覚で楽しんでもらえると嬉しいです!

※mimamoのサービス内容は以下の記事をご覧ください。


5月の対話をピックアップ

①読書会の実施

先月学生と「次回は読書会をしたいねー」という話をしていたのですが、早速実現しました!

読書会とは、参加者が選んだ本や特定のテーマについて読んだ書籍を共有し、感想や解釈を話し合う集まりです。これは本を通じて知識を深めるだけでなく、異なる視点を聞くことで理解を広げる機会となります。

読書会とは?

4月の中頃にどんな本にするかを学生の方と決めたのですが、その時彼女が読んでいた本が伊坂幸太郎先生の「ペッパーズ・ゴースト」だったので、こちらに決定!

おすすめ度120%

少しだけ不思議な力を持つ、中学校の国語教師・檀(だん)と、女子生徒の書いている風変わりな小説原稿。生徒の些細な校則違反をきっかけに、檀先生は思わぬ出来事に巻き込まれていく。伊坂作品の魅力が惜しげもなくすべて詰めこまれた、作家生活20年超の集大成!

あらすじ

もくもく部屋で一緒に勉強をしている大人も誘い、合計4人で読書会を実施しました。

学生や社会人の方の立場からすると、毎週一緒にオンライン上で集まって勉強しているので、なんとなくその人となりは分かっていますが、改めて対話的に話すことは今までなかったので新鮮だったと思います!

本を選んだ後は「みんなに何を聞きたいか」、1人ずつ質問を考えてもらいました。

  1. 心が一番惹かれた一文は?

  2. 印象に残っている場面、その理由は?

  3. どの登場人物の目線に合わせてどう感じたか?

  4. もやっとする場面はあったか、その理由は?

質問によってかなり個性が出ますよね。
この質問の視点を持ちながら本を読み進めていったのですが、「ここだ!」とマーカーを引き、ページをメモをしながら「なぜこの場面・文章なのか」を考えるのはまさに言語化のトレーニングだなと、、、!


1か月弱の各自の読書期間後、遂に読書会当日📚
大きなルールは決めず、ざっくり下記の流れだけを作りました。

  • 自分自身が考えた質問に対して、なぜそれを聞きたいと思うか、背景を話す

  • 各質問に対して、自分の思ったことを言葉にして共有する

  • 質問・感想がある場合は都度OK

  • 準備ができた人から話す

「なぜそれを聞きたいと思うか」の背景を聞く中で興味深かったのが「なぜ本を読むのか?本を読む目的は?」という問いです。その人の思考・経験が知れ、そこには本を通じて何を満たしたいかが分かりました。

参加してくれた友人に「読書会の感想を文章にしてみて!」と無茶ぶりをしたのですが、すごくきれいな文章を送ってもらえたので載せます。(許可済み)

私が本に求めているのは、安心と自己理解でした。
登場人物の心の動きや考え方など、自分と似ている部分があると、すごく共感できると同時に、「その感覚は私だけじゃなかったんだ!」と安心します。私は自分が間違っていることが怖くて、普段から感じていることや考えていることをよく人に話すタイプではありません。だからこそ、自分の感覚は決して間違ってはいないのだと安心できる本が好きなのだと思います。

そんな私が、読書会では、本を通して自分が感じたこと、なぜそう感じたかまで、(今日はよく喋ったなと思うほど)たくさん喋ることができました。それは、読書会の参加メンバーがみな、誰かを否定したり馬鹿にしたりするような人たちではないという居心地の良さがあったからだと思います。

ここまで本を通じて自己理解するのはすごいですね。
同じ本を読んで、感想を言語化し、他の考えや視点を得ることは読書会の大きな魅力の一つです。
また、他の参加者が開かれた姿勢でいることが、そのような安全で対話的な環境を作り出していると思います。


学生の方からすると、1冊の本を数人で事前に読んで感想を話す+深掘る、といったことは恐らく今まで経験がなかったのでとても良かったのではないのではないしょうか!(だと嬉しい!)

