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シンガポールで牛乳販売のお手伝いをした話(前編)

みなさんこんにちは!久しぶりの投稿です。近ごろむし暑い日々が続いていましたが、お盆を過ぎてからは天塩では秋の風を感じる日もちらほら出てきましたね。

今回と次回は、天塩町での地域おこし協力隊の仕事の一例を前編と後編に分けてお話しします^^今回ご紹介するのは、海外に乳製品の販売展開を行っている酪農家さんのお手伝いをさせてもらった時のお話です。

前職で海外に行く仕事をしていたということもあって、町では資料の翻訳や英語でのまちの魅力発信、海外から研修生が来た時の受け入れ対応などをさせてもらっているのですが、なんとありがたいことに海外で仕事をさせてもらう機会もありました。

天塩町には、自社でこだわりを持って牛乳の生産・乳製品の製造を行っている酪農家さんがいらっしゃり、なんと海外(アジアなど)の国々でも販売展開を行っています。協力隊になって1年目の秋頃でしたが、その酪農家さんからお声がけいただき、シンガポールでのイベント出店のお手伝いで現地に同行させてもらうことになりました。

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天塩町内の放牧地でのびのびと草をはむ牛たち

ところで皆さん、シンガポールのことはどれくらいご存知でしょうか?
シンガポールといえば、やっぱり口から水を出しているアレとか、3つの柱に長ーいお皿が乗っているアレとか、ですよね。

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マリーナベイサンズとマーライオン

シンガポールは東南アジアにある国で、マレーシアの南に位置しています。赤道直下にある国で、とにかく年がら年中暑い!笑 日本との気温差もあり、ちょっぴり暑さにもやられましたが、この熱帯気候はまさしくアジアの国に来たー!という感じがしますよね^^

シンガポールは中華系、マレー系、インド系の人々が共生する他民族国家であることから、公用語は英語やマレー語、華語(標準中国語とマンダリン)、タミル語とさまざま。街中の案内看板の文字も様々な言語で表記されています。シンガポールにはこうした多様な文化が存在するため、チャイナタウンやリトルインディア、アラブストリートなど、それぞれの文化が集まるコミュニティがあります。

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リトルインディアにあるヒンドゥー寺院(スリ・マリアマン寺院)

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ぎゅうぎゅう詰め

シンガポールの文化や現地での食情報については、後ほどご紹介していく予定ですのでお楽しみに^^

さてさて、この旅におけるシンガポールでのお仕事についてですが、今回その酪農家さんが出店されることになったのが、現地にあるシンガポール高島屋で開催された ”Japan Food Matsuri 2018” というイベント(2018年9月28日〜10月14日の間で開催)。このイベントは、シンガポール高島屋の25周年特別企画として開催されたシンガポール最大級の日本食の祭典とのこと。日本全国の美味しい食品が集まり、イベント会場では商品を購入したり、その場で飲食ができるものも販売されていました。

↓ に貼ってあるイベント紹介記事は英語ですが、現地でのイベントの様子が分かるかと思います^^

こうしたイベントでは、店頭に立って商品の説明などを行ってくれる現地のスタッフさんがいらっしゃることが多く、今回の私の主な仕事は、現地のスタッフさんに北海道や天塩町のこと、商品の特徴やPRポイントなどをお伝えし、スタッフの方々と一緒にお客さんに商品の販売を行うことでした。

海外業務の経験はあったものの、コンサルティング会社に勤めていた私は、現地のお客さんに英語を使って商品の販売をするのははじめて。ちょっぴり緊張しながらも、どんな雰囲気になるのだろうと、とても楽しみでもありました。

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上階から見たイベント会場

今回販売した商品は、タイトルにもある通り、「牛乳」です。出店された酪農家さんは様々な種類のスイーツを製造されていますが、今回は牛乳のみ!シンガポールの方々がこの「牛乳」に対してどのような反応するのか見てみたいとのことで、実験的な取り組みだったようです。

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今回販売した牛乳

後編の記事では、販売した牛乳のことや、実際の販売現場でのやり取りなどについてお話ししたいと思います。シンガポールの文化や食などについてもご紹介する予定ですのでお楽しみに〜!

Ayaka

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