最近の記事

留学中にウクライナの子と出会った話②

この記事で私が去年の留学先でウクライナ避難民の子と出会った話、その子の言葉を動画にした経緯を書いたんやけど、 その”動画”がやっと完成した。 彼女の言葉で私が一番印象深いのは、 ”I wasn't afraid of me. Ok, I'll die. That’s it. But, my friends, people who are so close to me and who I love, I can't imagine my life without them.

    • 日本を感じるカナダと感じないカナダ

      カナダ留学といえばバンクーバー?トロント? 私はそのどちらでもないモントリオールに留学した。 渡航したのは2022年の2月。 日本人に全く出会わない。 コロナ後国境が再開して間もないころだったし、 真冬真っ只中だったし、 そもそも自分のコミュニティがまだ小さかったから 当たり前っちゃ当たり前。 でもそれにしてもいない。 高校の時オーストラリアの田舎にちょこっと留学したけど、 それよりもいない。 夏になって大学の研修とやらでちらほらと留学生が来た。 でもその子たちも夏が終

      • 2023.8.15

        台風直撃とのことで、家で過ごす一日。 相変わらず動画三昧な私は、NHKの「Z世代と戦争」という番組に行き着く。 あ、そうや、今日は終戦の日。 大学卒業前の最後の学期、外交政策や核抑止の授業で学んだのは、 「戦争、核をなくそう」を共有できない国がいる中で平和や核軍縮を目指す難しさ、 多国間外交では正直さや誠実さが時に仇となること。 でも、それは日本の核保有の必要性を肯定することにはならない。戦争や核の緊張感が高まる今日であっても。 小学生の時に読んだ「はだしのゲン」

        • 留学中にウクライナの子と出会った話

          去年の留学中、ウクライナから避難してきた子達に沢山出会いました。 そのうち一人の女の子と仲良くなって、 仲良くなったことで、 私自身色んな感情を得ました。 当時の日記をnoteに残します。 _________ 私が2022年に交換留学したこと、 2022年にウクライナ戦争が始まったこと。 私がMcGillを留学先に選んだこと、 McGillがウクライナ避難民を受け入れたこと。 私が訳あって学部授業を受けられなかったこと、 彼女が英語を学ぼうと思ったこと。 彼女と

        留学中にウクライナの子と出会った話②

          ケベックが英語を規制する目的

          前回の投稿で、モントリオールに住む若者は英仏のバイリンガルな環境に対して良く思ってるのに対し、ケベック州政府は仏語のモノリンガリズムを目指そうとしている、という話をした。 グローバル化が進んでいる、進んでいるどころかもうグローバル化した世界で、2ヶ国語話せるのは有利、なんならもう当たり前なぐらいなのに、 なんで今更"モノリンガル"を目指すの? 日本に住む私からするとここが一番の謎やったんよね。 レポート課題のテーマに掲げて調べてみたら、州政府のこの動きにはケベックの

          ケベックが英語を規制する目的

          モントリオールの「Bilingualism」

          前回の投稿で話したように、モントリオールでは、英語とフランス語のバイリンガリズム(Bilingualism、二言語併用)が成り立ってる。*1 他言語を話すのは、努力と才能によるものだと思ってた。 義務教育で学ぶ、テストで高得点を取る、それでもネイティブの英語には辿りつかない。 学校の授業以上に努力と時間を費やして得られるスキル、それが言語(英語)だと思ってた。 モントリオールと日本、同じように義務教育で英語を学ぶのに、どうしてこんなにも違いが生まれるのか。日本の英語教

          モントリオールの「Bilingualism」

          「バイリンガル」で当たり前

          モントリオールで雪以上に驚いたのがフランス語。 もちろんフランス語が使用されてるのは知っていたけれど、想像以上のフランス語率。 入り口出口、バスの停留所、あらゆる標識が読めない読めない。 買い物などは、基本的に英語が通じるのでフランス語ができなくても、何の問題もない。パッケージ表記はフランス語だから、Google翻訳が手放せないけれど。 複言語として大学でフランス語を受講してたから、「英語はもちろんフランス語も会話できるようになれればいいな〜」なんて軽い気持ちで来たけ

          「バイリンガル」で当たり前

          雪国に来てしまいました、

          そんなわけで無事にカナダのモントリオールへ辿り着き、約10ヶ月の留学生活が始まったわけなんだけど、 着いてからがまた山あり谷あり。 モントリオールは、カナダの東側、ケベック州に位置する街。 到着した2月は真冬真っ只中。 年に1.2回、積もるか積もらないかの雪しか知らない私は、何も考えずにスニーカーで行き、案の定、到着初日に家の玄関で滑って転んだ。 転んだタイミングで、夜中の2時頃だったのにも関わらず、「大丈夫?」と扉を開けてくれたルームメイトとはそこで初めましてだっ

          雪国に来てしまいました、

          コロナ禍での葛藤

          長い月日をかけて準備した留学が、コロナに呆気なく奪われて戸惑った学生たち。私もその一人。 前述したように今の大学は留学のためでしかなかったから、もし留学に行けないなら わざわざ高い学費を払ってもらった親に申し訳ない、 留学の他になにを目標にして頑張ったらいいんやろ、 もう光の見えない真っ暗なトンネルの中にいる気分だった。「お先真っ暗」とはこのこと。 カナダ留学の目標のために紆余曲折しながらも 頑張ってきた今までの学生生活。 行けない理由が、自分の語学力だの成績だの、ただの

          コロナ禍での葛藤

          「カナダ留学。」のワケ

          「目標は?」と聞かれたら「カナダ留学。」と答えて約10年。2022年にその目標を叶えた私のバックグラウンドをちょこっと。✍️ 海外旅行好きの親にいんなところ(とは言っても東南アジアばっかり)連れてってもらった小さい頃の私は、 空港やホテルで英語を話す親の姿をみて、 自分も話せるようになりたいなと思ったのが、 英語を頑張るようになったきっかけ。 あとは親も大学時代に1年オーストラリア留学していたこととか、 いとこの家族がオーストラリア住んでることとか、 いろんな材料が合わさ

          「カナダ留学。」のワケ

          はじめてみる。

          せっかくいい経験をさせてもらったんだから、 あの時思ったこと、考えたこと、感じたことを なにか記録に残したいけど、 キラキラ楽しい思い出を残すインスタとは温度差ができてしまいそうなので、、 noteに書き記すことにしました✍️ 上手い文章は書けないので、 身内にあーだこーだ話す感じで つらつらと書いていきます。 へーそうだったんだ、なぐらいで 読んでいただけたら嬉しいです。☺︎

          はじめてみる。