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ありのままの自分に "生まれなおす" プロセスとは 【セッションのご感想】


「この並びは……う〜む」


と、思わずうなってしまうような数秘にときどき出会います。


先日ベーシックセッションを受けてくださったSさんも、そんな数字の並びを持つおひとり(ご感想を記事の最後に掲載させていただきました!)。


相反する性質が同居していたり、そもそも掴みづらい性質の数字がチラホラ。


大胆さがありながら繊細で、自分のことしか考えていないのに気遣いの達人で、猪突猛進なのに視野は世界規模、みたいな。すごいでしょう。笑



もちろん誰しもそれぞれの複雑さを持っていて、わたしもセッションをやればやるほど、わたしたちの真のあり方というのは「矛盾そのもの」なんだと教えられます。


Sさんの数字たちは、そのことをあらためて見せてくれました。


そしてSさんが感想に書いてくださったように、


「このままで間違ってなかったんだな、そしてこんな自分でよかったんだな」という、自分を理解することの許しとパワーを感じさせてくれました。


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極端に言ってしまえば、「ありのままの自分」のままでは生きていけなかったんです、誰もが。


親に怒られれば見放される気がして、出る杭になれば友だちから仲間外れにされる気がして、独りぼっちになってしまうのが怖くて。



わたしたちの遺伝子深く埋め込まれた、完全自動の高性能な自衛本能。


たとえそれがわずかでも、「存在としての死」の香りを振り払うために奔走する。


自分の形を無理やり捻じ曲げ、蓋をし、拘束具をつけ、成功者の身振り手振りを真似、違う顔になりすます器用さと賢さを身につける。


それがどんどん上手くなって、気づいたときには、自分の顔も、色も、喜びも、思い出せなくなっていて。



「わたしって、誰だっけ。」って、ふと思う。




でもこれは悲劇でもなんでもなく、私たちの精神・魂の成熟のプロセスの一部です。



自分を隠し、そして、見つけ出す。

自分を殺し、そして、自分を生きる。

自分を跳ね除け、そして、抱きしめる。



一度は自分ではない誰かになろうと努力して、その苦しさがトリガーと原動力になって、本来の自分を掘り起こそうと試行錯誤する。



ここに例外はなく、すべての人がこの過程を経て、本来の自分、より純度の高い自分へと、生まれなおしていく。わたしはそう考えています。


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その生まれなおしを促すために、人生は様々なギフトをわたしたちに送ってくれます。


それは大抵の場合、わたしたちの意識からすると「困難」や「ハードル」というトリッキーな包み紙に、それはそれは丁寧に、そして巧妙に包まれて、わたしたちの元に贈られてきます。


最初はそんなことも分からず、「なんでいつもわたしだけが」「なんでこのパターンを繰り返してしまうんだろう」と、負のループをまわり続けているような気になって。



でもそれも、この成熟のプロセスと人生の意図を汲み取れたとき。


わたしたちは人生から惜しみなく贈られてくるギフトを受け取り、包みを丁寧に開けて、その奥に隠された真意を受け取れるようになるんです。




必要なことは、不足を埋めることでも、何かを(あなたを)変えようとすることでもなくて、すでにあるものにただ気づいていくことだけ。



あまりにも使い古されて擦り切れたような表現ですが、必要なものははじめから全部ここにあります。


本当のあなたも、あなたの使命も、そのあなたがあなたであるために必要な環境や道具も。



今までも、これからも

ずっとあなたのそばにあったし

ずっとあなたのそばにあります。



数秘術というのは、数字を通してこの「すでにあるもの」に気づけるツールだとわたしは思ってます。


つまり、あなたがあなたに生まれなおして、本当の願いを生きていくための後押しです。



探すのではなく、気づくこと。


言葉遊びのようになってしまうけれど、「自分探し」ではなく「自分気づき」のような道のり。


慣れないうちは簡単ではないですが、分かってしまえば、あとは気づき続けるだけでいい。



Sさんや多くのクライアントさんたちが言ってくださる「このままでよかったんだ」の感覚を感じながら、人はそんなシンプルで愛おしく、気づきに溢れる生き方のスタート地点に立つのだと思います。



わたし自身も、数年前に潜在数秘術に出会い、まったく同じことを感じました。


そして、そのままの自分でよかったと感じられたところから、自分を生きる喜びや、活かせる楽しさ、人生の彩を知っていきました。


数秘術のセッションをきっかけに、あなたにとっての「このままでよかった」を、ぜひ感じにきてくださいね。


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ただただ、青い空を。


最後に、Sさんがご感想の中で「永久保存版の取扱説明書」と表現してくださった鑑定書について少しシェアさせてください。


Sさんの鑑定書の表紙には、夏の青い空と白い雲の写真を選びました。


※毎回その方の数字の世界観からインスピレーションを受けて、わたしが画像を選ばせてもらっています。



Sさんの数字の並びは複雑で、彼女がこれまで歩んできた道のりが「平坦さ」とは正反対にあったということが、容易に感じ取ることができました。


表紙を選ぶにあたって、Sさんが持つ繊細さゆえの美しさと、生の衝動が混在する複雑さを表現することも、最初は考えました。


でも彼女はきっと、最後にはどんな嵐の空も突き抜けていく人。


彼女の魂は荒れ狂う風の中でも、人生の操縦桿(ハンドル)から手を離さなかったと思ったんです。



そして、雷雲をふっと開けた抜けた先の、平穏な静寂。



広く広がる、青い空。



それが彼女の魂が求めた世界。



このためにすべてがあったんだと知る、その瞬間を切り取ったつもりです。



最後に、その鑑定書の表紙としておつけした画像と、そこに添えたメッセージをシェアさせてください。




Sさんには、ただただ青い空を。

複雑さや繊細さもひっくるめて、自由に未来を描いていく。


力を抜いて、どこまでも望むままに。

大切な人たちと共に。



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セッションのご感想(抜粋)

Sさん(30代女性 占い師)

◉ セッションを受けてのご感想
みっこさんがたくさん笑ってくださったのがホッとしました。とても楽しかったです。

自分では気づかなかったことや、知らなかったことをたくさん知ることができたし、なんだか許されたような気もしました。

私このままで間違ってなかったんだな、そしてこんな自分でよかったんだな、と。


◉ みっこってどんな人だった?
とても優しくて、あたたかくて、笑顔美人さん


◉ 鑑定書を読んだ感想は?
まず、私だけの表紙というのがとても嬉しかったです。

そして、本などにはない、ほかの自分の数字と合わせて書いていただけているのも分かりやすかったです。

永久保存版の取扱説明書をいただいた気分です(*^^*)


◉ このセッションのどんな点がおすすめ?
・自分のことをたくさん知ることができる
・イラストなどで視覚的も受け取りやすくしていただける
・みっこさんは優しい人
・ボリュームたっぷりの鑑定書がいただける

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