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笑いあり、涙あり!? 月に一度のセーブポイント 「数秘 de 月の振り返り」 に迫る!

突然ですが
とある勇者のお話を

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どうやら砂漠のステージを通過した模様


冒険の中でもかなり難易度の高いステージをクリアした勇者。勇者は近くの街に立ち寄る。


繰り返し遭遇し、何度も負けをくらってきた敵をようやく倒した後の達成感と疲労感を全身で感じながら、活気のあるメインストリートをあてもなく歩く。


ここで一旦足を止めて休もう。
どこか良い店はないか?


申し分はなさそうだけれど、いまいちピンとこない店を何軒か見送った後、脇道の奥にひっそり佇む小さな店が横目に入った。


茶屋か?宿屋か?
外からは中が見えづらい。


看板はなく、扉には「WELCOME」とだけ書かれた簡素な板がかかっている。

木造の地味な店だが居心地はよさそうだ。不思議だけれど、「ここだな」と直感が伝えていた。


ギィと軋む扉を開けると、正面のカウンターの奥からホビットのような小柄な人が出てきた。


「いらっしゃ〜い!好きなところに座ってー……って、うぉあ゛!!!」


つんのめって、両手に持ったワインをこぼしそうになる。


どうやらここは飲める店で、どうやら店主はおっちょこちょいな小人(こびと)らしい。


自分以外に客は2人。

見たところ、手練れの魔法使いと駆け出しの剣士といったところか。


どうやらお互い顔見知りらしく、新しく入ってきた客の顔を確かめたら、またおしゃべりに興じ始めたようだった。


どうも、と軽く会釈をして、窓際の席を取る。


メニューは?と店主の方を向きなおろうとしたところで、あの小人店主の声が店中に響いた。


「それでは、今月の振り返りを始めていきまぁ〜っす!」



え……フリカエリ?


どうやら昼から飲める店らしい


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笑いあり、涙ありの
参加型エンタメ!?

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というわけでみなさん、あらためまして。
こびと店主、みっこです(身長154cm、人間です)。


ここまで書いたことは単なるフィクション。

ですがわたしは、毎月こんな感覚で「月の振り返り」を開催しています。

少人数での振り返りタイム


わたしのnoteinstagramでも、ちょこちょこ出てくる振り返り。


正式名称は一応「数秘 de 月の振り返り」なんですが、誰も知りません。笑


わたしも参加者さんも、いつも「振り返り」と呼んでいます。


読んで字のごとく、月の終わりにオンライン(zoom)で集まり、

そのひと月をそれぞれに振り返って、言葉にして、頭と心を整えよう


っていう、一見ちょっと地味で真面目な会……


と思いきや!


ときにしっとり、ときに大爆笑。

タイミングとメンツによってコロコロ色を変えていく、笑いあり涙ありの参加型エンターテイメント、みたいな場です。


会が終わる頃には、

「いやぁ、人間っていいねぇ」とか
「なーんか力抜けたわぁ」
とか
「今日もいい時間だった〜」
とか


思わずそんなセリフが出てきちゃうような力が、なぜかある。



と、い・う・わ・け・で!


「振り返り」も3年目に突入したこのタイミング(2022年9月)に、「振り返り」とはなにか?という記事を書いてみることにしました!


セッションを受けてくださった方限定の会ではありますが、興味のある方に雰囲気だけでもお届けできたら嬉しいです♩



それでは、スタート〜★


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旅の途中で立ち寄る
小さなセーブポイント

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冒頭で唐突に始まった、とある勇者のお話。

あれは「振り返り」のコンセプトをイメージしていただくためのもの。


「振り返り」のコンセプトはこちら↓


そもそも「セーブポイント」っていう言葉を聞き慣れない方もいると思うので、まずはこの言葉の意味から説明していきますね。


「セーブ」っていうのは、ゲーム用語。

世の中様々なゲームのジャンルが存在しますが、その中に

RPG(ロール・プレイング・ゲームの略)と呼ばれる、勇者や魔法使いたちがゴールを目指して旅をしながら成長していく冒険ゲームがあります。


ドラゴンクエストやファイナルファンタジーが有名


そういったRPGの中では必ず、

ゲームの合間合間に、進捗をセーブするための「セーブポイント」っていう場所に行かないといけないんです。


これは、文書作成なんかでいうところの「保存」(英語では "save")みたいなもので、

セーブポイントでセーブしないままうっかりゲームをやめちゃうと、

「あれだけ頑張ってやったことが、全部消えてしまった……ガックリ……」

ってことになっちゃう。



文書を保存してなかったぁああー!

