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価値観やスタンダードの変化。

時代によってノーマルは変わります。
白かったものがグレーになり、黒へ変わったり
意外と、その逆もあります。

我が子達を見ていて
時代の変化も価値観の移ろいも感じるし
学ばせてもらっています。


常に変化の手前に生きていた

私の年齢は40代前半なのですが
思い返せば
〝不思議と変化の手前に生きていた〟
ように感じるのです。

◎小学校での集団予防接種
小・中学校で
集団ワクチン接種が行われていた
ということすら知らない方もいるでしょうね。

1987年、保護者の同意を得た希望者にのみ
実施するよう法律が改正されるまで
行われていたのはわずか11年間。
たった11年間しか行われていなかったのに
期間に該当したことで
自分にその経験があるというのも
面白いなぁと感じます。

◎卒業アルバムの個人情報
私の場合だと、高校の卒業アルバムまでは
ぎっしりと個人情報が書かれていました(笑)
そして、卒業アルバム以外にも
全学年生徒の名簿が配布されていて
それを頼りに年賀状を送ったりしていました。

そこには名前・住所・電話番号・出身校まで!
何故、配布するようになったんだろうか…
いまだに謎ですけど。

私が高校卒業した後すぐに
名簿の売買が行われているという話が出回り
数年後、その名簿は無くなり
卒業アルバムの個人情報も
記載は無くなりました。

価値観の変化

息子達が中学生くらいの頃
色々と、自分の価値観と彼らの価値観の差を
肌で感じるようになりました。

◎アメトーークの〝運動神経悪い芸人〟
我が家のメンズ達は運動神経が良い人達です。
私は真ん中くらいかな。

そんな真ん中の私でも
アメトーークの〝運動神経悪い芸人〟で
涙が出るほど笑わせていただきました。

でも次男がポツリと
「できない人のことを見て笑うのは可哀想」
と言ったのです。

うん。たしかに。そう言われれば私も同感。

当時の私は
「芸人さん達は仕事として
一生懸命、客を笑わせることに徹しているから
それを見て勇気をもらえる人がいたり
楽しいと笑う人がいることを
誇りに思うかもしれないよ。」
と返しました。
今思えば、それは私の勝手な解釈でした。

次男のひと言は衝撃的で
当時、当たり前のように笑っていた自分が
少し恥ずかしいように感じたのです。

◎ 学校へ行くのが当たり前論
私は、どんなに行きたくない日でも
行かないという選択肢がありませんでした。

私の中のこの価値観は
ここでは詳細を省きますが
不登校になった長男がぶっ壊してくれました(笑)
これに併せて、先生の言うことは絶対説も
ぶっ壊してくれました!!

先生が絶対的な存在として君臨していたのが
今となっては、昔話ですね。

おわりに

時代が進むことによる価値観の変化は
これから先もあるのでしょう。

そういえば金曜ロードショーで
「耳をすませば」が放送された時
ネット上でツッコミが多々あったそうです。

図書館での本貸出カードによる雫と聖司の出会い
(↑個人情報漏えいでは?)
自転車の2人乗り
(↑道路交通法違反では?)

…それらのツッコミ
分からなくは無いけれど。

作品の時代や背景などに理解を示した上で
鑑賞できたらいいのになぁ。
でも、そうしたツッコミを入れることが
今の時代でのスタンダードなのかな。

「あの頃は良かった」ではなく
今の当たり前を受け入れられなければ
変化の波に飲み込まれてしまうのかな。

今生きている人の中でも
そうした変化の背景を知る世代の人達って
昔と今の両方を見つめることができて
ある意味、色々な目線で
物事を捉えることができて良いのかもしれない。なんて思いました。

最後までお読みいただきありがとうございます。
ではまたね。


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