私たち社会人の立場からしても、その場で役に立つ・有用性が高い本を読むことは多いかもしれませんが、いわゆる即効性がない分野の本を読むことはは日々に忙殺されて後回しにしがちなので、双方にとって価値ある時間だったと思います。

次回もしたいねーという話にやはりなりましたので、6月にまた実施します!
選書は学生の方にしてもらいつつ、大人側のメンバーは変化しながら進めたいと思ってます!

この記事を読んだ方で読書会に参加してみたい、と思った方はお気軽にご連絡ください📚

ただ、オンライン上での交流(しかも未成年)なので、安全性を考慮してもくもく部屋に参加している方のみの参加になってますのでご了承ください。
※もくもく部屋参加者の大人は面談を実施してからの参加になってます
↓もくもく部屋の詳細説明記事はこちら


②心理士の方に色々質問!

mimamoの面談は対話のテーマが決まっていないのでその場での悩みや出来事、好きな等をその都度深掘りをしていくのですが、今回は進路選択が大きな話になりました。
進路選択ってとても悩みますよね。
特に大学は色々学部があるけど、実際そこが何をしているのか、好きな事をそのまま選択して良いのか、就職に役に立つ学部が良いのか、、、。

色々な方の意見を聴くことは選択する上で重要な手掛かりになると思い、今回話をした学生が「心理学部や福祉関係に興味がある」とのことだったので、じゃあ実際に心理関係の方に話を聴いてみようの会を実施しました!

私の友人の心理士の方に声をかけ、3名でオンライン質問会を実施!
(大学時代によく部活の練習に参加させてもらった卓球仲間です)

学生の方には聞きたいことを事前に考えてもらうようにもお伝えしました。

まずは心理士の方の自己紹介・どのような仕事をしているかといったことをお話いただき、学生の方からも「なぜ心理学に興味があるか」を伝えてもらった上でスタートしました!(※仕事内容の詳細は伏せます)
実際質問した内容は以下の通りです。

・なぜ心理学部に行ったのか
・大学はどのような授業だったのか
・大学院ではどのようなことをしていたか
・なぜ今の仕事に就いたのか
・実際大学生活は大変だったか
・仕事でしんどくならないようにどうしているか
・心理学部に行く人はどんな人が多いか
・どれくらいの人が心理系の仕事に就くのか
・心理学を学んで良かったと思うことはあったか
・心理学を学ぶことは自分にどのような影響があったか
・心理学を学ぶ上でおすすめの本は?
 →嫌われる勇気(これだけちゃっかり記載します)

心理学部の勉強内容や実際にはどのような職種に進むのか、私も気になっていたので、詳しく知れてとても良い機会でした。

このような機会が、なんとなくのイメージの解像度がちょっとでも上がり、学びたいことが徐々に明確になり、自分自身とその興味についてより深く考える助けになると思います。
進路選択、就職活動にしろ「なぜそこを選ぶのか」の問いかけが増えるほど自分自身をよく知ることができ、思考が深まりますが、同じコミュニティ(家族・友人)だとお互いを知りすぎているので、敢えてそのような質問をする・される機会は少ないのではないでしょうか。
私は高校生の時、教員志望だったのですが、ここまで大人に色々と深く聴いた記憶はなかったなあと思い返してました。
そもそも聴こうという考えもなかったです(笑)

mimamoは斜め上の立場として、少しでも自分を考えるきっかけになり、気づき・学びがある対話を安心感がある中で実施出来ればと思います!

今回は読書、進路選択の対話がメインになりましたが、勉強の悩みが大きい学生には「どうすれば勉強のやる気が出るか」「自分が勉強に集中でできる環境は?」等、彼ら自身にフィットした面談を行っています。

ご興味がある方は公式ラインよりお気軽にお問い合わせください!
また、現在mimamoを1か月間モニター利用してくださる方も募集していますので、ご応募もお待ちしております。


今後もmimamoの対話を毎月発信していきますので、楽しんで読んでいただけると嬉しいです!

また次回の記事でお会いしましょう!

↓mimamoの月刊対話マガジンはこちら


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