が悲劇であるように、


ゲームをセーブできてなかったぁああー!

も、悲劇。



そしてわたしは、わたしたちの人生の中でも、「セーブする」っていう行為がけっこう大切なんじゃないかなぁ、って思ったりするんです。


わたしたちはそれぞれ、自分オリジナルの仕様(RPGならキャラの職業だし、数秘なら自分の数字の並び)を持って、人生という物語を旅する主人公。


戦士、剣士、魔法使い……あなたのキャラは!?


そしてRPGでセーブが必要なように、人生という物語においても、どこかで一旦足を止めて、


◉自分の生きてきた時間にダメ出しをするんじゃなく、客観的に正当に評価して、自分を正当に労って

それまでの進捗や成長の軌跡を認識して、自分の中に落とし込んで

可能なら、自分以外の人の視点も借りながら、自分の状態をより客観的・多角的に見て、明日からの生き方に取り入れていく。


闇雲に走り続けるんじゃなく、一旦止まる。ちゃんと区切りをつけて、コンディションを整えて、それからまた歩き出す。

そうすることで落ち着いて冷静になれたり、気持ちがリセットされた経験がある方って多いと思います。


階段の途中の踊り場のように、登山の途中の見晴らし台のように、適切なタイミングでの「セーブ」は、現状把握や軌道修正も含めた「自分の人生の舵取り」をさらに加速させます。


そして、人生をもっと自分ごととして受け止めて、自分の人生に対する姿勢や、自分自身との関係も深めていくことにもつながる、とわたしは考えています。


そう捉えてみると、「セーブする」ってかなり大切な時間だと思いませんか?


螺旋階段の途中で、あえて足を止めてみる


「あぁ、それ大事だよね」て、大抵の人は賛同してくれるんじゃないかと思うんです。でも、そんな時間を定期的に、継続的に取れているかというと、それは別の話で。


優先順位は本来すごく高いはずだけど、緊急度は「低」に設定されていることがほとんどだったりします。


「自分の有限な命をどう使うか」っていう大切なことが、短期的な「TO DO」にスルッと置き換えられて、優先順位ランキングから滑り落ちていく。


自分のために、あえて時間を作るって難しいです。誰もがそんな時間や機会を定期的に確保できるわけじゃないです。


だからこそ、あえて「そんな時間を作る」「リズムを作る」ことを日々の中に組み込んでいく必要があるんだと、3年前のわたしは考えました。


宇宙が贈ってくれた課題やギフトに、ちゃんと気付くために。

大切なことを大切なこととして、育んでいくために。

よりクリアな状態で、新たな冒険に踏み出していくために。


そんなセーブポイントのような場を、数秘セッションを受けてくださった方たちと共有できたら。


そんな思いから始まったのが、「振り返り」でした。


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裏テーマは
本質(いのち)を育む場

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「振り返り」のメリットは、自分の内面を整理できるとか、自己理解が深まるとか、数秘的なアドバイスが受け取れるとか、色々あります。


