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5月21日 小満。

今日、二十四節気でいう「小満(しょうまん)」を
迎えました。
「何のことやら?」と思われた方は
これを機に是非
寄っていってください。   オイデー⸜(๑⃙⃘˙꒳˙⸜๑⃙⃘)

小満

毎年5月21日頃、もしくは
小満から次の節気である芒種(ぼうしゅ)までの期間。

「草木が茂って天地に満ち始める」という意味で
この小満を過ぎるとしっとりとした梅雨が訪れ
そして、暑い夏がやってきます。

1年の間でもっとも気持ちのいい時期とされています。

蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)

小満の初侯 5月20日〜5月25日頃のこと。
蚕が桑の葉をたくさん食べて成長する頃。

小学校の頃
クラスで蚕を育てていたのを思い出します。
幼虫である蚕は桑の葉を食べて育ち
糸を分泌して繭をつくりその中で蛹に変態します。
皆さんご存知のとおりこの糸が絹となります。

今思えば、蚕を皆で育てたのは
生き物と自然と人間の暮らしの繋がりを
教えてくれていたのかなと思いましたが…
今頃気付いたんかい!(^_^;)
遅過ぎですね…反省(笑)

そして、私は虫が大の苦手なのですが
あの頃は不思議と触れたんですよ…。
「可愛い」とさえ思っていた記憶があります!
何故だろう…。

あの頃は蚕を触れた私…🐛💕

紅花栄(べにばなさかう) 

小満の次侯 5月26日〜5月30日頃のこと。
あたり一面に紅花が咲く頃。

紅花は古代エジプト時代から
染料として利用されていました。
花びらの水に溶ける黄色の色素と
水に溶けない赤の色素から、紅色がつくられます。

別名「末摘花」とも呼ばれます。
末摘花と聞くと私は源氏物語を思い出します。
鼻の赤い常陸宮の姫君のことを末摘花と呼び
褒めていない感が否めないです。

そんな末摘花こと紅花ですが
独特な形をしているけれど
ささやかながらも生命力を感じさせる
どちらかというと可愛らしいお花です。

紅色、そして黄色🌼

麦秋至(むぎのときいたる) 

小満の末侯 5月31日〜6月4日頃のこと。
初冬に蒔かれた麦が熟し、金色の穂をつける頃。

この時期に穂を揺らしながら吹き渡る風を麦嵐といい
この時期に降る雨を麦雨と呼びます。

麦秋(むぎあき)や 子を負いながら 鰯売り

小林一茶

麦秋(ばくしゅう)とも読む季語。
百穀が成熟する、麦にとっての「秋」です。
麦畑が黄金色に染まる
5月下旬から6月初旬のこの時期を麦秋とします。

麦の価格が高騰していますね…🌾

おわりに

この時期の旬の食べ物には
らっきょう(若摘みしたもの=エシャロット)、
アスパラガス、魚のアジなどです。

アスパラガスの肉巻きが私は好きです。

そして、中高生にしたら
6月1日の衣替えに向けて制服の移行期間ですかね。
毎年のことなのに、意外と忘れるんですよね〜(笑)

最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまたね。

【参考・引用元】
こよみ便覧
暦生活

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