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自分の心を嫌な事(人)から守るには?

自分の心を嫌な事(人)から守るには?

1 我慢をする

人には自動的に嫌な事や心配事から、自分の心を守ろうとする防衛機能がある。

自分の言いたい事、したい事を無理やり力ずくで心の中に抑え込む。(抑圧) 忍耐、辛抱、我慢をする。
意外や? これもストレスを貯めない方法だという。面白いですね。
虚を突かれるという感じです。嫌な事から、嫌な人から逃げる事。現実には難しいですが、いつかそれをしなかったら後悔する時がくる。


2 合理化して物事を考える!

欲しい靴が高すぎて買えなかったとき
「流行もので、自分には平凡な物のほうが長持ちするわ」と
最もらしい理由をつけ、自己正当化する方法。

上手に開き直りができたり、負け惜しみが言えるようになるように、柔軟な対応を取る。


3 嫌なことは昇華する努力をする!

心の中の満たされない思いを、スポーツや芸術、学問、自分の興味のあることに集中、熱中する事で解消する方法。

自分の打ち込める物を見つけると心が前向きになり、満足度が高まる。
これって、割とみんなしてるわね。


4 投射する方法

自分の嫌な部分を他人の中に見ること。
自己反映は自己反省の反射になりますね。


5 反動する方法

自分がしている事、自分の意見の正反対の振る舞いをして、その場を繕うこと。
これも一つの身を守るための技術になります。嘘も方便ですね。
現実は甘くはないです。生き延びる方法の一つの選択肢になります。


6 退行現象になる方法

人目を気にせずに大泣きしたり、駄々をこねたり、さじを投げたり、
甘えたりと赤ちゃんがえり、赤ちゃんのように振舞う赤ちゃん現象。
これも心の機能の中の防衛機制だそうです。

よく成長した子供が母親に、母親がお婆さんに、又、大人の夫婦同士がしているのを見てびっくりさせられますが、これも防衛機制だったのですね。納得(笑)


7 置き換える方法

本来の相手ではない相手に思いを向けて満足する方法
満たされない愛情を他の者に向ける方法。

夫との仲が上手くいかないと、子供に愛情を集中して注ぐ事など。
沢山のお稽古事をさせたり、高級なお洋服を着せたり、これは一時しのぎで、お子さんははた迷惑ですよう(笑)

問題を放置して旅行に行く。
いくら旅行で一時しのぎをしても、家に帰れば問題は解決していない。


8 補償する方法

自分の劣等感を他の分野で補う事。これが駄目ならあれがあるさ!
これは自己努力でいいですね。

この中の3つぐらいを見つめれば良いそうです。

外で無理やり我慢をしている人ほど、家の中では家族に当たり散らす。
外とは違う仮面をかぶり生活をしている人は、心がどんどんと疲れていきます。


★自分より下を見て、自分と比べることを「下方比較」

自分より上を見て、自分と比べることを「上方比較」と言います。

「下方比較」は、心はあまり満たされず、仮面を被りやすいです。

☆彡それに比べて、「上方比較」では、自分の上の方に目線を向けるので、目指すものができると、人は前向きになり、心も段々と改善していきます。

自分が現在、幸せであるかどうかのチェックにも、この下方比較と上方比較は一つの基準にもなります。

あの人は素敵な人だ。あの人は尊敬できる。あの人の様になりたい。
うん、いい傾向ですね~~~~~!

嫌な人、嫌な事からは造作を付けて上手く逃げる。それでも逃げられないのが現実ですが?
これも一つの大切な生きる上での処方箋ですね。
沢山の処方箋を柔軟に対処し実行して生き延びるしかいない。
良いことは遅れてやってきます。

処方箋は、築いていたら山となる。
時間が全てを解決してくれる。
時の流れが全てを水に流してくれる。

それを信じて行きましょうね!

はい、では楽しい連休をお過ごしくださいね。チャオ!

ここまでのお付き合い誠に有難うございました。

君よ! あなたよ! 負けないで!

PHP研究所の資料から


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