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お皿の向こう側

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一人で焼肉

一人で焼肉

肉が無性に食べたかった。

一人で焼肉をする。
それは私が今まで憧れ続けていた行為である。
鉄板で自ら育てた肉を誰の目を機にすることなく白米と掻き込む。
想像して欲しい。

***

神保町食肉センターはお昼から長蛇の列だった。
Netflixで動画を見ること2時間。

店内のカウンターに通された。

選べるセットは3種類。
全てを食べきったところから
次のセットを自由に選べる。

ハツは生で食べ

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シチリア

シチリア

令和は、毎日執筆を続けたいと思った。

以前神奈川に住んでいた頃、足繁く通っていたお店があった。

高津区にあるtrattoria BUBUである。

ここでひと月の半分は食事をしていた。

ビールの美味しさを教えてくれたのはこのお店の料理だった。

私はカウンターに座るのが好きだった。
カウンターからみえる手と火の暖かみが
味と一緒に心に沁みた。

オススメはタコとジャガイモやイワシのマリネ

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味わい深い手

味わい深い手

館山に出かける機会があった。
知り合いの身内がやっているお鮨屋さんを訪れた。

ここのお店は主に、漁師料理、江戸前寿司、漁師寿司を食べることができる。
食べたネタはふぐ、金目鯛、黒むつ、ひらめ、ねぎとろ、しめさば。

ネタがとにかく大きい。口にいっぱいに広がる。なのに噛んだ瞬間、シャリとネタが柔らかくほぐれ、魚介の旨味、脂で満たされる。

けして、気取っているわけでも、映えるわけでもないお寿司。

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お皿の向こう側//TETOTEO@溝の口

起きて12時、外に行く準備ができて14時。
この時間が指す意味は
世間のランチタイムが終わった頃である。
けれど私の気持ちはランチを求めてる。

そんな時にお世話になるのがこのお店である。

@ラムカツ定食
付け合わせにはツナと切り干し大根の白和え、ほうれん草のおひたし

ご飯は白米が玄米がえらぶことができる。
素材を生かしたわさびがお肉とマッチしてご飯がサクサクすすむ。

@牛タン定食
人参ラ

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お皿の向こう側//レストラン十勝@日本橋

お皿の向こう側//レストラン十勝@日本橋

大人になってから静かなとこで
食事を楽しむのが好きになった。

落ち着いた空間で
落ち着いた懐かしい洋食を食べたいならオススメのお店である。

[牛タンの赤ワイン煮込み]

十勝産の赤ワインを思わず口の中で
合わせたくなる一品。

[トンテキ]

[タコのカルパッチョ]

大切な誰かとまた行きたい味だった。
#日本橋 #ディナー

お皿の向こう側@つるばみ舎//経堂

お皿の向こう側@つるばみ舎//経堂

「ホットケーキが食べたい」
そう思うことはないだろうか。

焼いている時の甘いふんわりとした香り。
生地のしっとりした甘み。
バターの塩味とはちみつの甘ったるさが口の中で絡み合う、なつかしいあじ。

一枚一枚丁寧に焼かれて出てきたホットケーキは
焼いた人の優しい顔が見える気がする。

おうちで焼くホットケーキもいいけど
誰かに焼いてもらうホットケーキも悪くない。
#ホットケーキ #おやつ #グル

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