たとえば、こんな感じ⬇︎


参加者さんの数秘の話はもちろん、月の数秘の話も毎回します。

数秘で見る月の過ごし方も解説


こういったことも、もちろん大切なことなのだけど。


わたしが一番大切にしたいと思っているのは、

「自分の物語を生きるのは自分」という自覚と、その喜びや熱さを、参加する人たちが「分かっている」んじゃなく、心身で体感できるようになること

です。


自分が自分の物語を生きているという自覚と体感。


それがないなら、数秘も含め、どれだけ便利なツールや多様なメソッド、高度な知識を持っていても、わたしたちの本質(いのち)は目覚めない。


わたしはそう思っています。


立ち止まっては、軌道修正


自分が生きる現実は、自分の手で作っていっていい。


「なにか美しいものを、自分にとって意味があると思えるものを、表現して、形作って生きていきたい」


それは、わたしたちの魂が持つ欲望で、その欲望を満たすための自由と力は、わたしたち自身の中にあります。



だから、わたしの活動テーマは「出会う人の本質(いのち)の解放」であり


わたしのセッションは「あなたの本質(いのち)が動き出す2時間」であり


動き出した本質(いのち)が、ナチュラルに放出されるようになるまでのプロセスを、

見守ったり、支えたり、促したりする場として存在しているのが、この「振り返り」なんですね。



物語の正しい型(正解)を探すんじゃなく、自分たちで気づいて、発見して、形作っていこう。綴り続けていこう。


「振り返り」は、そんな最高に力強くて面白い冒険をしている主人公たちが集まって、それぞれの物語を語り、耳を傾け合う場。


ときには共感したり、ときには可能性や希望を見せてもらったり、自分自身の体験や変化が、誰かの希望になったり。


こびと店主からも声をかけられながら、自分の軌跡を再確認したり、思いもかけない気づきに驚くこともあって。


そこで生まれるやり取りが、やたら面白かったり、やたら深かったりするわけだから(参加型エンタメとわたしが呼ぶ理由w)


これは、単なる休憩どころでも、お喋りルームでも、癒しの保健室でもない。


わたしが持っているイメージ全部を含めた表現ってなんだろう?って考えた末に出てきたのが、


「旅の途中で立ち寄る、小さなセーブポイント」なのでした。


こびと店主も、お茶を飲みながら
お待ちしております♩


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具体的に
どんなことするの?

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ここまで「振り返り」のコンセプトをお伝えしてきましたが、なんとなくでも雰囲気が伝わっていると嬉しいです。


この記事もそろそろ終盤ですが、「振り返り」の雰囲気だけでなく、具体的な流れもご紹介していきますね。


◆「振り返り」の流れ

「振り返り」内の流れも含めて、開催前〜開催後までは以下のようになっています。

セッションを受けてくださった方専用の公式LINEアカウントで参加希望者を募り、アンケートで日程を決定

⬇︎

当日にZoomで集まり、スタート!

⬇︎

⬇︎

振り返り終了!
また来月会いましょう♩

※終了後、PayPay等で参加費のお支払い(500円〜の投げ銭制)


基本形は、いつもこんな感じです!


4人以下の少人数の会を、毎月3回〜4回開催しています。

初めましての方もいれば、何度も参加されてる常連さんも。


ご飯を食べながらの人もいれば、ワイン片手の人、お風呂上がりの人、子どもを遊ばせながらの人、などなど。


ゆるく楽しく、が基本の会ですね。


唐突にミニ数秘講座が
始まることも笑


◆振り返るのは「出来事」じゃない

ちなみに「各自の振り返りタイム」は15分。

その15分間で、以下の3つのことをできる範囲でやります。


このステップからも分かると思いますが、やったことや起こったこと、達成したことといった「現象」を振り返るわけではありません。


大切なのは、その次のステップ。


現象を通して「自分が何を感じたのか」といった「内的な変化」を振り返る。

そして、それをさらに俯瞰して見てみる。


これも、この「振り返り」の特徴です。

「内的な変化」が振り返るときの軸


◆なぜか仲良くなる(笑)

ついでにもうひとつ書いておくと、

「振り返り」では、職業、年齢、居住地、性的指向など関係なく、参加者さん同士が仲良くなることが多いです。


リアルで会ったことがないのに、振り返りで何度か一緒になって、いつの間にか仲良しに。

お互いを訪ねてリアルで遊んだ!なんてお話も聞きます。


でもこれは、案外不思議なことではないのかもしれません。


数秘という共通言語を持ちながら、

それぞれの人生の中にすでにある宝物を、小人店主やその場で集まった人たちと一緒に再発見して、拾い上げて、

「うわ〜、これはきれいだね!」「いいものもらったね〜!」って、祝福し合うわけだから。


同じ旅を行く者同士、そんな時を過ごしたら、仲良くならないわけがないのかもしれませんね♡

常連さんも初参加さんも
笑いの絶えなかった回


さいごに

今回の記事では、「数秘 de 月の振り返り」について特集しました!いかがでしたか?


数秘という共通言語で交流できるのはもちろん、自分の命を生きる物語の主人公同士、楽しい話から深い話まで、伸び伸び自由に話せる場所です。


セッションを受けてくださった方で、気になっていたけど参加したことなかった!という方は、ぜひ遊びに来てください。


こびと店主(イメージです、イメージw)


こびと店主が、カウンター(画面)の向こうでお待ちしています!

それでは、また次の記事で〜♡



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