見出し画像

組織崩壊のハナシ、完全歩合制からの学び


はじめに

ざっくりとした内容をまとめたい。

ベンチャー企業の新規事業部長として営業代理店事業を6人でスタートさせ、運営を行い2ヶ月で界隈で驚かれるほどの売り上げをあげることができていた。(自慢ですwww)
しかし、その2ヶ月後完全崩壊を迎える。

きっかけは、役員の介入によるものだ。

教育フローが整っていない中、チーム人数よりも多い7人の新人を送り込んできたことがきっかけだ。

事業内容

内容は、とある商材の訪問営業だ。

to B向けの商品を、平日に実際に訪問して売るという世の中によくある事業になり。事務作業・マネジメントは私が行なっていたので、業務としては基本的には営業を行うことになる。

また、完全歩合制の、勤務日数・稼働時間・ノルマの決まりがない完全に自由な動きができる体制をとっていた。

人によっては、午前中営業回って数件取れたので帰りますということができるという体制だ。

運営中に感じていた違和感

それぞれ契約を取れているが、日に日に取れる人と取れない人の差が大きくなっていった。

特に大きな問題でもなく、当本人も営業に対してもやる気に満ちていて数字が全く取れていないわけでもなかった。

しかし、その原因に気づいたのは崩壊してことが終わった時だった。

その時点で気づいていれば大きく違ったのかもしれない、、、

ヒビ割れ

新人が入ってきた時に、大きく組織体制が変わることになった。

新事業を動かすために、私から役員にマネジメントが移ったのだ。

その段階で、チームの取りまとめを手伝っていた2人をマネージャーとしてマネジメントをしてもらうことになる。

2人に任せた理由としては、営業が得意な1人・事務作業が得意な1人というように業務負担を減らしプレイングマネージャーとして動いてもらうためだ。

その際に、2人にはマネジメント費が発生するようになる。
条件としては、KPIの達成することでマネジメント費が発生するという内容だ。逆にいうとマネジメントをいくらしても、売上が達成できないのであればそこに対して1円の報酬も発生しないというハードな条件だった。

個人的にはマネジメントフィーを下げてでも固定でもらったほうがいいと2人には伝えていたのだが、そちらを選択したと聞いた。
その話し合いは、私には知らされず役員が勝手に2人を読んでしていたので事実はわからないが、、、

このような、組織体制の変更によって作り上げてきた雰囲気・流れにヒビとも気づかないような小さな切れ目が入ることになる。

崩壊

ここから先は

1,749字

¥ 100

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?