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パニック障害あるある⑪「自立支援と障害者手帳」「いいのはわかった。で、実際どう言えばいいの?」




毎月の病院通い。

いわゆるメンタルクリニック。

これも実は、そう簡単なことではない。

まず、出かけることも大変だし。

「先生にちゃんとお話できるかな?」

とか

「言いたいこと全部伝えられるかな?」

とか。

不安はつきない。

自分の症状を、分かってもらえるように伝えなくちゃ。

あとから、

「あ、しまった!あれ、言うの忘れちゃったよ」

なんてことに、ならないように。

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と、普段の診察ですら、そこそこハードルは高い。

そこへきて。

「自立支援の申請?」

「障害者手帳の申請?」

いやいや。

ハードル高すぎでしょう。

今日はむり。

ムリだよ、ムリムリ。

なんてことにも、なってもおかしくない。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

先生はすんなり受け入れてくれるのか?

「なんでですか?」

なんて、言われちゃったらどうしよう。

初めてのことって不安だよね。

診断書書いてもらうの、いくらかかるんだろう?

すぐに書いてもらえるのかな?

そう。

わからないことだらけ。

だからつい。

「ま、いっか」

「また、今度にしようか……」

なんて、先送りにしてしまったり。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

わかるよ。

そうなる気持ち。

とってもわかる。

でも、大丈夫!

勇気を出して。

こう言えばいいだけ!

「自立支援の申請をしたいので、診断書を書いてください」

「障害者手帳の申請をしたいので、診断書を書いてください」

これだけ!

棒読みになっても大丈夫!

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そしたら先生はなんて言うだろう。

「はい!わかりました!」

って、すぐに言ってくれるのか?

「いやぁ…。診断書をかいたからといって、申請とおるかどうか分からないよ…。」

なんて、ちょっと渋々な感じに、なるのか。

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私の場合はこうだった。

①自立支援の申請をしたいので診断書が欲しい。

「診断書出すのに5000円かかるけどいいですか?」
(金額はうろ覚え)

というへんじ。

ここでひるんではいけない。

「はい。大丈夫です」

キッパリはっきり、答えた。

そしたらすんなり、書いてもらえたー!

やったー!

その時はすんなりいけたんだけど……。

問題はその次だった。

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それはまた、別の日のこと。

②障害者手帳の申請をしたいので、診断書が欲しい。

「うーん……。診断書出すのに5000円かかりますよ。それに、申請が通るとも限らないですよ。手帳が交付されたからといって、それほど恩恵が受けられるかどうかも……。うんぬんかんぬん……」

(金額はうろ覚え)

こう言われてしまって。

なんと、ひるんでしまったのだ。

「わかりました。じゃあ、いいです」

と。

バカだよねー。

何やってんだか。


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そしてまた、日を改めて。

再度トライしたのだ。

その日は

「絶対にひるまない!」

と、心に決めて挑んだ。

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「障害者手帳の申請をしたいので、診断書を書いてください」

もう。

感情はいれない。

淡々と、伝えるべきことを伝えるのみ。

先生の反応は、前回と同じく。

「うーん…。申請したからといって、(以下同文)」

ここでめげてはいけない。

「はい。大丈夫です。診断書をお願いします。」

もう、ここは。

決まったセリフを言うかのように。

決めた言葉をただただ言った。

もちろん、そう言われたら、先生は断る理由もない。

費用を支払い、無事、診断書をもらうことができた。

「やったぜ!」

のりきった!

心の中でガッツポーズだ。

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やってみれば、カンタンなことかもしれない。

でも、やるまでは、すごく難しいことのように、感じてしまったりするんだよね。

そして、もらった診断書をもって役所へいく。

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「自立支援の申請をしたいのですが、どこの窓口にいけばいいですか?」

「障害者手帳の申請をしたいのですが、(以下同文)」

役所にいったら、受付でこう言うだけ!

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そして、案内された窓口でこう言うだけ!

「自立支援の申請をしたい」

「障害者手帳の申請をしたい」

それだけなんです!

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役所に行くことも、けっこうハードルが高かったりするし。

慣れていない場所に行くだけで、ヘトヘトになってしまう。

でも。

がんばって、ここまではやってしまおう!

申請を終えたら、あとは数日後に書類や手帳などが郵送で届くのを、待つだけだから。

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結果的に。

どちらも申請して、本当によかったと思っている。

あの時、勇気をだしてがんばってよかった。

ありがとう!

あの日の自分!

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もし、まだ迷っているなら。

どうか勇気をだして、やってみてほしいです。

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